悪魔城ドラキュラ ギャラリー オブ ラビリンス
中央値: 84 Amazon点数: 4.2
スコアーボード
標準偏差 12 難易度 2.54 mk2レビュー数 71ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 3pt |
72pt
GOOD!
○ベスト版で久し振りに触れてのレビュー
●オリジナリティ
悪魔城伝説や蒼月オマケモードに存在した交代制システムの変化形としてパートナーシステムが実装されました。専用マップのみですが二人協力プレイができたのは良かったです。
難易度が「NormalかHardか」だけではなくHardにレベル制限が付加されたことでアクションゲームとしてもより深みが増しました。
●グラフィック
新しい敵キャラのドット、背景共にグラフィックの水準は相変わらず高いです。
●音楽
具体的な表現は難しいながら従来シリーズに漏れず魅力的な音楽は多いです。
●熱中度
HardLv1はかなりの難しさでプレイに没入できます。
●満足感
非常にたくさんのアイテム、非常にたくさんのモードと盛りだくさんの内容で、収集をメインに考える探索ドラキュラのファンの方には非常に満足感が高いと思われます。
●快適さ
システム周りのレスポンスは非常に良いです。
●難易度
HardLv1の難易度は非常に高く、濃いアクションゲーム好きの方でも満足できるレベルだと思います。
BAD/REQUEST
●オリジナリティ
二人協力プレイは嬉しいのですが、一人プレイ時のパートナーシステムはあまり評価できません。謎解きに使用される際は二人協力が必要なオブジェクトは光っていたりと、ヒントがあからさまで考える必要のないものばかりでした。また戦闘の際には一定の距離から適当に攻撃を繰り返すだけでとても賢いとは言えず、一人プレイの時はRでのスキルサポートでのみ呼び出せるだけで十分だったのでは、と思えます。
●グラフィック
ドットグラフィックは良いだけにイベントシーンで差し挟まれるアニメ調のイラストは非常に残念でした。
●熱中度
初回にプレイが必要なNormalはそこまで難しくはなく遊びごたえがあるとは言えません。
最初からHardLv50だけでも選べるようにして欲しかったかもしれません。
●満足度
メイン以外にも他のキャラクターを操れるモードが三種類もあるのですが、それぞれ「過去作品からの流用」「簡素過ぎるタッチペンモード」「モンスター改変モード」といずれも新鮮味が薄かったり、ゲームとして淡白過ぎたりするものが多かったのは残念でした。
●快適さ
魔法の切り替えがそこそこの頻度で必要なのですが、基本的に1キャラに複数のパレットを設定することが不可能なので、毎回メニューを開くのはあまり快適とは言えませんでした。
またオマケモードの引継ぎが不可能なのはやや気になりました。
●難易度
HardLv50以上の難易度は総じて満足なのですが、とあるボスが二体同時に配置されているという「適当な配置」「理不尽な配置」が一部存在します。ここは確かに難しいのですが、あまり評価対象とはしたくないところです。
COMMENT
パレットの問題や面白さに昇華できていない部分を考慮するとパートナーシステムは二人協力プレイの余地だけは残しつつ、一人プレイの時は交代制システムで良かったのではないかというところはやはり今でも引っ掛かります。
しかし文句も多いですが、収集アイテムの量とアクションとしての楽しさのバランスは悪くなく、評価は高いです。
DSドラキュラシリーズでは収集の楽しさとして蒼月の十字架をトップに、アクションの楽しさとして奪われた刻印をトップに挙げますが、ギャラリーオブラビリンスは丁度その中間の楽しさを追い求めた作品だと言えるでしょう。
プレイ時間に関しては以前買った時にどの程度プレイしたのか忘れたので「わからない」となっています。
Amazonレビュー
レビュー者: れい レビュー日: 2009-10-04装備も自由に変えられ、RPG+アクションといったところ。
主人公は二人いて、いつでも交代可能。
使用してない主人公は呼び出せば自動で攻撃してくれる点はアクション苦手な人には心強いシステム。
内容や雰囲気は今までの悪魔城ドラキュラシリーズのようにゴシックな感じだが、主人公の絵柄が絵柄なだけにあまり暗いイメージはない。
ステージは似たり寄ったりな場所が多く、分岐も多いので進んでるのか戻ってるのか分からなくなる。
ゲームは地図を見ないでやるという人にはちょっと厳しいか。
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GOOD!
もはやグラフィックと音楽は神の領域かと思います。これぞ芸術!
やり込み要素も、もともと多かった従来の作品よりさらに多く、熱中度と満足度は最高にせざるを得ません。
砂漠や街など、城以外のステージがあるのも良かったです。こう言うと様々なステージがあったのに平面的なマップで不評だった「悪魔城ドラキュラ 闇の呪印」を連想しますが、今回はちゃんと高低差のあるマップになっているのでノープロブレムです。
最近パッとしなかったラストボス戦ですが、今回は燃えます!良い意味で「え?こんなシチュエーションってあり?」って思いました。しかも強い!
敵には相変わらずお馴染みさんが多く「またコイツかよ」と思うこともあったのですが、その中にもある程度オリジナルの敵がいたことと、主人公2人を個別に使うだけでなく、一緒に使うこともできるという点が斬新だったため、オリジナリティは差し引きゼロで標準としました。
最後に、セーブファイルが6つもあるのは何気に嬉しいです。
BAD/REQUEST
ゲームバランスには難ありです。同じステージでも敵よって食らうダメージが全然違うので、まだいけると思ったらいきなり大ダメージを受けてゲームオーバー、ということが何度かありました。ボス戦も然り、技によって何倍ものダメージ差があります。なんか普通のダメージとデカいダメージだけで、中間がないといった感じでした。
ボスの強さもまばらで、序盤から強いボスがいたり、終盤なのに弱いボスがいたりしました。ラストボスが強いのは当たり前ですが、最初のボスはあんなに強くしたらダメでしょう。
また、ジョナサンのサブウェポンには熟練度があり、しかもこれがなかなか上がらないのに対して、シャーロットの魔法には熟練度が無いので、どうしても熟練度を上げるためにジョナサンメインのプレイになってしまいます。所詮シャーロットはサポートキャラと言えばそれまでですが、ジョナサンの熟練度を上がりやすくする代わりにシャーロットにも熟練度を設けた方が良かったのではないでしょうか。
あと、たまにフリーズします。他の方も言っているので私だけの問題ではないのでしょう。アイテム収集のための作業プレイをしているとついついセーブを忘れてしまうのですが、意識してこまめにセーブをした方が良いです。
最後に、クリア後に使えるおまけキャラにも協力技は欲しかったですね。
COMMENT
童顔魔法使いのシャーロットやフリフリ衣装のステラ、ロレッタ姉妹といった主要人物だけでなく、ザコ敵の女性率も上がって軟派路線まっしぐらの本作ですが(公式ページの女性敵キャラ大集合イラストを見れば、いかに多いかがわかると思います)、ゲーム自体は非常に面白いです。シリーズ20周年の集大成といったところでしょうか。
最近本シリーズは据え置き機で3D、携帯機で2Dという流れになっていますが、3Dが軒並み普通の評価なのに対して、2Dが軒並み高評価であることを考えると、もはやファンが何を望んでいるのかは明白でしょう。そろそろ据え置き機で2Dというものを真面目に考えてくれませんかね、コナミさん。こういう2D探索型アクションゲームを、月下の夜想曲みたいに据え置き機特有の綺麗なグラフィックや音源、フルボイスで楽しみたくなってきました。