国盗り頭脳バトル 信長の野望
中央値: 81 Amazon点数: 4.1
スコアーボード
標準偏差 12.44 難易度 3.37 mk2レビュー数 43ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 1pt |
88pt
GOOD!
・オリジナリティ
「信長の野望」シリーズは基本的にシリーズが進むごとに1回のプレイで統一するまでの期間及びプレイ時間がものすごく掛かる事で知られるが(例えば戦争1つ万全の状態で行うにも、内政・軍備強化・外交などかなり間にクッションが入ることになる。すぐに戦争を行うのは余程の短期決戦でもない限り愚策)、1プレイに時間がかからないように超絶にシンプルな形にして、ルールも覚えやすくした(基本が兵種の3すくみによ
る戦闘など)ことは評価に値する。
またシンプルでルールが覚えやすく1プレイに決着が付くまで時間を余り要しない、ということはマルチプレイをするのにも適している。
昔の「信長」「三國志」シリーズではプレイヤー同士のマルチプレイも存在したが、時間がかかる事(慣れている人が面子の中にどの位居るかでも時間は変動する。慣れてない人にはルールをレクチャーすることもマナーです)やゲームのシステム自体の複雑化(ソロプレイでも時間が半端なくかかるのだから、マルチプレイをやろうものなら1年進めるだけでかなりの時間になりかねない)が相成ったこともあり、いつの間にかソロプレイ専用のゲームと化していった。
その点でルールをシンプルな陣取り合戦にし、「マルチプレイの楽しさ」を追求した点でも評価は高い。
・熱中度
1プレイが時間がかからないとはいえど、武将のレベルアップ(軍団に加えた武将は経験値が上がりレベルアップする。強化限界や特技の発動確率も上がるのでさらに有利になる)やプレイで手に入れた「名声」を使って新たな武将を獲得したりと、熱中させる要素も多い。
またシナリオモードも「織田信長編」の中盤まではチュートリアル的な要素が強いが、その後のシナリオモードはかなり頭を使う展開が多いため(また「特別編」という難易度の高いifシナリオも存在する)、それをクリアするのもかなり真剣になった(特定の章をクリアすると仲間になる武将もいるし、「戦乱」モードの選択できるマップが増えたりするので尚更)。
BAD/REQUEST
強いてあげると、武将事典などで現在の武将の経験値&レベルが表示されないため、仲間を育てたい際にはやや不便に感じるところがあった位か。
COMMENT
「国盗り頭脳バトル」という枕詞が付いた形の「信長の野望」シリーズの新作だが、シンプルながらも味わい深く、本来シミュレーションの醍醐味であった「対人プレイの楽しさ」(人間はコンピューターを相手にするより遥かに手ごわい。慣れている人なら尚更)を追及した点で現在の「信長の野望」シリーズに勝るとも劣らない物を持つ作品として評価できる。
「信長の野望」シリーズの複雑化に敬遠していた方も、1プレイに時間がかからず熱中できるゲームをお探しの方も、夏の夜長に遊び倒してみてはいかがだろうか?
Amazonレビュー
レビュー者: おきらくさん レビュー日: 2008-06-29占領したマスのポイントを制限ターン以内に規定数増やすか、
制限ターン経過後にポイントが一番高いと勝利、というルールの
シミュレーションゲームです。
コマの動く順番、戦闘での勝敗、コマに与えるダメージなどが全てルールの元に
決められるため、あまりランダム要素がありません。
つまり、勝敗はまさにプレイヤーの腕前次第。
「頭脳バトル」の名は伊達ではありません。
それでいて信長の野望らしく、多くの戦国武将が登場し、
それぞれが特徴ある能力や特技を持っています。
戦って得た名声と引き替えに武将を集め、それをデッキに組み込むという
カードゲームのような要素もあります。
何より対戦が面白く、Wi-Fi通信によるネット対戦は本当に楽しめます!
もちろん戦績によってランキングなども付けられ、名声も多く貰えます。
もしネット対戦中に相手が強制切断しても、その相手は負けとなりますし、
他にもプレイヤーがいるなら引き続きコンピューターが担当してくれるので
マナーが悪い人がいても安心です。
また、1人用のシナリオもかなりボリュームがあり、手応えも十分!
コーエーの会心の作品だと思います。
かなり面白い、お勧めの作品ですよ!
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GOOD!
オリジナリティ:戦国時代を舞台にしたボードゲームであり、
陣取り合戦なのですが、ルールが大変よく練られており、
オリジナリティ溢れるものになっています。
兵種は3種類3すくみ、攻め手の戦力の多い場合は勝ち、等
単体であるならあまり珍しくないルールを
うまく組み合わせ、独創的なものに昇華しています。
熱中度:読みの楽しさを存分に味わえる対戦用ボードゲームに仕上がっており、
一人用のCOM対戦もwifi対戦も熱いです。
基本、プレイヤーの思考、読み合いによって
ゲームが進行していきます。
しかし運がまったく関係しないわけではなく、
武将の特技などは発生に運が絡みます。
この思考と運のバランスがまた絶妙で熱中してしまいます。
快適さ:シンプルな操作でプレイでき、必要な操作も少ないので、
一部をのぞきかなり快適です。
その他:一人用のシナリオモードはキャラが面白く、引き込まれます。
信長の野望シリーズと無双シリーズの間をとったような人物描写です。 平手政秀や柴田”権六”勝家など、ツボる人はツボると思います。
BAD/REQUEST
グラフィック:個人的には問題ないどころかむしろ歓迎なのですが
信長の野望シリーズからの使い回しが多いので、
使い回しが気になる人は気になると思います。
快適さ:DSの画面が小さい為、
マップの全体像がつかみづらいです。
しばらくプレイしていれば覚えてなんとかなりますが、
最初は面倒でした。
説明書を読んだ程度ではルールがよくわからない。
良い所に書かせて頂いたように非常によくできたルールなのですが、
実際にやって(なって)みないとわからない部分が多いです。
今作の一番残念な部分はここです。
考えても分からなかった場合は、
ネットで調べたりするのをオススメします。
その他:タイトル。
クイズか脳トレのソフトみたいで誤解を生みそう。
更に信長の野望とつけてしまったのでそこでも誤解を生みそう。
COMMENT
傑作です。
ボードゲームとして大変面白いです。
「やればできるじゃないかコーエー!」と感動させらてしまいました。
製作チームの方々は素晴らしい仕事をしたと思います。
ただかなり難しいので、ゲームでリラックスしたい時には向かないです。
このゲームが気になる方は、
公式サイトからPCに体験版を落としてみるのをオススメします
(要動作確認チェック)。
このゲームがどんなものかよくわかりますよ。