デビルサバイバー2
中央値: 76 Amazon点数: 3.9
スコアーボード
標準偏差 12.15 難易度 2.62 mk2レビュー数 29ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 5pt | 5pt | 2pt | 3pt |
82pt
GOOD!
前作は完クリしました。それを踏まえた上で書きます。
まずは悪魔が大幅に増えたこと
前作は他のメガテン系列に比べるとかなり少なかったのですが今作では倍以上に増えてます。
さらに悪魔全書が登場したこと
これも前作には無かったのでかなり合体等がかなり快適になりました。
またこの機能のおかげでお気に入りの悪魔の強化等も簡単になりました。
アドオンの追加
入手するのは大変ですが(これは短所でも書きます)その分高性能です。スキル継承等が大幅に楽になります。
仲間の人数の増加及び加入の早さ
前作では3日にならなければ4人にならず、仲間の大半が7日で加入とかなり遅かったのですが、今作で2日のから4人で戦えさらに仲間全体の人数も増えており加入も早いです
スキルの強化及び追加
前作で不遇だった物理スキルが強化されていたり、新しいスキルが追加されてます。また種族固有スキルも上位版がや新しいスキルが出るなどで不遇だったスキルも強化されてます。
周回要素の追加
特典がつく等で周回要素が増えました。
ストーリーもエンディングが分岐するのでかなり長く遊べると思います。
セーブスロットの増加
前作は一つしかありませんでしたが今作は3つに増えました。
音楽
個人的には好きですが前作より軽い曲が多いので人を選ぶと思います。
難易度
昨今のゲームの中では高い方だと重います
特にレベルの差による経験値の制限がかかるのでレベルによるごり押し等はできず、ボスごとに対策を練る必要があります。
縁イベント
ペルソナのコミュのようなもので、そのキャラ個人に対するストーリーが見れます。
またコレを進めることで悪魔の合体条件が解禁したりシステムが強化されるなどの恩恵がある他、ストーリーにも影響がでます。
また前作ではルートによって仲間が固定でしたが、縁が一定以上あれば敵対した後も再び仲間にできます。ただしルートによっては絶対仲間にできないキャラも存在します。
BAD/REQUEST
周回プレイだが序盤はほぼ共通
前作もそうでしたが、これが改善されてません。
せっかく周回要素が増えたのだから二周目以降はイベントスキップができるか、序盤から新しいイベントを増やすなどして欲しかった。
一部の仲間がかなりあっさり死ぬ
前作ではキャラが死ぬイベントはかなり重々しい空気がありその後の展開もかなり違いましたが、今作では一部のキャラは条件を満たさないと登場してまもなく死にます。さらにキャラによってはその後一切他のイベントに影響しない(エンディング時に出るか出ないかくらい)ので思い入れがほとんど無いキャラが出る場合もあります。
一部の仲間が空気
仲間が増えた反動か一部のキャラが空気です。
縁イベントを進めれば愛着も湧くかもしれませんが、
そうでない場合はほぼ空気です。
得に前述のように序盤で死んでしまった場合は完全に空気になります。
スキルの性能の偏り
一部のスキルが強すぎて理想的なパーティを作ると仲間のスキル構成が似たり寄ったりになります。また物理は強化こそされましたが、ストーリー後半になると強力な耐性を持った敵がゴロゴロ出ますので、物理反射をもった相手には相変わらず積みます。特定のスキルは多様する反面まったく使わないスキルも多いです。悪魔の種族固有スキルも強化されましたが相変わらず使用率のバランスが悪いです。妖獣や幻魔や霊鳥のスキルは後半になればなるほど必須ですが、反面戦闘では役に立ちません。ポケモンにおける秘伝技みたいなもんです。気に入った悪魔がいればや強い悪魔がいれば問題ありませんが、そうでないなら常に控えに用意する必要があり非常に面倒です。また幽鬼や呪鬼のスキルは敵に使われると非常にうっとおしいですが自分が使う機会はほとんどありませんでした。乱舞系の魔法も強すぎです。万魔以外は序盤でも使えるし、これの所為で○○ダインの技を使う意味があまりありません。状況次第ではマハ系より役に立ちます。
ストーリー
すでに何人も言ってますが、サバイバーというタイトルですが言うほどサバイバルしていません。前作は文字通り封鎖された空間で生き延びる感じでしたが、今作は主人公達は水も食料も寝床もあるうえに日本のあちこちを行き来できます。もうちょっとサバイバル要素を強くしてほしかった。
悪魔の意義もあまりありません。前作では悪魔が出るのには列記とした理由がありましたが、今作では謎の侵略者は悪魔ではなく、侵略者が悪魔を呼ぶ理由も悪魔である必要が無いです。
今回の悪魔は侵略者に対する対抗手段といった感じですがそのせいで前作と違って普通の一般人もポンポン悪魔を使ってきます。前作では悪魔使いはかなり嫌煙されてましたが今作ではむしろ使わないほうが少ないくらいです。
