ユーザーレビュー
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424人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
313人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 3pt | 1pt | 3pt |
総合点
68pt
68pt
GOOD!
■グラフィック
DSとは思えない程綺麗
建物だけで無く、美麗な1枚絵も多数収録
その代わり、舞台が1つの館(終章に一部例外有)だけという、非常に狭く箱庭的
■演出
よくわからない演出が多いが、雰囲気作りとしては世界観に溶け込めて非常に良い
■新しい面白さ
基本的な流れは証拠を集めて推理、答えを出したらボス戦という感じ
推理の仕方がどうも普通じゃなく、少々こじつけっぽいが、正しく解けるとどことなく爽快感がある
また、適当な推理をした場合でも、主人公が大した根拠も無くとても強引に決め付けてしまうので、これはこれで面白い台詞が見れる
BAD/REQUEST
■快適性
とにかく、何をしても場面の切り替えが遅い
調音査にしろ、超推理にしろ、選択してから実際に実行出来るまでの間が長い
■戦闘
式札を使って回避する手段もあるが、いざ遭遇してしまうと逃げられない
■超推理
問題(闇)が発生する前から正しい答え(複数の闇に対応する刻音)を予め指定の場所に置いておかないといけない場合がある
実際にこういうのがあるのは6章くらいだが、1+1=2の2を先に要求されても普通わかるわけが無い
COMMENT
一言で言うなら雰囲気ゲー
戦闘は取ってつけたようなものだし、推理も本格的とは言えない
しかし、キラリと光るものがあると思った
もっと細かいところに気を配って、本編で詳しく語られない裏設定的な部分をもっと掘り下げてやれば、かなり評価は上がったんじゃないかと思う
個人的にはお気に入り
ちなみに、何の情報も無しにオールSランクを目指すとなると、少々難易度は高め
逆に戦闘は低め
[
問題報告 ]
Amazonレビュー
レビュー者: ちゃんたろ レビュー日: 2009-07-27
暇つぶしのつもりでプレイし始めたのですが意外なくらい面白いです。
プロローグはかなりダルく、独自の世界観と斬新過ぎる展開に
何が何やら置いてきぼり感を味わいましたが(笑)
ストーリー内でチュートリアルは説明してくれるので、触っているうちにだんだん慣れました。
セーブはこまめにしておくべきですが、その辺のシステムは快適なので問題はないです。
逢魔と戦いながら幾重にも重なる過去のパラレルワールドのフィールド内を探索しながら
推理するためのキーワードになる「刻音」を集め
「刻音」をパズルに当てはめるように組み立ててリンクさせてゆき謎を解明していきます。
本来は正しい答えを導き出していくべきなのですが、むちゃくちゃな「超」推理で無理やりこじつけても
主人公達が納得していなくても推理が完了してしまえるのには笑えます。
もちろんそのリスクは後のバトルに影響するのですが…
カードバトル形式のRPGサイドはアクティブタイムバトルな上に
カードや曲の特性を把握し慣れるのに少し時間がかかりましたが
曲変換や神降(ネオンのジョブチェンジ)演出も楽しいので飽きません。
失敗してもゲームオーバーにはならないので慣れるまでトライできます。
DSの画像や音声にはあまり期待していないのですが
案外絵が綺麗で音もいいのに驚きました。
なんとなく「パラサイトイブ」を思い出しましたが
ぜひこのジャンルでまた新しい作品をプレイしてみたいです。
プロローグはかなりダルく、独自の世界観と斬新過ぎる展開に
何が何やら置いてきぼり感を味わいましたが(笑)
ストーリー内でチュートリアルは説明してくれるので、触っているうちにだんだん慣れました。
セーブはこまめにしておくべきですが、その辺のシステムは快適なので問題はないです。
逢魔と戦いながら幾重にも重なる過去のパラレルワールドのフィールド内を探索しながら
推理するためのキーワードになる「刻音」を集め
「刻音」をパズルに当てはめるように組み立ててリンクさせてゆき謎を解明していきます。
本来は正しい答えを導き出していくべきなのですが、むちゃくちゃな「超」推理で無理やりこじつけても
主人公達が納得していなくても推理が完了してしまえるのには笑えます。
もちろんそのリスクは後のバトルに影響するのですが…
カードバトル形式のRPGサイドはアクティブタイムバトルな上に
カードや曲の特性を把握し慣れるのに少し時間がかかりましたが
曲変換や神降(ネオンのジョブチェンジ)演出も楽しいので飽きません。
失敗してもゲームオーバーにはならないので慣れるまでトライできます。
DSの画像や音声にはあまり期待していないのですが
案外絵が綺麗で音もいいのに驚きました。
なんとなく「パラサイトイブ」を思い出しましたが
ぜひこのジャンルでまた新しい作品をプレイしてみたいです。
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GOOD!
