ポケットモンスター ブラック2/ホワイト2
中央値: 71 Amazon点数: 4.2
スコアーボード
標準偏差 14.55 難易度 1.79 mk2レビュー数 14ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt |
67pt
GOOD!
今までのポケモンはマイナーチェンジ版(青・クリスタル・エメラルド・プラチナ)が発売されていましたが、今回は初の試みである続編モノです。
イッシュ地方が舞台なのは変わりませんが、訪れることのできる街や施設などが大幅に増加しています。
またポケモンの種類は、旧作からの出演を含めて約300体が出現する仕様です。
【ストーリー攻略のポケモン】
序盤から前作(ブラックホワイト)では出現しなかったポケモンがどんどん出てくるので、前作とはまた違った旅のパーティで、イッシュ地方を巡ることができます。
【新ジムリーダー】
物語の要所で戦う強敵トレーナーが変更されています。
前作のキャラクターをストーリーに絡めるためにうまく残しつつも、新しい強敵トレーナーが出現したことで、ストーリー攻略に楽しみがありました。
【PWT】
今作に実装されたトーナメント形式のバトル場。
それぞれルールの異なるトーナメントを勝ち抜くと、BPが貰えます。
どのルールも3戦で終わるので、バトルサブウェイよりも多くのBPが稼ぎやすく、PWTのおかげで随分とポケモン育成が楽になりました。
旧作のジムリーダーや四天王が登場するトーナメントなど、ファンには嬉しく、またバトルを熱く楽しめる施設だと思います。
ジムリーダー戦や四天王戦に関しては、戦闘曲が従来のアレンジ版に切り替わったり、戦闘の前に彼らの名言が用意されていたりと、芸が細かくてGOOD。
【育成しやすい】
対戦においてすでに必須となっている個体値選びや努力値振りですが、今作ではメタモンをはじめ多くの種類のポケモンが登場するため、パーティの編成に幅を生みやすく、ポケモン対戦初心者の方には、より育成の楽しみを知ってもらいやすい環境であると言えます。
また今作ではBPも溜めやすいため、有用な対戦用道具・技マシンや努力値振りのパワー系道具も収集しやすくなっています。
PWTのおかげで、今までに発売されたどのカートリッジよりも、育成に関してはハードルが下がったような印象を受けました。
【メタモン】
ジャイアントホールで出現するメタモンですが、出現率は割と低い(感覚では25?40%弱)ですが、VやU持ちが出現する確率自体は約20?30%強(データを取っています)と、必要な能力値持ちが多く出現する気がします。
代わりに性格の多様性があまりありません。割と性格が被ります。
【メダルラリー】
PS3のトロフィーやXBOXの実績機能と同じように、ポケモンにもやりこみの基準を表すメダルシステムが導入されています。
100を軽く越える大量のメダルが用意されているので、やりこみ好きな方には堪らないのではないでしょうか。
『レポートを書く』や『自転車に乗る』などの一見何も関係なさそうな行為でも、メダル獲得のためのフラグになっていたりして、毎回ポケモンセンターでメダル配達人に話しかけるのが楽しみです。
【Wキュレム・Bキュレム】
性能や有用性はともかく、今までにないポケモンの進化を提示してくれたように思います。
プレイヤーに有無を言わさないロマンはありますね。
BAD/REQUEST
【ストーリーの内容】
続編ということで、その後のイッシュ地方が描かれるわけですが、たいして面白くもないストーリーとネタに走ったNPCの独り言が延々と続きます。
前作をプレイしていない方にはキーパーソンであるNが一体どういった存在であるのか、いまひとつ理解しづらいのではないでしょうか。
また、相変わらず敵のプラズマ団に魅力がありません。
【夢特性と隠し穴】
第五世代から解禁されたポケモンの夢特性(隠し特性)ですが、ネットのドリームワールドを使用しなければならないということに憤りを感じます。
夢特性自体はいいのですが、なぜカートリッジ内で夢特性のポケモンをゲットできないのか、わざわざPCを使わねばならないのかが不服です。
