逆転裁判4

発売元: カプコンオフィシャルサイト 発売日: 2007-04-12 価格: 5040(税込) レーティング: 【A】全年齢 (CERO について))
タイトル概要

中央値: 60 Amazon点数: 3.2

スコアーボード

逆転裁判4レビューチャート 標準偏差 16.66 難易度 1.87 mk2レビュー数 222
0%
0-9
0.5%
10-19
3.6%
20-29
9.1%
30-39
15%
40-49
20%
50-59
21.4%
60-69
19.5%
70-79
8.6%
80-89
2.3%
90-100

ユーザーレビュー

(デフォルトは中央値近順)
187人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
4pt 3pt 3pt 3pt 2pt 2pt 1pt
総合点
55pt

GOOD!

GBAの旧シリーズ3作と『蘇る逆転』をプレイした上でのレビューである。
・過去のキャラクターを無理に引きずらず、新機軸に挑んだ意欲は買いたい。
・第2話はなかなか面白かった。過去作品の中盤エピソードと比べても遜色のない出来。矢田吹、河津、北木夫妻などサブキャラクターたちも個性的だった。
・「カガク捜査」や映像、音楽を利用した謎解き。新鮮な感覚で楽しめた。

BAD/REQUEST

・旧主人公成歩堂。事前の発表では、旧シリーズで大団円を迎えたはずの主人公が、その直後にどん底まで落ちぶれていたことが衝撃的ではあったが、それだけならまだよかった。しかし第1話ラストでの「策略」は、かつての彼自身を、ひいては『逆転裁判』のテーマ自体を根幹から否定することに他ならない。後になって明かされる失脚の理由も「たったこんなことで」と呆れるようなものだし、それを見た後では前述の「策略」がいっそう信じがたくなる(万が一自分と同じ目に遭わせたらどうするつもりだったのだろう)。それでいて終盤では、新主人公を差し置いておいしいところを一人で持っていくというありさま。これなら登場しないほうがどれほどよかったことか。
・ラスト。ネタバレになるため詳述は避けるが、これまでのように最強の敵に決定的な証拠品でとどめをさす興奮はどこにも存在しない。「これで終わってしまうのか?」と呆然とするばかり。そこに至る過程でも、「人を救うも陥れるも証拠品次第」という旧シリーズ以来の大原則を、説得力のない形で枉げてしまっている。
・法廷における緊張感の欠如。『逆転裁判』の象徴でもある丁丁発止の「異議あり」合戦は数えるほど。絶体絶命のピンチに追い込まれて主人公と一緒に頭を抱えるような局面はまったくなく、当然そこから逆転するときのカタルシスも得られない。「発想を逆転させる」「弁護士はピンチのときほどふてぶてしく笑うもの」といったお馴染みの言葉も受け継がれていないし、それに代わる名台詞が登場するわけでもない。
・依頼人との関わりの薄さ。旧シリーズでは、主人公と依頼人の間にもともと強いつながりがあったり、あるいは接見の際のやり取りなどで「こいつ絶対無実だ、助けなきゃ」と強く思えたものだが(『2』第4話のような変則パターンも基本あればこそ)、本作ではさまざまな事情から、そもそも依頼人との間にろくに会話が成立しない。単に仕事でやっているようなものなので、法廷に臨む意欲も沸くはずがない。
・「みぬく」システム。『2』以来の「サイコ・ロック」は、理由付けこそオカルトではあるが、証拠品をベースに仮説を組み立て相手から情報を引き出すという推理要素を持ったシステムで、間延びしがちな探偵パートをうまく引き締めていた。しかしこの「証人の癖を見ぬく」新システムは、逆に(こじつけレベルながら)科学的説明は与えられているものの、ごく一部を除いて証言内容と何ら関連のない、単純な間違い探しでしかない。
・新主人公王泥喜。とにかく存在感が薄い。法廷では彼が率先して推理を進めるのでなく、周囲(敵も含めて)の人間の先導で何とか真相にたどり着くことが多いので、時々「いてもいなくても同じなのでは」とすら思えてくる。性格面でも彼ならではの個性はまったく感じられず、かつての成歩堂をさらに薄めた印象。「熱血」との触れ込みは完全な看板倒れだった。ダメージを受けたときの表情は、コミカルを通り越してバカっぽい。
・新パートナーみぬき。逮捕されたりさらわれたりしない……のはまあいいとして、王泥喜との間に絆や信頼めいたものが感じられず、どうにも希薄な関係なのが物足りないし、万事にあまりにも淡白かつ如才なさすぎて、薄気味悪さすら覚えた。王泥喜の前で真情を吐露するようなシーンでもあれば、もう少し感情移入できたかと思うのだが。なお「てへっ」のポーズはかなり鼻につく。