・世界観、設定
少しダークテイストで退廃的な雰囲気が非常に良いです。少し特殊な世界設定や、幻想的でゴシック調の世界観が好きなら、世界観設定には満足いくと思います。
・グラフィック
立ち絵、背景等の2Dアドベンチャーパートは勿論、マップ移動や戦闘の3Dパートも凄く綺麗です。イベント1枚絵も凄く沢山あって演出が凝っています。「力が入っているなー」というのがヒシヒシと感じられます。
・戦闘
戦略性があって意外と楽しめます。設定上の緊迫感の演出も成していましたし。
・メインヒロインの変身要素
ほぼ主人公とメインヒロインの2人で物語を進行させるので、この二人を気に入るか否かがゲームの進行意欲に大きく影響します。無難な性格の主人公と比較して、ヒロインは癖が強めの性格をしているので、「神降ろし」によってヒロインの性格や外見を変えて、自分好みのヒロインを選択出来るというのは良い要素だと思います。
・音楽
世界観作りに貢献している最大要素でしょう。退廃的で神秘的で幻想的な独特の世界観を演出しています。曲単独で聞いても素晴らしいと思えるものですが、ゲームの設定と合わせて聞くと、深みが増します。
・オリジナリティ
集めた情報を元に自分でロジックを立てて推理する、かなりプレイヤーに推理させる要素が強いシステムが面白いです。複数ある選択肢の中から正解を選ぶというタイプではなく、「自分で様々な情報の相互関係を踏まえて、推論を組み立てる」という推理をさせるゲームは初めて見ました。
・館モノ
閉鎖空間で様々な人の思惑が絡み惨劇が起こるという、館モノとしての最低限の様式美は守られています。
・満足感
「挑戦的な作品が好き」な人間の個人的意見なのですが、「作品の質云々ではなく、製作者達の試みが面白い作品だったな」といった意味で満足度が高いです。傑作と呼べる一品も、無難でそこそこ遊べる良作も好きですが、こういう成功作とは言い難いけれど、異様な熱意や情熱が感じられる作品も個人的にかなり好きです。
BAD/REQUEST
・ゲームを構成する要素の食い合わせの悪さ
物語の設定は深く考察要素があり、世界観設定は素晴らしく、音楽も非常に上質で、戦闘も面白く、演出は魅力的。全ての要素が名作に成りうる素材だというのに、個々の要素の食い合わせが致命的に悪い。
例えるなら、世界一の前菜とスープとメインディッシュとデザートを、同じ鍋にぶち込んだらゲテモノ料理になってしまったという感じでしょうか。
・物語
はっきり言って設定はすごく良いのですが、その設定が話に反映出来ていません。物凄い深くて壮大な設定を用意したものの、完全に丸投げになってしまっています。用語集とかありますし、考察するのが好きなので個人的には嫌いではないのですが。しかし「補完(考察)要素を意図的に残す」事と「設定を丸投げする」事は全然違います。この作品は後者の駄目な方でした。
・戦闘
戦闘そのものは面白いですが、はっきり言ってアドベンチャーパートとの食い合わせが悪過ぎます。推理に集中したくて、情報を集めようと屋敷内を歩き回ると戦闘になる…。しかも戦闘から逃走出来ないというのも最悪です。「人外の敵」が設定上必要不可欠なので、省けないっていうのは分かるのですが。いっそホラーゲームの様な鬼ごっこ形式にでもした方が良かった様な。
・館モノ
閉鎖空間モノ特有の緊迫感、疑心暗鬼、どんでん返し要素は薄いです。主人公が飽く迄「事件の傍観者」で「事件の当事者」の立場ではないのが原因なのですが。
・快適性
推理に集中したいのに戦闘に阻害されてしまい、大変ストレスが堪ります。
・メインヒロインの変身要素
個人的にはどの性格のヒロインも好きだったのですが、どのヒロインもかなりアクが強いので、どのヒロインも苦手って人が出てきそうです。もっと「好かれないかもしれないけど、嫌われもしない」無難なヒロインを用意すべきだった様な…。
COMMENT
超推理の斬新さや、アドベンチャーゲームに戦闘を組み込んでゲーム性を持たせようとするなど、兎に角「今までにない新しいシステムのゲーム作ろう」という熱意が伝わって来る作品でした。個人的にはこういう挑戦的な作品は大好きです。
では「人に勧めるか」と問われれば「NO」です。
快適性が著しく低く、物語の構成も終了後に納得がいかない作りになっているので。
ですが、あと一歩で名作、良作に成り損ねた「ここさえ良ければ名作だったのに」という惜作を愛でる事が大好きな同好の方にはお勧めしたいです。
とにかく個人的には大好きな作品です。新しい事をやろうとする挑戦的姿勢と、発展途上で完成しきっていないゲームシステムが愛おしくて堪りません。煮詰めて悪いところを潰せば、かなりの良作になる要素が勿体なくて仕方がないです。