魂斗羅 Dual Spirits
中央値: 78 Amazon点数: 4.0
スコアーボード
標準偏差 16.94 難易度 4.46 mk2レビュー数 28ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 5pt | 5pt | 5pt | 3pt | 5pt |
91pt
GOOD!
面白さを感じることの出来る難易度。
単に理不尽に難しいといった作りではなく、自分なりの攻略パターンや
使う武器を固めていくことで確実に先に進めるようになります。
実に良質な高難易度です。マリオ2やかつてのドラキュラに通じるものがあります。練習を重ね、何度もトライする内に少しずつ、だが確実に腕前が上がっていくのを実感できます。それは精密な設計のもとで、難所の中にも確実に突破口が用意されているからです。(その実際の姿はとりわけチャレンジモードに挑むことで見えてくるでしょう)
2画面を貫いて展開する画面の迫力は圧巻です。新アクションのグラップリングフックはこの2画面の広がりを楽しむ為に最適な仕掛けだったといえます。予めDS影之伝説などで視野範囲が拡大していれば、無理なくこの2画面の舞台を堪能することが出来ると思います。グラフィックも手抜きの部分を発見することが大変困難であるといえる書き込みぶりで、2Dドットの魅力を再確認できる出来栄えだと思います。ビッグファズなどの3Dテイストグラフィックも無理なく画面に融合していると思います。
ノリが良く、士気を高めてくれる音楽には端々にオールド魂斗羅ファンに「あれ!?」と気付かせるフレーズが散りばめられています。またハード1面の音楽にはこの困難なモードを越えようという闘志に火をつける昂ぶりがあります。
ボイスも凝っていて(コンフィグでオフにできますが)、通常死ぬことが学ぶことと同義の本作において、残機が復帰する際にかかる掛け声はある意味最大の楽しみですらあり、そのことで死ぬことの苦痛ややり直しの嫌気を大幅に緩和してくれていると思えました。
チャレンジモードは隠れキャラやギャラリー解放といったエサをぶら下げつつ、メインの目的はプレイヤーの実力養成です。新兵を鍛える場なのです。しかし手取り足取り優しく教えてくれる場ではなくて、例えるなら鬼教官による地獄の訓練場といった感じでしょうか。出来ないヤツ、心が折れたヤツはそこで死ね!付いて来れたヤツには成果を保証する!といった感じでした。
オマケのギャラリーやNES版2作品の追加は大変嬉しい。特にNES版追加のようなオマケは他の全てのリメイク作品に見習ってほしい所です。実に満足感が高い。下らないミニゲームなど付ける暇があるなら本作を見習えと言いたいです。
BAD/REQUEST
隠れキャラの性能差が乏しいこと。厳密に言うと違いがあるそうですが、
実際の操作感覚ではほとんどグラフィック以外の差を感じることが出来ない点。
また隠れキャラのボイスパターンがやや少ないように感じました。
プロボに関しては1パターンしかなく、ここはもう2,3パターンあっても良かったかと。個人的な感想ですが最後に出る2人の声は通常キャラと同じ声質に統一して欲しかったです。妙に高い声で何かイメージに合いませんでした。ここがこのゲームで一番残念に感じた点でした。
武器捨てボタンは場面によって必要になる場合もありますが(連射が必要なのに連射しづらい武器で両手が塞がっていたり、射程が届かない武器で両手が塞がっている時など)、操作に慣れないうちは間違えて何回も貴重な武器を捨てまくってしまいました。慣れればそういったミスもしなくなりましたが。
ゲームに入る際に毎回1人プレイか協力プレイか訊かれますが、一旦コンフィグかなにかで設定したらあとはそれで固定するようにして欲しかったです。いちいち面倒ですので。
COMMENT
この作品以外の魂斗羅はGB版コントラ、SFC版魂斗羅スピリッツ、コナミアーケードコレクションDSに収録されていたAC版初代魂斗羅をやった経験があります。本作は上記3作の要素を余す所なく取り入れ、上手く纏め上げている感がありました。オールド魂斗羅ファンの満足度は大変高い作品に仕上がっていると思います(無論人によってはそうならない可能性も否定しませんが)。オート連射機能がついてないことに不満を覚える方も大勢いらっしゃるようですが、個人的には必死になって涙目で連射して結局死ぬなどの場面はちょっと面白かったです。いろんな場面で必死になったりハラハラできた作品でした。総合的にかなり満足できました。お腹一杯という感想です。
Amazonレビュー
レビュー者: 華棟 レビュー日: 2016-12-05アクセスランキング
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GOOD!
・DSの2画面をキャラクターが行き来できるんですが、
同じシステムを持つほかのゲームとは比べ物にならないほど快適です
・2画面と言っても実質真ん中に仕切りのある縦長の1画面なのでそうとらえれば違和感無く遊べると思います。
・キャラクターや敵の動きが滑らかでスバラシイ!
・音楽がゲームのノリに合っている
・2画面を使った事でボスの迫力が半端無い
・一度始めると止められないほど熱中してしまう。
BAD/REQUEST
・キャラクターごとに差が全く無いのはどうかと思う
・左からスタートが基本で十字キーの右ばかり使うので右からスタートするステージも欲しかった
・メニュー画面のタッチ仕様は悪くはないがどうせならサウンドモードもそうして欲しかった
・ボタンのコンフィグが無い
・初期プレイヤー数を設定で変えられない
・武器の解除はほとんど意味が無い(熱中しすぎて余裕が無い)
・欲を言えば特殊な攻撃手段が欲しかった
COMMENT
そんじょそこらのアクションゲームとはわけが違う!
最近のアクションゲームに満足してるやつかかって来い!
といわんばかりの難易度でシリーズ経験者の自分ですらイージーから行かざるをえなかったほどです。
しかしクリアーした後の満足感は他のゲームでは味わえません!
というか他のゲームではもう満足できません!
熱中しすぎてスタッフロールまで見入ってしまいます!
是非プレイしてください!