・新ライバル我琉響也。見た目よし、性格よし、頭よし。自身の立論にこだわらず真実を知ることを望み、しばしば先回りして王泥喜にアドバイスしてくれることすらあるという、ほとんど完全無欠の男。しかし、このシリーズの醍醐味は、敵が絶対の自信を持って構築した仮説を打ち砕くことであり、ライバルとしては完全に不適格な人物。始めから馴れ合っているようなものなので、いざ共闘するとなったときの爽快感は無きに等しい。矛盾を暴いたときのリアクションも、あっさりしていて張り合いがない。
・ギャグや遊び要素の不足。旧シリーズでは、プレイしていて思わず吹き出してしまうことがしばしばだったのに、今回は所々でニヤリとすることはあるが、基本的に淡々とゲームが進んでいく。オバチャンや矢張のように、圧倒的な個性を持った登場人物がいないせいだろうか。また、今回は『2』『3』と異なり、一部の場面を除き人物ファイルから「つきつける」ことができなくなっている。それだけでなく、探偵パートでの「つきつける」の反応が非常に限られていて面白みがないし、法廷パートで関係ないところを「ゆさぶる」したときなどのテキストも、これまでのような切れ味を欠いていた。「カガク捜査」も、『蘇る逆転』とは違って決まった場所でしか試せない。
・シナリオ全体の粗雑さ。以前の作品でも、トリックに無理があったりロジックが破綻していたりは日常茶飯事だった。しかし、明らかに重要なものとして提示された要素が、説明もされないまま放擲されることは初めてである。また、犯人側の動機や「結局何がどういう順序で起こったのか」もろくに触れられないまま終わってしまうことさえあった。さらに、今回は4つのエピソード全体を通して一つにまとめるという構成をとっているが、最後までプレイしてから第1話を振り返ると、納得するどころか支離滅裂さが際立つばかり。練りこむ時間が足りなかったのだろうか。
・プレイヤーへの配慮の欠如。第2話では上面図が登場し、これを使った論証も要求されるが、法廷記録にファイルされないため合間に自由に確認することができない。第3話の映像は、法廷記録から再生すると非常に重要な箇所が画面から切れて映らないし、パートごとの頭出しのみで早送り・巻戻しができない。また、初回テキスト一括表示不可、メッセージ読み戻し不可は、いい加減改善してほしい。
・キャラクターデザイン。これまでと比べて、個性に欠ける美男美女が増えたような気がする。矛盾を暴いたときの壊れ方もどこか控えめで、達成感が得られない。また、「みぬく」システムとの関わりで採用されたのだろうが、生理的嫌悪感を覚えるレベルの異相も困る。あれを凝視させられるのはほとんど拷問に等しい。
・アニメーションの多用。「エアギター」「チャルメラ」「スケッチブック」など、凝っているのは分かるけれど、そもそも長めである上にやたら連発されるので不快。旧シリーズのアニメーションは短いわりに印象深く、また使いどころもわきまえていたように思うが。
・回想シーンの多用。前のエピソードならまだしも、たかだか10分前の内容を、重要でない部分まで含めてしつこく読ませる必要はないだろう。ゲームのテンポを削いでしまう。
・プロモーションビデオ等では、犯行現場を3Dで再現できるのが売りとされていたが、それが出てくるのは2話まで。自分で現場を動かして検討できるのは1話だけである。

COMMENT

単なるテキストアドベンチャーとして見れば十分に楽しめる作品ではあるのだが、旧シリーズと比較すると、残念ながら大幅なパワーダウンは否めない。これまでの、小さい容量にギュッと詰まっていた唯一無二の魅力は、信じられないほどに後退してしまっている。しかしそれだけなら、「今回はちょっと残念だったけど、次に期待しよう」で済む。どんなジャンルでも、シリーズの切り替えや主人公の交代はそうそううまくいくものではないから、あまり高望みできないのは分かっていたはずだった。だがこの作品は新キャラクターの確立に失敗するだけでなく、これまでの作品を通して積み上げてきたものをもぶち壊しにしてしまっている。これは完全に予想外のことだったし、残念なことに後でどれほど頑張っても取り返しがつかない。旧シリーズのハイライト――『3』のラストにおけるあの演出、そして『蘇る逆転』終幕で真犯人が浮かべる晴れやかな笑顔――は、主人公と仲間たちがこれから歩んでいくであろう無限の未来を象徴するものだった。だが今それらのシーンを思い返して、感じるのはただ寂しさばかり。半ば以上本気で考えている。「『4』はなかったことにしてくれないものだろうか」と。

