ゲームセンターCX 有野の挑戦状
中央値: 73 Amazon点数: 3.7
スコアーボード
ユーザーレビュー
| オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 5pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
81pt
GOOD!
番組でゲーム化が発表された時、持ったイメージは良い物では無かった。ありきたりな「レトロゲー詰め合わせ」になるか、ファン以外は白けっぱなしの「くだらないキャラゲー」になるか・・・どちらにせよ、間違いないのは『クソゲー確定』だと思ってました。しかし、ビックリ。良い意味で裏切られました。
【オリジナリティ】
『レトロゲームをプレイするゲーム』ではなく『レトロゲーム全盛期の時代に戻ってその世界観そのものを体感するゲーム』という発想には脱帽。ゲーム内で定期的に発行されるゲーム雑誌を見ながら攻略したり、新発売の連射付きコントローラーを手に入れると連射が楽になったり、・・・と、世界観を生かした上手い作りで、当時を知る30代?のファミコン世代ならニヤリとするシステム。他に類を見ないオリジナリティと言って良いはず。
【グラフィックス】
非常にチープ。しかしそれは当たり前。80年代のドット絵ゲームを再現する事こそがこのゲームのコンセプトだから。年代が徐々に進むにつれ、着実に進化を遂げてきた当時のゲームグラフィックそのままに、ゲーム中のゲームも進化をしていく。グラフィックそのものではなく、その進化をグラフィックで見事に表現したドット職人。良い仕事をしました。
【音楽】
初期のピコピコ音から、後期には音色も増え派手になる、などこちらも時代を反映した良い作り。しかし、曲そのものは耳に残るというほどでもない。
【熱中度】
十数年ぶりの本気連射で、指が痛くなった。基本、手軽に出来る物が多く、ついつい時間を忘れてしまいました。
【満足感】
あらゆる面で高い満足を得られているが、ソフト数不足を感じた。ただ、短い期間でここまで良い物を作ってくれた事には大満足です。
【快適さ】
ゲーム中にPAUSEして、攻略などの載った雑誌を下画面に表示させながらプレイ再開できるなどそのアイデアはもちろん、快適性も良い。操作性も非常に良く問題なし。
【難易度】
昔ながらの『理不尽な難度』では無いにせよ、一部の失敗しながら覚えるという攻略スタイルは、懐かしさもありＧＯＯＤ。ノルマそのものの難度もそれほど高くない上に救済措置も充実しているので、間違いなく難しい部類には入らないので、上手くない人も安心出来るレベル。
BAD/REQUEST
○『シリーズ物』『タイアップ物』など、当時の流行を上手く表していると思うので、製作者の意図は理解出来るが、やはり同ジャンルのゲーム（レース物、ハグルマンシリーズ、シューティング）が多く、ボリューム不足を感じた。当時の流行を反映するなら、アドベンチャー物（ポートピア風）や、パズル物（ソロモンの鍵、ロードランナー風）や横スクロールアクション物（マリオ風）など入れて欲しい。
あと、ファミコンを語る上でハズせない要素、クソゲー物（たけしの挑戦状etc風）もあえて入れて欲しかった。クソゲー故の理不尽さは挑戦向きだと思うし、当時、それはそれで盛り上がったので（色んな意味で）。
○仕方ないかもしれないが、プレイする人によって大きく評価が分かれると思う。『ファミコン世代』『番組を知っている』この２つの条件を満たしていればほぼハマれる。また、番組を知らなくても『ファミコン世代』ならば十分楽しめると思う。問題は２つの条件を満たしていない人。楽しめる人もいるだろうが、勧めようにも、お勧めする言葉が見当たらない。
COMMENT
知らないから敬遠している人も多いだろうが、番組を知らなくても、ファミコン世代なら十分楽しめる。もちろん、番組ファンなら更に楽しめる（ＡＤ、「有野ＯＮ」など小ネタ充実）。
「ゲームセンターＣＸ」という題材で、ここまで完成度の高い作品として仕上げた製作者の発想と頑張りには頭が下がる。単なるゲーム集でもない、ただのキャラゲーでもない、このゲームのオリジナリティとクオリティの高さ。変な先入観から売り上げが伸びず、企画倒れで終わってしまっては非常にもったいないので、強くお勧めしたいです。
次回作の要望として、ソフトの増加はもちろん、懐かしの80年代を体感する要素をもっと掘り下げて欲しい。セーブ機能の無かった当時を生かし、時間の概念を加える事で制限時間性を設けたり、ソフトは実際にお小遣いを貯めて買う、などの要素があっても面白いと思う。もちろん、ほどほどに、ですが。
Amazonレビュー
レビュー者： たかだい レビュー日： 2007-12-08アリーノーというキャラクターがお題となる8本のゲームソフトから出してくる4つの挑戦をクリアし、最終的には8本全てのエンディングを出す事が目的となるゲーム内ゲームといった内容になります
実写に限りなく近いリアルなグラフィックや凝ったゲームシステム(演出)のゲームばかりプレイしている近年になって、こうゆうファミコン時代の(今と比べたら)格段に低く荒いグラフィックや単純なゲームシステムのレトロチックなゲームは逆に新鮮でした♪
ファミコン時代のゲームソフトを模範としていながら、当時のような理不尽なゲームの難しさは然程感じなかったので懐かしさに浸りつつもサクサクとゲームを進められると思います。例え行き詰っても、ゲーム内で入手できるゲーム雑誌なんかを参考にするとやはりサクサク進めます。なので、わりとゲームソフトとしてはストライクゾーンが広いと思いますし、(ゲームが好きならって条件で)老若男女に幅広く楽しめる感じがしました
ちなみに8本のゲームソフトの内、個人的には【スタープリンス】(シューティング)が一番好きだったのでオススメです
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GOOD!
友達と集まってファミコンをやったあの頃の感じが出ていてなんかハートウォーミングな感じがする。ありの君にもかわってあげたかったくらい。ファミコンソフトの色や形なんかも懐かしい。子供時代の宝箱のようなソフトになった。
ゲームの種類は多くはないが、一つ一つがバランスのいいゲームになってると思う。当時のゲームははずれも多かったから、それに比べるとずっとプレイしやすい。
攻略本も面白い。
DSの２画面も上手に使ってると思う。上はテレビ画面で、下はこっちの世界。上でポーズして下の画面で攻略本や説明書を見たりできる。
BAD/REQUEST
８０年代のゲームにはもうちょっとバラエティがあったので、そういうところも味わえるとなおよかった。当時はプロ野球人気が高かったし、シンプルなベースボールゲームなどは必ずみんな持ってた。スポーツに限らず、友達と対戦して遊ぶゲームというのも入ってるとよかった。ありの君と戦ってみたい。
COMMENT
最近買ったゲームの中で、一番ゲームした！という感じを味わえた。
最近のゲームは、よくできているけど、やってると仕事をするくらい疲れたりする。
このゲームは、シンプルだけど入りやすい。すぐ起動でき、すぐやめられる。当時よりも簡単に。テレビをつけたりソフトを出したりする手間もなく、DSをオンするだけ。いまどきテレビのゲーム機でこのソフトだと、プレイする気もあまり起こらないだろうが、DSという気軽さがレトロゲームをもう一度やってみようかな、という気にさせる。
自分としては大満足のソフトになった。