魂斗羅 Dual Spirits
中央値: 78 Amazon点数: 4.0
スコアーボード
標準偏差 16.94 難易度 4.46 mk2レビュー数 28ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt |
80pt
GOOD!
伝説の隠れ名作である「魂斗羅」シリーズが、
3作目であるスピリッツ以来の原点回帰+αへの布石の
大役を果たす為にも長い年月と生誕20週年記念の形で
カムバックしたのは何よりも嬉しい限りです。
オリジナリティー:基本的な原作システムをある程度現状維持しつつ
新たな登り手段であるグラップリングフックの採用やノーマル以降からの
仕様である要らなくなったパワーアップ武器の破棄や2画面構成の
縦横無尽なブチ込み感の斬新性っぽさでありながらもシリーズ文句の
宿命付けながらも魂斗羅らしい印象さを決して忘れてはならない部分も
キチンと把握しているので、兎に角な感じながらも悪くない印象です。
グラフィック:今の時代では滅多に見られなくなって来た2Dドット特有
であるローレゾの滲み部分は懐かしさを漂わせる高感度のある打ち込み感や
原点回帰+αのオブジェ感も違和感無く魂斗羅らしい一面をキープした
究極さこそプロレベルの職人しか出来ない衝撃さは、
本当に手が震えそうな勢いそのものの感動が見事な形で味わえます。
音楽:DS音源ながらであるにも関わらず音のプログラムに関わった中の人は、
歴代の魂斗羅シリーズの大ファンだけであって、舞台演出の曲に使われた
音楽の一品さなどの外れがひとつも無かったのと使われた音のプログラムの
耳コピの完璧さもマニア達をニタニタさせる高揚感は、原点の大切さを
失わない拘りの一面のある良さで良い意味で裏切れる印象のある一言です。
熱中度:基本はオール一発死の高難易度アクションSTGのスタンスだけで
あって、初プレー時や慣れない時期などは少し苛付く点などがあるけど、
古き良き時代にあった基本攻略は、とにかく死んで覚え慣れる事によって、
何度もチャレンジ&トライでのタクティカル感とテクニカル感を慣性良く
学んで覚え慣れれば格別な旨みと達成感が見えて来るから、
諦めずに何度もやり込む事が重要である事が何よりの証拠となります。
満足感:難易度関係無く初回クリアーすると解禁されるチャレンジモードの
達成感によるご褒美や懐かしい2大復刻の海外版仕様やシリーズ歴代表の
意外さなどは、一種のファンサービス的な要素がある程度含まれているので、
値段よりもむしろ本編の中身などが、やり込んだ人達なら良くも悪くも元が
取れる楽しさなどで充実しているから様々な楽しみ方を色々と変えて
行くのも決して悪くないからとにかく根気良く努力が実るだけでも
今までの辛い事などが多少忘れるかも知れません。
快適さ:原点らしい遊び易さに対する慣性のあるキーレスポンスや
覚え慣れる為のボタン配置設計などの本能直撃に遊び応えのある
テンポの良さや完成されたゲームバランスの絶妙さを低迷している
2Dアクションの絶滅危惧を抑えた歴史に色褪せない印象が
纏まっていたからアクションゲームの大切な点もマメながらもキチンと
把握しているから変な部分などのつっかえ感などは一切感じられません。
BAD/REQUEST
元々がシリーズ物の高難易度だけであって、ゆとりのある人や即死ゲーの
苦手な人などには、あまりお勧め出来ないゲームなのは仕方ありませんが、
歴代のシリーズ物などをやり慣れた私にとっては実に惜しい作品となります。
マシンガン装備以外はオート連射不可能な為、死に覚えながらも
根性で連打しなければならないのが、好きな人には苦痛を与える
かもしれない個人差などは、仕方ないと言えば仕方ありませんし、
昔のゲームみたいにコンティニュー回数制限を付ける意味が
何で今更ながらの仕様で採用するのかがさっぱりと理解し難い物だし、
パターン攻略の糸口などをある程度以上覚え慣れると、爽快アクションSTG
ではなく大味気味ながらの失敗が許されない精密な攻略作業がちになるのが、
昔ゲーの宿命的な部分が残ってしまうのが時代の流れって感じですかね。
原点回帰+αと言った私にとっては集大成的にはならなかった部分として、
シリーズ物に登場した敵などである淫獣キムコウやメタルエイリアンや
奴隷獣タカやロボット忍者ササキやドドリゲスなどが不在だったのと
3作目にあたるスピリッツにあったボムの廃止やサイドビューの廃止
などがあったけど、まあ容量の限界やステージ構成の都合などで
収まり切れなかったと言えば止む負えませんけどね。
COMMENT
高難易度な作品ながらもスルメの様に噛めば噛むほど後味が良くなる
オールドテイストが時の超える思いで帰ってきたのは、
ハードコアさなどで飢えた人などにはたまらない代物だし、
昔のゲームみたいに死に覚え攻略などを久しく味わいたい人には
ほぼ絶対的にお勧めしますが、覚悟さの出来ない人や途中で投げ出す人や
批判する人にはあまりにもお勧め出来ない作品となります。
余談ですが、この作品を制作したのがアメリカの製作であるせいか、
本場アメリカでは高評価のある神ゲーとして誉高い物となりますが、
逆に日本ではあまり宣伝されていないのと出荷本数が極端に少ない
せいか他の作品よりも知名度が低く感じるのは格差ってもんですかね。
Amazonレビュー
レビュー者: 華棟 レビュー日: 2016-12-05アクセスランキング
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GOOD!
時代に逆行した自分のスキルを磨くタイプのアクションゲームを今出すだけでも価値がある。
敵の配置や攻撃アルゴリズムなど、過去の魂斗羅(AC?MD)を踏襲しつつ、新たなアクションを組み込み、それがキチンと消化されている点は素晴らしい。
音楽もオリジナルのアレンジでありながら、きちんと新たな曲として耳に残り、非常に気持ちが良い。
キャラクターパターンはドット絵でありながら細かく非常に滑らかで職人芸と言える。
BAD/REQUEST
一番の問題はDSのデバイスが、あまりアクションゲームに向いていない点であろう。
自分に合うコントローラーを用意出来ない携帯機では、この点は諦めるしか無いだろう。
あとは、チャレンジモードでは敵の出現パターンを固定化して欲しかった。
ランダムに出る雑魚にクリア目前にやられてしまうと、ヤル気を削がれ易い。
またセーブ出来なくてもいいので、リプレイ機能があると良かった。
COMMENT
近年は日本のデベロッパーでも、手を抜いた移植やリメイクが多い中、こう云う日本のお家芸だった分野でも、海外のデベロッパーが非常に高いレベルの作品を出してくる辺り、日本のデベロッパーの質の低下と相まって、もう日本のゲーム業界は極一部を除いてダメなんじゃないかと思ってしまう。
こう云う良作を見て、日本のデベロッパーも奮起してもらいたい。