ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 4pt | 4pt | 1pt | 2pt | 2pt | 2pt |
43pt
GOOD!
・キャラクターのグラフィック・造型が素晴らしい。
それぞれに人としての存在感があり、
美しいと感じます。
また、音声・ボイスも魅力的で
何度も聞きたくなります。
・こじんまりとしたワールドマップに
箱庭のように丁寧に描き込まれた世界が綺麗で
気持ちが良いです。
・シュミレーションゲームですが、
戦闘時にボタンを押して介入する為
キャラクターを動かす爽快感があります。
BAD/REQUEST
・敵の移動距離を含めた攻撃範囲が表示されない。
・キャラクターが倒されても
効果範囲の広い復活アイテムでの戦線復帰が容易で
なおかつ復活したキャラクターが即座に行動できる為
戦略性が薄いです。
・敵の多くが、行動パターンが少なく
こちらから干渉範囲に侵入しない限り動かない為
局地毎に敵を囲んで倒してはパーティーで移動する、という
単純作業になりがちです。
・購入したアイテムをその場で装備できない、
ステータス画面でのキャラクターの切り替えがLRボタンのみ、
ソフトリセットがない、
Lボタンでのセリフ送りができない、
等、システム周りでの不便さが散見されます。
・フリーバトルがなく、レベル上げができない。
COMMENT
・シュミレーションゲームとしての底の浅さが
最大の欠点だと思います。
難易度を高く設定し、「女神の羽」という
仲間を犠牲にし難局を乗り切るアイテムを使うかどうかで
プレイヤーを逡巡させるアイデアの為に
キャラクターを育てる、というゲーム性が削がれてしまっています。
その為に、RPGではなく
シュミレーションというジャンルを選択したのだと推察するのですが、
シュミレーションゲームとしての戦略性はあまりなく
結果として夢中になれる要素の少ない
どっちつかずのゲームになってしまっていると感じました。
上記の設定を活かすのであれば、
フリーバトルが可能なマップがあり
思う存分レベルUPできる分、
ゲーム内時間が経過するほどバッドエンドに近づいていく、
というような仕様であれば、
RPG色が強くなり、育てる楽しみが広がり
ずいぶん違った印象になったのではないかと感じました。
世界観やキャラクターは本当に魅力的で素晴らしいと思うのですが
ゲームとしての面白さが薄いので
個人的にはお勧めしづらいソフトだと思いました。
Amazonレビュー
レビュー者: 忍者マン レビュー日: 2017-01-09ふと思い出して、購入しました。
昔の作り込まれたゲーム感があり、ストーリーにも入り込める導線。
シミュレーションRPGですが、戦闘はアクション要素がありとても面白いです。
長く楽しめそうです。
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GOOD!
なんと言っても女神の羽システムが秀逸。
戦闘中に使用することで、使ったキャラクターの能力を大幅に上げるが、代償としてそのキャラクターは死んでしまうという、他に類を見ない背徳的なシステム。本作の戦闘における重要なファクターであると同時に、シナリオ上の重要なアイテムともなっておりシステムとシナリオを上手くリンクさせている。
一方このゲームの登場人物はただの駒ではなく、キャラクターとして肉付けされている。その為、プレイヤーとしてもこのシステムを使うことへの逡巡や罪悪感や感じることとなり、主人公の心情ともリンクしやすい。
この女神の羽があるせいで戦闘のバランスは全体的に高め。しかもフリーバトルの回数が制限されており、レベルを上げてごり押しもできないため、難しいステージは本当に難しい。しかし決して理不尽という訳ではなく、しっかりと戦略を練れば羽を使わずとも突破できる道が必ず用意されており、クリアに至る一手を見つけた時は非常に快感。
また、攻撃範囲内にいるキャラは全員攻撃に参加できるというシステムの為、移動の順番や距離がとても重要になっており、これも頭を使う。一歩の移動ミスが全滅に繋がるということもあり、気の抜けない戦闘はやり応えがある。
シナリオは、神に復讐を誓う主人公という時点で伺い知れるように非常に重い。
全編を通して描かれるのは神や国家、戦争といった人を超えた存在に翻弄される、家族や友人の愛憎入り混じった悲劇。その安易な救いに走らない展開は見ごたえがある。そして、プレイヤーの選択によって変わっていく主人公もまた見どころの一つ。
それだけにあるエンディングはBGMも相まってとても美しい。ハッピーエンドは存在しないが、それがベストエンディングだとはっきり言える。
グラフィックはDSの一般的なレベル。ただし数は少ないもののムービーのクオリティは尋常ではない。PSPどころかPS2とも肩を並べるデキ。
BAD/REQUEST
戦闘のバランスはやや粗い。
全体的に火力偏重でプレイヤーのユニットが4体しかいないため、他のSRPGのように壁を作って待ち受ける戦法が通じない。とにかく殺れる前に殺れが基本で、腰の落ち着かないプレーを強いられる。
また、複数のキャラが同時に攻撃できる都合上、攻撃範囲の広い槍・魔法・弓を使うユニットが強く、反対にリーチの短い短剣・拳で戦うユニットが使いにくいなどクラス間の格差が激しい。
システム面では敵の攻撃範囲が分からなかったり、スキルやアイテムを使う際に方向を決められないといった部分が不便。他にも、勝利条件を任意で確認できなかったり、連戦マップで途中セーブが出来なかったりと無駄にプレイヤーにストレスを与える部分があるのも残念。
COMMENT
シナリオ・戦闘ともにハードで人を選ぶ部分はあるが、逆にそういった展開が気にならなければ良作になりえる。今からだとまず入手不可能だろうが、予約特典のブックレットを読むと、一層この話に引き込まれる。
スパロボやFEのように、お気に入りのユニットを育て上げるといった要素は皆無だが戦略性は高い。荒い部分もあるがシミュレーション好きならおススメできる。
一周あたり10?15時間程度でクリア可能で、引き継ぎ要素も豊富なため周回プレイも楽。