それを踏まえてか、今作から隠し穴という夢特性ポケモンをカートリッジ内で捕獲できるシステムが導入されましたが、目当てのポケモンが出現する確率が少なく、特性遺伝のために必要な♀が出現する確率はさらに低いです。
育成したいポケモンがいても、夢特性が圧倒的に有用なポケモンだと(例えばマルチスケイル持ちカイリューなど)、夢特性持ち♀ポケを手に入れるのが面倒になってしまって、前準備の段階で育成する気が急激に失せます。
【ポケウッド】
シアター形式でポケモン映画を撮る施設です。
もうミニゲーム方式で遊ぶ、ポケモン育成やストーリーに関係ない施設は飽きました…、ストーリー上、強制的に立ち寄る施設ですが、それ以来行っていません。
【主人公の動き】
相変わらずぎこちなくて、草むらでうまく方向転換できないとイライラします。
自転車も相変わらず操りづらすぎです。
COMMENT
基本的には、いつものポケモンです。
発売前から『完全新作』と謳っていた割にはストーリーはガックリくる内容でしたが、育成面に関しては環境が整えられていたので、飽きずに好みのポケモンを育てています。
『新作』という言葉に騙されなければ、それなりに熱中できるゲームだと思います。
個人的には、『完全新作』と謳うからには、配信ポケモンの解禁やBキュレム・Wキュレムだけのポケモン追加ではなくて、多少なりとも新ポケモンを収録して欲しかったと感じます。
毎回マイナーチェンジ版は購入しない私ですが、今回はなんとなく『2』という言葉にうまく乗せられて買ってしまったような、腑に落ちない気持ちがします。
値段と比較して損はしてないと感じますが、育成以外には熱中できる要素がなかったのも確かです。
ブラックホワイトを初めてプレイする方やポケモン自体が初プレイの方にはストーリー面に関してオススメできませんが、ポケモン育成は随分楽ですので、そちらをメインにしたいのであれば持ってて損はしないソフトだと思います。
これにてレビューを締めさせていただきます。
お読みいただいて、ありがとうございました。
Amazonレビュー
レビュー者: Kindleユーザー レビュー日: 2014-10-14オープニング画面のグラフィックがとても美しく、音楽もステレオ音源のようで、まるで映画を観ているようでした。
昔のゲームを知っている世代としては、技術の進歩に大変驚きました。
ゲーム内容も相当練りこまれており、良くできていると思いました。
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GOOD!
第4世代までと比べ、快適にプレイできたと思う。具体的に挙げると
・一つのわざマシンを何回でも使用できるようになった
・むしよけスプレーの使用後「続けて使いますか?」と出る等
・多数のやり込み要素。タマゴの即孵化や即レベル上げが可能
・お金・経験値稼ぎしやすい施設やPWTの存在(歴代シリーズのジムリーダー等が登場)
・一部ではあるが、過去シリーズの伝説・準伝説ポケモンの再登場。
・BP稼ぎがしやすくなった
・他にも道具拾い、かけら稼ぎ等が一応できるので、教え技の習得にはそれほど困らない(通信推奨ではあるが)
各世代を経験しているので、難易度もちょうどよいか少し簡単な感じ。
むしろクリア後がなかなか充実していたので、いろいろ楽しめた。
BAD/REQUEST
新要素である「夢特性」に付随する施設の存在。
夢特性という要素自体はよいのですが、ポケモン1匹の特性を変えるために
ネットサービスに会員登録して、そこにポケモンを送って・・・・
といった作業が必要だったようで、そういう設定を設けたこと自体に不満を感じました。
別にそんなことしなくても、夢特性のメス個体をGTSで入手できればいいんですから。
もっとも、2014年5月でWi-fiは終了しますけどね。
あと、前作からポケモンは送れても道具は送れないという不満があったのですが、
わざマシンの仕様変更もあるので、仕方ないんでしょうね。
COMMENT
ブラック・ホワイトは遊ばず、以前遊んだのがプラチナだったのですが
前作までの知識を生かし、比較的簡単に、楽しく、長く遊びました。
また、本作を遊んだ後でハートゴールドを購入し、
そちらで捕獲したポケモンを本作へ移すこともできるので、存分に楽しめました。