プレイ時間:10時間以上20時間未満(済)
TextAdventureFreakさん[2008-02-19 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

163人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ グラフィックス 音楽 熱中度 満足感 快適さ 難易度
3pt 4pt 4pt 4pt 4pt 4pt 2pt
総合点
77pt

GOOD!

みぬくシステムの導入は成功してると思って良いでしょう。
破天荒なキャラはこれまでのシリーズ同様にいい味を出しています(∩_∩*)
先が気になって仕方がなくさせるストーリー展開も○
第4話の7年前の審理中に流れるBGMがGBA版1そのままなのは個人的に感涙モノでした(>_<)

BAD/REQUEST

探偵パートの難易度が心なしか下がっているように思えます。カガク捜査とはそもそも時間と手間暇をかけて塵一つ並に儚い手がかりを探し当てる事にこそ意義があるのではないでしょうか?指紋・毒検出にしろ、X線解析にしろ、もっとリアリティを持たせるべきだと思われます。このままでは飽きが早いです。
それから、キタキツネ一家の女将さんやジャーナリストのハミガキなど個性的で魅力的なキャラを創り出しているにもかかわらず、出番や役割などなど、おざなり感が否めません。
また、最後の裁判員制度の導入にも残念ながらあってもなくても良かったような要素となっています。裁判員の評決による勝利よりも、本人が観念して自ら自白し認める事こそ勝利、ではないのでしょうか?
ADVにおいて、過去ログを自由に閲覧できるかどうかはゲーム的に極めて重要な要素です。…開発陣はこの事に誰も気付かなかったのでしょうか?そんなに難しい話ではないと思うのですが。

COMMENT

GBA1よりシリーズ全てをプレイしている者として、今回もとても楽しめました♪
ナルホド君が駆け出しの頃を思い起こさせてくれます。確かにオドロキ君自身の過去を含めた人間像をちゃんと描ききれてないし、検察側と弁護側の違いも曖昧なまま最後までいってましたし、裁判員制度導入もはっきり言って不発です(>_<)
ただ、これはオドロキ君の駆け出しの物語であり、これからのシリーズにおいてオドロキ君を取り巻く法廷劇として、「ゲームにおける現実とファンタジーの融合」を私達ユーザーに見せてくれると期待を持たせてくれます。そう考えれば本作は決して駄作ではなく発展途上、過渡期に位置する良作といえます。
開発陣各位にはカガク捜査のなんたるかを厳密に突き詰め、裁判員制度とはどういったものかをよく研究した上でゲームとしてどうあるべきなのかを更に詰め、(ナルホド君ではなく)オドロキ君やみぬきちゃんの人物像を細部まできちんと詰めて描く事。その他、本作より10倍面白い「5」を期待します。
追伸:今作でナルホド君を出している以上、今後は御剣や真宵、茜の姉(名前忘れた)などのキャラクターもきちんと描いて欲しいとイチユーザーとして切に願いますm(。-_-。)m

プレイ時間:05時間以上10時間未満(済)
TTTXさん[2008-02-19 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

Amazonレビュー

レビュー者: km レビュー日: 2009-01-18
作品としてはとても面白かったです。
ただ、1からプレイしてきたものとしては、もっと旧キャラを出して欲しかったです。
特に、ナルホドウがあんなにピンチで、落ちぶれていたら、昔の仲間たちがほっとくわけ
ないと思うんですが・・・。
これなら、キャラ引き継がないほうが、素直に楽しめたと思います。
■スポンサーリンク

