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Amazonレビュー
レビュー者: 渡辺 レビュー日: 2005-09-02
とにかく戦闘のバランスとテンポが悪い。
敵味方ともに一人一人のアクションが冗長で、
普通に殴り合っていると一回の戦闘で何分もかかってしまう。
でも、過去のRPGにはそれでもおもしろい物はあった。
それこそメガCDなんて長い読み込み時間があったわけだし。
ルナの戦闘のつまらなさを決定付けているのはそれに加えて、
戦術という概念がすっぽりと抜け落ちているということ。
戦闘における行動の選択肢が、
「単体攻撃」(攻撃対象は選べない)
「全体攻撃」(1種類のみ)
「回復」
「アイテム(補助」
の4つしかない。
単体攻撃の攻撃対象が決められないので、
"集中攻撃で確固撃破!"も、
"ダメージの効率のよい割り振り"も、
なーんもない。
ただやたらと効率のよい全体攻撃があるだけ。
(ダメージ約2倍だから5匹の敵が相手なら
通常攻撃の2*5=10倍の効率だ)
そこで主人公が全体攻撃を使えるようになる、
物語中盤以降どういったことになるのかというと、
先手を取って2人「全体攻撃」1人「単体攻撃」→敵全滅
MPが減ったらカードで全快という流れになる。
ボス戦闘では毎ターン最大HPの12%が回復するカードと、
適当な能力強化カードを使ってあとはオート戦闘。
緊迫感もあったもんじゃない。
こんな戦闘バランスだからアイテム回りのバランスも崩壊する。
武器はそれなりのものをフィールドで獲得でき、
先手を打って相手を壊滅できるため防具は要らない。
買える回復アイテムは効率が悪いから、結局買い物の必要がない。
つまりのところ、レベル上げモード一本で問題なし。
シルバースターは戦闘がおもしろかった記憶がある。
よくあるRPGの戦闘システムに加え、
フィールドという概念を持ち込むことで戦術の幅を広げていた。
その三作目がこんな駄作になるとは…
シナリオもアレなんです。
キャラクターの行動の動機がまったく描かれないため、
いきなり「仲間になるぜ!(なってくれ!)」
「オレはこれをやり遂げる!」「それだけはできない!」
と叫ぶのを感情移入もなしに見ているだけ。
友人のRPGツクールの作品を微妙な表情で遊んでいる気分だ。
第一作の魔法使いの成長の描写はとてもよかった記憶がある。
これは思い出が美化されているのか、
それとも十年の歳月が作り手の才覚を奪っていったのか、
どちらなのだろうか。
敵味方ともに一人一人のアクションが冗長で、
普通に殴り合っていると一回の戦闘で何分もかかってしまう。
でも、過去のRPGにはそれでもおもしろい物はあった。
それこそメガCDなんて長い読み込み時間があったわけだし。
ルナの戦闘のつまらなさを決定付けているのはそれに加えて、
戦術という概念がすっぽりと抜け落ちているということ。
戦闘における行動の選択肢が、
「単体攻撃」(攻撃対象は選べない)
「全体攻撃」(1種類のみ)
「回復」
「アイテム(補助」
の4つしかない。
単体攻撃の攻撃対象が決められないので、
"集中攻撃で確固撃破!"も、
"ダメージの効率のよい割り振り"も、
なーんもない。
ただやたらと効率のよい全体攻撃があるだけ。
(ダメージ約2倍だから5匹の敵が相手なら
通常攻撃の2*5=10倍の効率だ)
そこで主人公が全体攻撃を使えるようになる、
物語中盤以降どういったことになるのかというと、
先手を取って2人「全体攻撃」1人「単体攻撃」→敵全滅
MPが減ったらカードで全快という流れになる。
ボス戦闘では毎ターン最大HPの12%が回復するカードと、
適当な能力強化カードを使ってあとはオート戦闘。
緊迫感もあったもんじゃない。
こんな戦闘バランスだからアイテム回りのバランスも崩壊する。
武器はそれなりのものをフィールドで獲得でき、
先手を打って相手を壊滅できるため防具は要らない。
買える回復アイテムは効率が悪いから、結局買い物の必要がない。
つまりのところ、レベル上げモード一本で問題なし。
シルバースターは戦闘がおもしろかった記憶がある。
よくあるRPGの戦闘システムに加え、
フィールドという概念を持ち込むことで戦術の幅を広げていた。
その三作目がこんな駄作になるとは…
シナリオもアレなんです。
キャラクターの行動の動機がまったく描かれないため、
いきなり「仲間になるぜ!(なってくれ!)」
「オレはこれをやり遂げる!」「それだけはできない!」
と叫ぶのを感情移入もなしに見ているだけ。
友人のRPGツクールの作品を微妙な表情で遊んでいる気分だ。
第一作の魔法使いの成長の描写はとてもよかった記憶がある。
これは思い出が美化されているのか、
それとも十年の歳月が作り手の才覚を奪っていったのか、
どちらなのだろうか。
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GOOD!
