ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 1pt | 1pt | 2pt | 3pt |
40pt
GOOD!
・世界観が重厚
戦争の荒廃した雰囲気や、その世界ならではの設定などをうまく配置し、
序盤から世界観に入りやすいようになっている。
・絵
萌え系統ではなくリアル系統だが、
ハードな絵柄は世界観とよくあっている。
また、ユニットの絵である程度キャラクター像が想像できるのはすばらしい。
狂気に近いところにいるキャラクターは
表情もどこか狂っている。
決して大げさな表情ではないのだが。
・戦闘
適当にやると序盤から厳しめバランス。
ユニット配置やスキルなどを工夫すれば突破できる、
よく考えられたバランスが楽しい。
BAD/REQUEST
・主人公
序盤で神様から懇切丁寧に「仲間を犠牲にすれば復讐を助けてやるぞ」と説明され、
幼馴染を生贄にささげる。
そこまではいいが(冷酷なキャラクターなら有り)、その後の反応が問題。
「俺のせいじゃないうわああああ」と取り乱したあげく、一度その場から逃走する。
そして葛藤もないまま、次の面から生贄をどんどん捧げるのための仲間を集めていく。
仲間としての「絆」がないと生贄用にはならないらしいので、
仲良くなってから殺すという繰り返しになる。
少なくとも主人公はそのつもりである。
正直この主人公がなにを考えているのかわからない。
神様が丁寧にメリットデメリットを説明していたのを聞いていなかったとしたら
(まあそれもどうかと思うが、動揺していたとかパニックだったとか)、
「俺のせいじゃないうわあああ」はありだと思う。
が、その後結局積極的に(生贄用の)仲間を集めはじめ、
なんなんだこいつと思わざるを得ない。
どう解釈してもおかしな性格……というより、
冷酷になりきれない上に現実すら直視できない小物っぽい性格としか思えず、
テンションダウンする。
そもそも生贄を捧げる動機が逆恨みなのもどうかと思うが。
ともかく、操作したくないと思わせるのに相応しい性格であり、
面白そうだったが途中断念した。
COMMENT
敵を倒した際のエフェクトが鬱陶しいなど小さい問題はあるが、
主人公の性格の前にはそんなことはどうでもよくなる。
ゲームとしては面白そうなだけに、本当に惜しい。
主人公キャラとして、もう少し葛藤を描写する等が必要だった。
描写さえしっかりしていれば、感情移入できないまでも
不自然なキャラクターにはならなかっただろう。
Amazonレビュー
レビュー者: 忍者マン レビュー日: 2017-01-09ふと思い出して、購入しました。
昔の作り込まれたゲーム感があり、ストーリーにも入り込める導線。
シミュレーションRPGですが、戦闘はアクション要素がありとても面白いです。
長く楽しめそうです。
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GOOD!
・ストーリーが重く後ろ暗い
ストーリーでは農民の反乱に始まり、政争、戦争へとつながるのですが、
キャラの彫りが深く、彼らが織りなすストーリーも重厚で、とてもやりごたえがあります。
・隠しダンジョンの存在
クリア後に、ストーリーではなく戦闘に主眼を置いたモードが解放されます。
最初から全キャラ使用可で、自由度が高く好きなようにプレイできます。
・ドット絵風のキャラクター
ドット絵風の2~3頭身のキャラクターが所狭しと暴れ、見ていて楽しいです。
・フルボイス
まさかのフルボイスです。キャラクターが全てのセリフを喋ります。
こんなにコストをかけて大丈夫なのか心配になります。
BAD/REQUEST
・羽を使わない場合のメリットがない
羽根を我慢してプレイする意味がストーリー分岐以外にないというのはなんだかなーと思いました。
羽根を使わなければキャラクターが余るので、編成に加わらないキャラクターによる何かしらの恩恵が欲しかったです。
・戦闘が単調
戦闘パートについて大雑把に言うと、まず魔法で相手の防御力を下げ、適度に相手の体力を削ったのち、全員で攻撃しカルマを得る、この作業の繰り返し。 戦闘に参加していないキャラクターのレベルは上がらないため、バランスがシビアな今作では必然的に特定のキャラを使い続けることになり、同じ編成で同じコンボを繰り返すことになります。
最初は楽しいんですが、これが面倒かつ飽きてきます。
・基本的に不利
こちらは4人以下で出撃しなければならないのに、敵が7~8体いるステージが多いです。
羽根を使わず人数が余っているのに、なぜわざわざ不利な状況で戦わないといけないのか、理解に苦しみます。
・陣形が少ない
チュートリアルで陣形があると教えられ、色々な形があるのかと期待しましたが、4種類しかありませんでした。敵ユニットを前後、左右、3方向、4方向から囲むだけ。ちょっと陣形とは呼べないのではないかと思いました。
・決め技の演出がくどい
けっこうな頻度で決め技を使うのですが、スキップしても演出終了までに数秒とられストレスが溜まります。
こちらとしては与えたダメージの総量を確認次第さっさと次の戦闘に移りたいので、スキップ後に多段ヒットの演出をするのは止めてほしいと思いました。
・敵の攻撃をスキップできない
敵に攻撃されている間はこちらはなにもできず、敵に攻撃される味方キャラをただ眺めることになります。
この時間が地味に無駄で、ストレスを感じました。被ダメージの総量さえ分かればいいので、スキップさせてほしかったです。
COMMENT
萌えに偏重したRPGが多い現状に辟易としていて、RPGをプレイしたいけれどもタイトルが見つからず悶々としていたときに見つけたのがこのタイトルです。
いやあ色々とヘビーでしたね。
仲間にならないキャラはだいたい死ぬのですが、明るい死に際というものはない。愛着のあるキャラに羽根を使ったときの後悔と罪悪感。明らかな善人を主人公一向が殺害したときなど、もうどうしようもない気分になりました。
このソフトのようにヘビーな感情を抱かせてくれるRPGはDSにはあまりないでしょうし、そういう意味では貴重なタイトルだと思います。