ファイナルファンタジー4
中央値: 61 Amazon点数: 3.4
スコアーボード
ユーザーレビュー
| オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 2pt | 4pt |
67pt
GOOD!
SFC版プレイ済み。
○オリジナリティ
・デカントアビリティ：パーティーから抜けたキャラのアビリティを使用することができるため、そのキャラが抜けても気に入ったアビリティを使うことができる。
○グラフィクス
良いと思います。イベントムービーも追加されてますが特に違和感はないです。
○熱中度
リメイク元が素晴らしい作品のため、リメイクした後でもストーリーに惹き込まれます。
○満足感
変にストーリーを付け加えてもおらず、シンプルに仕上がってると思います。
○難易度
昨今のRPGに比べて難易度は若干高いです。少々骨があるため攻略しがいがあります。
BAD/REQUEST
○システム
・デカントアビリティ：ヒント無しで見つけることが難しい。
・暗黒：SFC版の頃の効果のほうが良かった。
○快適さ
・戦闘：エフェクトの長さによって若干快適さを失っている。おかげで戦闘時間が長くなりがち。
・キーレスポンス：悪いような気がする。メニューを開いたりするのに時間がかかる。若干のイライラを感じる。
○難易度
良い所にも書きましたが、基本的に雑魚ボス共に強いです。
ゴリ押しで倒せるボスはごく一部で、前知識が無い人は2、3回全滅をして相手の行動パターンや弱点を探る必要があります。
雑魚的も一部ボスより強いモンスターもおり、急な全滅も普通にあります。
なのでライトな方は挫折するかもしれません。
COMMENT
難易度に関して、SFCからやっている方ならこのくらいは普通で、特に気にならないかもしれません。ですが、始めてやる方やあまりゲームをしない方などにとっては理不尽に感じる所があると思います。
このため、個人差が分かれるかもしれません。
個人的にはこのくらいで丁度良いのですが、昨今のRPGではかなり高い部類だと思います。
それ以外には特に文句を付けるところもなく、全体的に無難にリメイクされた良作だと思います。
Amazonレビュー
レビュー者： MAZIC_TV レビュー日： 2008-01-22なのでシナリオが陳腐というような評価はあまり納得できない。
当時は「シナリオとして質の高いゲーム」というのはあまり無く、
ゲーム性をカバーする程度の存在だった。
物語の起承転結が映画のように納得いくかどうかなど、
見比べるユーザーは少なかったはず。
確かにＦＦ４の「リメイク」という感覚から行くなら、
個々のユーザーで思い入れなど、印象は違って来てるとしても、
大きな部分での「ハズレ感」は無い気はする。
ただし、
確かにいくつか気になる点も。
まずはムービー時の圧縮率の関係で、
せっかくの映像が荒いこと。
さらにボイスもビットレートの圧縮の関係で、
割れてしまうのはマイナス。ノイズに強いシステムが欲しいです。
声優陣も豪華なだけに魅力半減。
また携帯ゲームという点で言うなら、
戦闘中でもポーズだけでなくセーブが出来たりするなど、
移動中でのプレイを意識した、
ユーザビリティーが弱い点が気になる所。
コンテニューから始めて戦闘で全滅すると、
一時ファイルが消えてしまうというのも、何かが納得いかない。
そして処理落ちや、エフェクトの関係で、
戦闘がしばしフリーズしたり、入力ミスするなどの疑問点も。
特に召喚魔法が始まると、
故障のようなブラックアウトを起こすのは、
かなり気になり、違和感がある。
さらに、ここに書かれているような雑魚敵のエンカウント率や難易度は、
そこまで上がっていないように個人的には思えるが、
複数の敵が全体攻撃を仕掛けた際に、
即全滅は可能性があるのは確か。
とは言え、昔はこの程度で不条理と叫ぶような、
ゲーム文化では無かったはず。時代は変わったものです。
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GOOD!
移植ではなくリメイクであるというところ。
３Ｄやボイス付きに挑戦する姿勢は非常に評価できる。
SFC版のマップやダンジョンがほとんどそのまま３Ｄ化されている。
ただし、何となく狭苦しくなっている。
人によっては悪い点であるかもしれないが、敵がかなり強化されている。
BAD/REQUEST
システム周り全般のモッサリ感。
これは我慢できない、このゲームを根本から揺るがす最大の欠点。
戦闘でのコマンド入力の一瞬の遅れは致命的なレベル。
これにより、バトルスピード最速+アクティブバトルに設定していると、敵によってはほぼ何もできないまま全滅するしかない。
もはや高難易度というレベルではなくゲーム破綻している。
また、魔法を選択して敵カーソルに合わせてから、やはり他の魔法にしようと考えキャンセルボタンを押すと、なんと一番最初のコマンド「たたかう」まで戻されてしまう。
これはもはやバグというレベル。このままの状態で発売する神経が理解できない。
魔法のカーソルを合わせるのが難しい。魔法全体化にするのもやりづらい。
魔法や特技を使う際にいちいちアップで演出が入るのもテンポを悪くしている。
この際、魔法等のコマンド入力がキャンセルされるのが更にストレスを貯める。
メニュー画面のレスポンスも酷い。
デカントシステムを使わないと非常に高難易度になるにもかかわらず、ゲーム中では何も説明が無い。
デカントアビリティの重要性に気付いた頃（おそらく「カウンター」や「ひきつける」を入手した頃）には時すでに遅し。
攻略サイト等を見ても他のいくつかの重要アビリティは入手不可能。
一度覚えると外せないという点も、ゲームとしての面白さを奪っていて残念。
ダンジョンにおいて、歩くと下画面にマップが自動で生成されていくが、
マップに宝箱が始めから表示されていたり、マップ達成率100％にするとボーナスアイテムが貰えたりするせいで、
せっかく作り込まれている上画面を見ずに、つまらない下画面ばかり見てプレイすることになる。
音楽については言うまでもなく楽曲は素晴らしいが、
音質はDSの特性ということを差し引いても非常に悪い。
アレンジも中途半端で原曲に傷を付けただけ。
セシルの役者が下手すぎて、ボイスの必要性に疑問を感じてしまう程。
またボイス使用シーンも少ない為にその疑問に拍車をかける。
中途半端に入れるなら無いほうがマシだと思う。
ボイス有りはできるが、ボイス無しイベントシーンがスキップできない。
ボス戦では何度も全滅必至な難易度なので、何度も見る羽目になりこの仕様はストレスが貯まる。
もともとストーリーはチープというか、２Ｄであったからこそ許される台詞や展開が盛り沢山なのだが、
なまじリアルキャラになってしまった為に、ボイスの下手さと相まって、何というか…セシルが非常に痛々しくただのバカにしか見えなくなってしまった。
ストーリーのチープさが浮き彫りになった。
何週もする気は全く起きないが、３週までしかできないという理解不能の制限仕様。
COMMENT
もともとSFC版のFF4は非常に好きなので、このように厳しい評価になったことは否めない。
ただし、最低限ゲームとしてストレスを感じることなくプレイできる完成度であってほしかった。
細かい点だが「赤い翼」を「赤き翼」とか無意味な改変はやはり気になる。
次作はFF4より好きなFF5だが、見栄えよりシステム周りの完成度に力を注いで欲しいと切に願う。