アナザーコード 2つの記憶
中央値: 57 Amazon点数: 3.4
スコアーボード
標準偏差 16.9 難易度 1.62 mk2レビュー数 82ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 2pt | 1pt | 1pt | 2pt | 1pt |
33pt
GOOD!
正直なところ見当たりません。
あえて言えば、NDSじゃなければ不可能な斬新な謎解きが数度あったところです。
こんなこともできるんだ、と新しい可能性を感じました。
BAD/REQUEST
『さわれる推理小説』というキャッチコピーから
タッチペンで謎を解いて物語を進めていく、というイメージがありましたが
実際は謎解きより、キーとなるアイテムを探し回ってることがほとんどでした。
タッチペンを使う箇所は、手に入れたアイテムを使ったり
ボタンを押したりこすったり、何かをまわしたり物を投げる操作など
「さわるメイドインワリオ」のミニゲームとなんら変わらないもので
タッチペンの操作は、謎を解くのではなく謎を解いた後に
その答えを実行するだけのような気がします(暗証番号を入力するとか)。
それと『推理小説』のわりにストーリーが酷すぎです。
ネタバレになってしまうので詳しくは言えませんが
ボリュームの少なさと登場人物の少なさのせいで
何の捻りもない単調な一本道ストーリーになっています。
導入部分からプレイヤーを引き込ませたりキャラクターに感情移入させる演出もなく
盛り上がる場面がないまま終わります。
特にラストはここから盛り上がるのかと思ったら普通に終わってしまいました。
ちなみに、ストーリーに推理するような要素はないです。
ストーリーの中での謎解きというものも存在しません。
つまり、推理モノなのにただストーリーを追ってけばいいだけという・・・。
ともかく全体として短すぎです。一周目5時間、2周目は2時間で終わりました。
クリアデータはセーブされ、2周目で変わるところはありますが
オマケのようなもの。
メッセージがスキップできないことを考慮すると
2周目をやる価値があるのか微妙なところです。
COMMENT
ただただ残念です。
ボリューム不足ですべてが中途半端という印象。
売りといえるようなものはこのゲームにはありません。
タッチ操作はワリオの存在で、もはや目新しさがない。
謎解きはほとんどないし、ヒント出しすぎ。
ストーリーは推理小説なんていえない、というより推理するようなところがない。
一体何を楽しめというんでしょうか・・・?
ここが酷いとかそういうのではなく、全体的に駄目、ショボすぎる。
開発期間が短かったんですかねえ。
ボリューム増やせば地味に良作になったはずです。
Amazonレビュー
レビュー者: AI レビュー日: 2005-05-26・謎解きのいくつかが斬新
「DSの機能を活かした」という声があちこちから聞こえる通り、「へー、そうきたか」 という謎解きがいくつかあります。
・あんまり難しくない
上記以外の謎解きは、苦手な人でない限り、頭の体操的にこなせる範囲のものです。
腹の立つほどの理不尽な難しさはありません。
・雰囲気が良い
ちょっとアメリカ文学っぽい、離れた視点から物語を見ているような空気感です。
感情べったりでなく淡々と語られるところがいいですね。
一方、イマイチな点はこんな感じ。
・プレイ時間が短い
初プレイで、2~3箇所でつまって、テキストを読んで考えて、大体8時間程度。
ウロウロしている時間が長いので、体感プレイ時間はそれより2時間ぐらい短いですね。
・後半、ちょっと尻すぼみ感
終盤はほぼストーリーを追う形になり、謎解きが少なくなっています。最終章はもうテキストを読んでいるだけ。
物語の核であるはずの「アナザー」云々も、読まされている感があって、だれます。
・推理、ではない
謎解きにストーリーがくっついた、という感じで、いわゆる推理アドベンチャーとは違う感じ。
「推理したい!」という人には期待はずれかもしれません。
・2週目はあまり楽しめない
2週目に変化するところもあるんですが、1週目にグッドエンディングを見てしまうと、2週目は新しい驚きや刺激が少ないです。
・謎解きの救済措置がない
ヒント機能等がないので、どうしてもわからないと、先に進めなくなります。
といった感じで長所も欠点もあるソフトですが、私は楽しめました。
ゲーム慣れした人には物足りなさ満点だと思いますが、数時間ちゃんと楽しめればそれで良し、という人なら満足できます。
社会人で、自由に使えるお金がそこそこあって、ゲームにそれほど気力や時間を割いていられない……という人にはぴったりのソフトだと思います。
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GOOD!
DSの持つ2画面、タッチスクリーン、マイク入力といった機能をフルに活用して謎を解いてゆくこれまでにないアドベンチャーゲーム。正に「さわれる推理小説」の名にふさわしいオリジナリティーあふれる作品です。
グラフィックスも丁寧に描かれています。しかも2画面、移動時は横と上方向からの視点で、場面によっては映画のような画面構成で見せてくれます。
ゲーム進行やその場の雰囲気に合った、臨場感あふれる音楽も魅力的です。
クリアするまでは、ぶち当たった一つの謎を解くのについついのめり込んでしまいます。画面にさわったり、マイクを使ったり、なるほどと思わせる謎が目白押し。
よって熱中度は普通よりも高いほうです。
解くまであれこれ考える楽しさや、謎を解いた後の達成感は満足できるものがあるでしょう。
いろんな方法を試したり、あちこち移動して手がかりをつかんだりして解いていきますが、作業的に感じた点はほとんどなかったと思います。
サブタイトルが「2つの記憶」というだけあって、記憶に関する事柄が随所に出て来て、物語全体もその内容で一貫していました。物語は各章に分かれていて、次の章に移る度に、その章で明らかになった事実を思い起こす、つまり記憶した事柄を再び思いに刻み付ける場面があったのは興味深いと思いました。また主人公の記憶だけでなく、その現場にゆかりのある人物の記憶も明らかにされ、この2つの記憶をシンクロさせることによって物語に一層の深みを持たせている点は、なかなかのものだと感じました。あと、内容にこじつけとか、つじつまが合わないといった点が見受けられなかったようなので良かったと思います。
BAD/REQUEST
暗い場面になると画面の反射で見えにくくなるところがあります。
個人的には、緊迫した場面での音楽はあんまりドキドキ感が高まらなかったように思います。
全クリア後の2度目の挑戦が控え気味になってしまうのは、アドベンチャーゲームの性質上、仕方のないことで、このゲームも例外ではありません。
アドベンチャーゲームに慣れている人は、謎が簡単過ぎてボリューム不足を感じるかもしれません。
タッチペンが思うように反応してくれない場合があります。その場合、DS本体のほうで補正し直せばうまくいくように感じました。
内容がホラー的というか、オカルト的なものが苦手な人は十分には楽しめないかもしれません。
COMMENT
謎は易しいほうですが、DSならではの機能を駆使して、新しい感覚で解いていきますので、つまらないということはないのではないでしょうか。
とりあえず、推理アドベンチャーの好きな人は買ってみることをお勧めします。