タイムホロウ 奪われた過去を求めて
タイトル概要
中央値: 58 Amazon点数: 3.2
スコアーボード
標準偏差 11.8 難易度 1.27 mk2レビュー数 33ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)
305人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
351人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt | 1pt | 2pt |
総合点
44pt
44pt
GOOD!
ペンを使って時空を切り抜き過去を修正するというのは面白かったです。音楽とグラフィックは及第点ですが初戦はDSなので、そこに力を入れても仕方ないと思います。とにかくグッド要素のほぼ全てが「無難」ですね。これ以上書くこともない。
BAD/REQUEST
このゲームの問題点は「過去を修正して連鎖していく」というのが目的であるのにプロットと
進行ツリーの構成が非常にいい加減なことです。これはプロットをオシマイまできっちりと
作らないまま進めたディレクターのいい加減さが出ています。
ストーリーラインを3つ若しくは5つ程ちゃんと作って、修正箇所の統合性を取った上で
枝葉の部分をミニゲームで攻略する形をとれば名作になったと思います。
作り方のまずさが際立ちますね。
なので序盤を超えた辺りから「とにかく面倒くさい」のと解き終わってリプレイをしても
爽快さが全くありません、ワンネタで作った典型的なゲームだと思います。
COMMENT
全体として100点満点で40点ほどかと?ストーリーこのままでイベント箇所とシステムの調整を
行えば60点程に上がると思いますが!いかんせんお話も暗く面白くもないので結局微妙かと。
[
問題報告 ]
Amazonレビュー
レビュー者: ayaka-hiduki レビュー日: 2008-03-22
時間修正アドベンチャーの本作、「なかったことに」を
基に物語が進みます。
中盤まではかなり盛り上がりますが、後半はどこか端折
った様なストーリーで単調に進み、何度も似た様な修正を
繰り返させられる作業感が拭えませんでした。
二週目まで一応ありますが、全体的なボリューム不足は
否めません。壮大に見えて実は小規模で、ほぼ一本道です。
ドラマで魅せている、とも言い難いです。と言うのも、登場
キャラクターの殆どが自分勝手な人達なので。
しかし主人公は真面目な子なので、その点は良かったですね。
オープニングと時折挟まれるアニメーションは、人を選ぶ
かもしれませんね。私的にはアリだと思います。
システム系統は充実しているとは言えませんでした。
文章速度、文章形態変更、バックログ、クイックセーブ無しで、
セーブ枠も一つしかありません。
やり込み要素も無く、この手のゲームによくあるクリア後の
裏話、設定やBGM集、CGやアニメムービー鑑賞、キャラクター
デザイン原画等、全く収録されていなくて残念でした。
私自身この手のアドベンチャーは大好物なのと、BGMが凄く
良かったと思うので、1ポイント高く評価しました。
強くはオススメ出来ませんが、タイムリープものの作品が好きで
「細かいこと気にしないよー」という方は楽しめるのではないでしょうか。
基に物語が進みます。
中盤まではかなり盛り上がりますが、後半はどこか端折
った様なストーリーで単調に進み、何度も似た様な修正を
繰り返させられる作業感が拭えませんでした。
二週目まで一応ありますが、全体的なボリューム不足は
否めません。壮大に見えて実は小規模で、ほぼ一本道です。
ドラマで魅せている、とも言い難いです。と言うのも、登場
キャラクターの殆どが自分勝手な人達なので。
しかし主人公は真面目な子なので、その点は良かったですね。
オープニングと時折挟まれるアニメーションは、人を選ぶ
かもしれませんね。私的にはアリだと思います。
システム系統は充実しているとは言えませんでした。
文章速度、文章形態変更、バックログ、クイックセーブ無しで、
セーブ枠も一つしかありません。
やり込み要素も無く、この手のゲームによくあるクリア後の
裏話、設定やBGM集、CGやアニメムービー鑑賞、キャラクター
デザイン原画等、全く収録されていなくて残念でした。
私自身この手のアドベンチャーは大好物なのと、BGMが凄く
良かったと思うので、1ポイント高く評価しました。
強くはオススメ出来ませんが、タイムリープものの作品が好きで
「細かいこと気にしないよー」という方は楽しめるのではないでしょうか。
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GOOD!
・ストーリー展開
伏線が多く、先をどんどん見たくなる。中盤までの謎だらけの展開は誰もがひかれると思う。
・ムービー
たまに入るアニメムービーが美麗かつ、フルボイスなので雰囲気を盛り上げてくれた。意外にDSではあまり見かけなかったので非常に良かった。ただ数えるぐらいのムービー数なので、もっと見たかった。
・名前
主要キャラクター全員が漢数字から始まる苗字なので非常に覚えやすかった。もしかして何か意味があるのかと思ったが、それはない様だ。
BAD/REQUEST
・ややこしい過去と現在
過去と現在が入り乱れるわけだが、これがなんともややこしくて製作側の一人よがりな印象。後半の過去の書き換え合戦(?)なんてもうわけがわかりません。タイムマシーンで過去に行って未来を変える設定は映画やゲームなどでも多いが、このゲームの未来の変化の表現が最もわかりづらい。「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」のような分岐マップも欲しかった。ラストも「あ~ハッピエンドなのね」というのはわかったが、どうも煮え切らなかった。
・短い
4章まではほとんど謎がわからないのでワクワク。このまま徐々に解明するかと思いきや5章が「決着の日」というサブタイトルで急展開。そこから一気にクリアとなり、クリア時間も5時間弱とあまりに短い。完全に一本道だし、ホロウペン自体も謎のままだし、こんな短時間で終わるのは納得いかない。隠し要素は2周目の約10分のみで、あとはおまけ要素も何もないのも痛い。
・暗い
最初に主人公の両親が行方不明となるので終始暗い雰囲気。主人公・歩郎がまじめな優等生タイプなのもそうさせた一環。序盤はたまたま見つけたホロウペンで未来を面白おかしく高校生らしく変えるという様な明るい話とかが欲しかったかも。
・マップ移動が不便
例えばマップ画面から店に移動して店外→店内と進んだ時、マップ画面に戻るには店内からもう一度店外に戻らないとダメなのが非常に不便。中にはA→B→C→D→Eと進める場所もあり、切り替えが遅めなのもあってEからAに戻るのにイライラした。マップ移動は別物扱いでどこからでも選択させて欲しかった。
・文章表示
これがやや遅く、メッセージスピード変更も出来ない。文章表示中にタッチすると早くなる仕様だが、短文の場合に間違えてタッチしてしまい文章を飛ばしてしまうことが何回かあった。やはりAVGにメッセージスピード変更は必須だと思う。
COMMENT
丁寧に作られた感はさすがKONAMIというところだろうか。過去に戻って未来を変えるAVGはよくあるが、実際に過去に行くわけでなく空間に穴を開けて少しだけ過去を変えるという設定と、過去への繋げ方をタッチペンとリンクさせたセンスもさすが。キャラクターデザイン、OPやEDなども良く、基本的なところは良い出来なのだが、しかし何もかも中途半端でその設定を活かしきれずに終わったという印象。内容的にBADエンドやマルチエンディングは絶対必要だと思うし、過去への干渉がいつでも自由に出来たり遊び要素も欲しかった。
ホロウペンという発想は素晴らしいのに、たった1作で終わったのが非常に残念。もう続編が出ることはないだろうが、可能性を秘めたシステムなので是非続きが見たい。もっと壮大なストーリーや完全分岐、ホロウペンの謎も解き明かしてくれる新作を期待せずに待ちたいと思う。