アクセスランキング

ドラゴンクエストIX 星空の守り人
ロールプレイング、ワイヤレスプレイ(2人?4人)、Wi-Fi対応
■価格:5980
■発売日:2009-07-11

押忍!闘え!応援団
応援リズムアクション、プレイ人数:1人?4人(ダウンロードプレイ対応)
■価格:4800
■発売日:2005-07-28

ファイナルファンタジーIII
RPG、Wi-Fi対応
■価格:5980
■発売日:2006-08-24

ドラゴンクエストIV 導かれし者たち

■価格:5490
■発売日:2007-11-22

すばらしきこのせかい
タッチアクションRPG
■価格:5980
■発売日:2007-07-27

ポケットモンスター ダイヤモンド/パール
RPG、Wi-Fi対応
■価格:4800
■発売日:2006-09-28

ポケットモンスター ブラック/ホワイト
RPG、Wi-Fi対応
■価格:4800
■発売日:2010-09-18

燃えろ!熱血リズム魂 押忍!闘え!応援団2

■価格:4800
■発売日:2007-05-17

世界樹の迷宮
3DダンジョンRPG、(Best版:2010年7月15日発売)
■価格:5229
■発売日:2007-01-18

ゼルダの伝説 夢幻の砂時計
ペンアクションアドベンチャー、Wi-Fi対応、プレイ人数1人?2人
■価格:4800
■発売日:2007-06-23



レビュー投稿フォーム

【DS】逆転裁判4
レビュー投稿フォーム

レビューを投稿する前に

レビューをご投稿して頂ける皆様には心より感謝しております。
あらかじめ下記注意事項のご確認をよろしくお願いいたします。

  • 投稿時、IPアドレス等も取得されます。
  • ゲーム関連会社・proxyサーバー・公共施設(ネットカフェ等)からの投稿が確認された場合、投稿内容に関係なく削除対象となります(多重や不正投稿の緩和のため)。ご自宅のパソコンからよろしくお願いします。
  • ルールにより、最低5時間以上プレイしてから投稿するようよろしくお願いします。(5時間未満が確認された場合、削除対象となります)
  • 改訂稿はこちらからよろしくお願いします。
  • 自分の名前(HN)が固定されていない方へ

「通りすがり」「匿名」「名無し」など……禁止です。

任意。非掲載時の連絡の際に使用されます。予期せぬ不備や事実誤認、誤って規約に抵触してしまい、それらによる削除依頼もありますので、アドレス記載を強く推奨します。(連絡するだけなのでフリーメールも可です)


ご自身のブログ等が無い方、レビュアー登録していない方は空欄。

PR URL>URLをご自由にご記入いただくことで、ブログ、おすすめのサイトやアフィリエイトなど、公序良俗に反しない範囲でリンクを設置することができます。
レビュアーID>レビュアー登録によりレビュアーIDが発行され、レビュアーの嗜好などを紹介したページへリンクされます。仮登録された方で本登録が完了 していない方は「仮登録中」とご記入ください。レビュアーID登録者はパスワードを記入しないようご注意ください。
レビュアー登録はこちら(別ウィンドウ)

注意事項
  • 「GOOD!」「BAD/Request」の欄は、何がどう良かったのか(悪かったのか)最低何かひとつでも”ゲーム中身”とその 理由を具体的に記載して下さい。例えば「グラフィックが良い」”のみ”の記載は、他にゲーム内容が書かれていなければ50文字以上でも「ゲーム内容記載漏 れに抵触」と削除依頼されます。この場合「どうグラフィックが良いのか」「どの部分でグラフィックスが良いと思ったのか」”中身”を記載して下さい。
  • 批判ではなく誹謗・中傷。他レビュアーに対する批判。ネタバレ等はしないようよろしくお願いします。(該当部分を削除する事もあります)

  入力文字数:0

  入力文字数:0

総評として該当ソフトの感想・自分の嗜好・プレイ環境や購入動機等


  入力文字数:0
点数に関する注意事項

ソフトに対する満足度に関わらず、項目に沿った判断で採点して下さい。 総合点計算機計算機
「廉価版や中古により、定価より安く買えた」「高く売れたから」などの理由で”加点”するのは禁止となっています


独自性。過去にない斬新なアイデア

綺麗な画像、ムービー、キャラクターなど

BGM、音楽、効果音など

飽きがなくどれだけ長く遊べるか

一通りプレイして面白かったか。総合的な評価

ゲームバランス、操作性や分かりやすさなど

プレイ時間:通算プレイ時間です。クリア時間ではありません
「クリア済」:原則「エンディングまでたどりついた」が基準です

「逆転裁判4」の”特徴”や、”良い”と思ったものにチェックして下さい。

■ 投稿すると、掲載基準の規約(削除ガイドライン)や注意事項に同意したとしています。

上へ戻る