過去のLUNARシリーズがCD-ROMだったので読み込み時間がないことくらいか…
あとはキャラの絵が過去のシリーズ作と同じ人であること。
BAD/REQUEST
LUNARの名前を語ってるところ。ファンからすればこんなのLUNARではない。(シナリオは別問題)
戦闘システム。まず経験値獲得用とアイテム取得用(換金用)の2種類の分けた理由がわからない。レベルを上げようとすればお金は貯まらず、お金を貯めようとすれば経験値は一切入ってこない。おかげでとにかくテンポが悪い。また戦闘時に攻撃する対象を選択することが出来ないのも理解不能。効率的に攻撃してくれるならまだしも、お馬鹿で全く当てにならない。消費MPがやたら多いのも気になる。スタート時点で回復魔法が一度しか使えないというのはどうだろう。
ダッシュするとHPが減る。HPが増えればあまり気にならなくはなるが、それでも納得いかない。ましてや敵のいない街中で減るというのはいかがなものか。回復は無料だけどこの仕様は納得いかない。
装備品破壊、アイテム盗まれる。お金を貯めるのが面倒なゲームなのに、装備品を破壊されるのは納得いかない。予備を買うほど潤沢な資金があるなら話は別だが…
マップ。ワールドマップでどこに町やダンジョンがあるかわかるのだが、すぐに行ける訳ではない。一度言った町などでも、町と町の間にダンジョンがあれば毎回通らなければならない。はっきり言って面倒。町を行き来するだけで稼げる依頼をなくせば全く問題はないのでは?
DSの機能を使いこなせてない。逃げる時はマイク機能を使わなければならないが、こんな仕様にする必要があったのか。普通に「逃げる」コマンドがあればそれで良いと思う。無理にDSの機能を使う必要はない。また2画面を使った縦長の戦闘システムだけど、DSの仕様上途中で切れてるのでなんだかなぁと思う。
シナリオ。過去の作品をやってると読めてきます。もうちょっと捻りが欲しい。またキャラの発言が唐突で「は?何言ってんの?」って感じです。
ひらがな多すぎ。「一応」漢字も使われてますが、ほとんどがひらがなです。GBA版FF1・2のように漢字・ひらがなの選択式にでもして欲しかった。
グラフィック。とてもDSのグラフィックとは思えない。GBAでもこれより綺麗だと思う。
音声やムービーがない。まぁ、これはメディアの仕様上仕方ないけど、戦闘時の掛け声くらいは可能だと思う。
依頼。「(場所)の(名前)に届けてくれ」と言われても町のどこにいるかわからない。家に名前のあるキャラはいいが、お店の人とかだとわかるわけがない。全部覚えろと言うつもりですか。もう少しわかりやすくならなかったのか。
COMMENT
とにかくストレスの溜まるゲームだった。プレイヤーを苦しめるためとしか思えないシステムが盛りだくさん過ぎ。製作者たちはこれで本当に面白くなると思ったのでしょうか。もし思ってるなら今すぐゲーム業界から去って欲しいです。
前2作が好きな人はやらない方がよいと思います。どーしても物語が気になるというのであれば止めはしませんが、地雷を踏む覚悟が必要でしょう。
最後に一言、こんなのLUNARじゃない。