ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt |
60pt
GOOD!
■内政のシステムが新しい
本来なら1ターンで全て行える行動をあえて複数回に分けているところ
プレイヤーだけに課せられたデメリットでは終わっておらず、COMも自分達と同じ行動しか取れなくなっているので公平性もある
■キャラクターが魅力的
戦闘前に発生する会話も深い
■戦闘がスピーディ
タッチペンを勢い良く走らせる事でキャラクター達もすんごい勢いで走り出すのがなんか見てて面白い(可笑しい?)
戦闘にかかる時間も短すぎず長すぎず丁度いい
演出は地味目だが、爽快感もそれなりに有
3竦みの法則や、兵種毎に地形によるアドバンテージもあるので、初心者プレイヤーにも結構入り込みやすい作り
BAD/REQUEST
■現実味の無い行動が気になる
説得による降伏勧告を出しておきながら処刑出来るのはどうだろう・・・
また、武力で攻め滅ぼしておいて、引き抜きを拒否されたら無条件解放というのも不自然
普通はどちらも捕虜という扱いが正しいのだろうが、ゲーム的にそれが出来ないが為に現実味を欠いている
■内政コマンドの組み合わせ
分けるのはいいが分割しすぎ&ランダムなのはいただけない
実際に兵が補充されるのは税収の時でいいが、徴兵そのものは戦闘に組み込むべきだし、人事も必要無い
役職の方は常時行えるようにして、探索は外交にでも突っ込んだ方が良かった
■攻城戦
とにかく壁が無駄に厚くてなかなか落とせない
せめて20じゃなくて15が最大値ならまだマシだったかも
ぶっちゃけ無くても問題ない
■使用可能国が解放される数がおかしい
1つクリアで解放される国は1つか2つ
全ての国を使用可能にするには20週以上こなさなくちゃならないらしい
やってられません
COMMENT
ここまで内政が分割されたSLGをやるのは初めてなので、ある意味新しかった
とりあえずオリジナリティは高めに採点
ランダム要素は強いし、妙に厚い壁が鬱陶しいし、改善点も山程あるが、それなりに楽しめてもいる
イベントが淡白で短い割には、キャラや世界観が結構しっかりしているのもなんだか不思議
勿論、掘り下げて欲しいと思う部分も山程あった
周回前提のゲームだが、興味のある勢力をすぐに使う事が出来ず、アレな仕様のせいで自分は2週クリアで停滞中
どうにもこう・・・首を傾げたくなる微妙な点が多数残っていて、いろいろと悔やまれるゲーム
自分にはキャラに魅力を感じたらどうぞとしか言えない
Amazonレビュー
レビュー者: ■yuu■ レビュー日: 2008-06-21とにかくキャラクターを全面にだしてくるゲーム。
純粋にゲームを楽しみたいならばオススメできず
キャラゲー好きな人にはオススメ。
昔からスペクトラルシリーズをしていた人にはそこそこオススメ。(自分はこの位置)
内容よりキャラクター、これに尽きると思う。
ゲームの内容で☆1つ
懐かしいキャラクター登場で全体評価☆3
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GOOD!
・戦略ゲームとして優秀
賛否両論分かれるようですが、内政が分割されているのは個人的に良かった。
戦略性が増す上に、ある程度行動が縛られているほうが行動を立てやすく感じました。
他に、敵の武将を引き抜くだけで、自国の強化+敵国の弱体or遠くの強国が隣の弱国を吸収するのを妨げる+etc,,,といった風に、視点を変えれば内政の一つ一つで本当に様々な戦い方が見つかります。防壁を増加せずにおくのも一つの戦略と気付いた時は感動でした。
・キャラグラの多さ、質の高さ
顔グラが小さいのは気になりましたが、絵の質とキャラクターの数に対して顔なしの量産キャラが居ない点は評価できると思います。
イベントで挿入されるスクロールできるほど大きな一枚絵があるのも嬉しいです。
・戦闘の軽快さ
部隊の移動はタッチペンでぐいぐい動かして敵にぶつけるだけと言うのはマス目やターンを気にしてちまちま戦う戦略ゲーに比べて楽しい&自由な感じがして良かったです。
一回の戦闘が最大3on3なので簡単に片付くのも魅力でした。
それでいてやたらと強い一騎当千のユニットも居ないので、戦闘の難度は保たれている感じがします。
BAD/REQUEST
・使用可能国数が無駄に多い
全ての国が使えるっぽい(?)のは良いのですが、それなら使用可能な国の数を減らして一つ一つのストーリーを増やして欲しかったです。
プロローグストーリーの長い国は良いのですが、対照的に短い国のプレイが物足りなく感じてしまいました。
・こだわりが中途半端
軍師による戦力批評で仲の良いユニットは高く評価され、悪いユニットは低く評価される。かと思えば不仲の因縁にある武将同士で引き抜けたり、他国の重要キャラが何の制限もなく引き抜けるのもなんだかな、と思いました。
恋人処刑されたヒロインが投降してきたのには笑わせてもらいましたが。
・ランダム要素を調整してしまうと格段に難度が下がる。
えーと、これはついついセーブ&ロードを繰り返してしまう自分が悪いのですが・・・お金、内政の順番、引き抜き、敵の防壁の数、etcetc,,,どれもこれも理屈さえ分かれば簡単に操作してしまえるのが単純に感じてしまいました。
・雇える武将の数が少ない
これも個人的な話ですが、好きな武将をバンバン仲間にしていくとあっという間に最大数の20人に到達してしまいます。
そのくせ、各国の初期キャラはイマイチ使えないのが多く、解雇するとイベントが発生しなくなるみたいです(引き抜かれるのでもアウト)
COMMENT
チュートリアルが内政の縛りと相まって思いのほか分かりやすく、個人的にはとっつきやすいゲームでした。
ただしストーリーが薄い分、最強の軍を目指すとか何だとかだけなら別に3週以上する必要は無いんじゃないかなぁ、と。
とは言うものの惰性的に何週も色んな勢力で遊んでいると、思いもよらぬ物語の奥深さを垣間見ることがありました。
思い出したらまたやりたくなってしまう、長く付き合える一本だと思います。
ゲーム自体とても簡単ではありますが、ある意味多角的な視点を要求される高度なゲームかもしれません。
「ざくざく敵を薙ぎ倒せる爽快系以外は無理!」と言うので無ければ、十二分に手にとってみる価値のあるゲームだと思います。
ただ、タッチペンの精度が不良なDSをお持ちの方だけにはオススメできません。無駄にストレスがたまります。