ルートについてですが…一人の主張が納得行きません。ただ優柔不断で逃げてるだけにしか見えません。明確な目的もなく(目的は出来ますが完全に決まるのは他の一派を倒してからでその目的を与えたのは主人公)ただ戦いたくないというだけでどっちにもつかないというのは…どちらも話が通じる相手じゃありませんし最終的に結局戦って自分の主張を認めさせてるのでは最初の主張と矛盾が生じるうえにやってることは他の一派と大差無いです(しかも主人公が他のルートでコレをやると否定してくる)
グラフィック
モブキャラやステージの背景等は前作の使いまわし。得に警察官は前作では敵でしたが、近作は別に敵でもないのに凄い悪人面をしていて物凄い違和感がある。
あとモブの女キャラはやたら力が入ってるが男はロクな顔がいないのはどういうことなのか。
システム
行動遅延が酷い。敵に攻撃するもしくはされると行動が遅くなるが、相手に邪心邪龍がいるときをつけないとボコボコにされる。特にボスは攻撃範囲が広くうかつに近づくとボスの攻撃→遅れる→他の敵の攻撃→遅れる→ボスの攻撃と何もできなくなる。ここに邪鬼や幽鬼が追加さえると目も当てられない事態に
なので常に気を配って行動する必要がある。
COMMENT
色々と悪い点も書きましたがシステム全体的に前作より改善されてますし個人的には大満足でした。
前作との繋がりも一切無いので新規の人にもオススメできます。
ただ個人的には繋がりが欲しかった(隠しボスに前作のエンディングで魔王になったあの人とか)
キャラやキャラデザは好みが分かれると思います。
完全にやりこもうと思ったら多分100時間は越えるんじゃないでしょうか。
携帯機なので合間合間に遊べるのでちょっとやりたい人にもオススメです。
次回作を出すなら、スキル全体のバランスの調整、
及びその影響で偏ったパーティにならないようにするのと、
周回プレイ時の序盤のイベントスキップ或いはイベント追加、そしてサバイバルらしさや悪魔の必要意義なんかをしっかりしてくれると嬉しいです。
Amazonレビュー
レビュー者: ペンギンとアザラシ レビュー日: 2011-09-02仲魔を落札し、合体させ、強化しながら敵と戦う戦闘パートはなかなか面白かったです。一周目は攻略サイトを見ないプレイするタイプなので、二周目でサイトのお世話になり、「この系統の悪魔が入ればもっと楽にいけたのか」と目からうろこなこと多数。
悪魔と自分のスキルをしっかり準備しさえすれば、戦闘はさほど難しくありません。恐ろしく便利すぎる千列突きは逆にまずいです。二周目はアワードで経験値制限解除や仲魔引継ぎをしていれば、一周目と比べ物にならないほど楽(隠しボスはそれでも難しいですが)。
シナリオは…正直ちょっと微妙な感じでした。「実力主義」「平等主義」「喧嘩やめてみんなでがんばろう」の主張が対立するのは当然のことなのですが、それらを主張するための言動がみんな稚拙で、心に訴えてこないというか。
極限状態に陥った描写も貧しく、本当に飢えて、また未知の存在の悪魔に生命を脅かされているのか? と言いたくなるような三文芝居的やり取りが多数。生産ラインが完全にストップしたであろう世界で、貴重な生鮮食品で茶碗蒸しばかり作るジュンゴをなぜ誰も止めないのかと聞きたい(ジュンゴ嫌いではないのですが)。
死に顔メールで仲間の死を食い止められるとしても、それで劇的に展開が変わることもなく、単に「いるかいないか」「それぞれの勢力で人数に差異が出ないよう、自動的にほかの仲間の生死が決定」程度の仕様。マルチエンディングであっても、シナリオ分岐はほとんどなく。二周目で一周目と違う勢力についたとしても、そこに至るまでの内容は全部同じで飽きました。
シナリオや戦闘が面白いと感じるのは一周目だけ。二周目以降ははアワード引き継いでサクサク進め、さっさと別のエンディングを見る為だけに存在します。そこがとても残念でした。
一・二周目は全員生存させたので、三週目は心を鬼にして見捨てるプレイをしてみるつもりです。
あと、仲間全員の主人公好きっぷりが正直怖い。
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GOOD!
システムが洗練されてて非常に快適にプレイできる。いつでもセーブができるしセーブもスピーディでストレスが全く無い。操作もわかりやすくて説明書など必要ない。さすがアトラスだと思う。
悪魔全書のおかげで低レベル悪魔でも育てる楽しみが増えた。合体で高レベル悪魔を作ったあとも素材を呼び出して引き続き使えるのが良い。お金はかかるけど。
延々と悪魔を作って練習MAPをクリアしているだけでも相当楽しめるので、かなり長く遊べると思う。
BAD/REQUEST
敵悪魔が少ない。戦闘マップ画面上でのチビキャラを作る時間がなかったのか。
人間キャラが余る。主人公以外は3人しか出撃できないのだから半分の6人くらいでよかったのでは。
キャラクターの絵が稚拙かつ種類が不足気味。表情変化が拙い。
悪魔の種族の属性をもう少し細かく設定してほしかった。せめてLIGHT?DARKくらい。魔神を作るか魔王を作るか等悩むところがほしい。
COMMENT
前作に負けないくらいおもしろい。シナリオは薄くなったが、悪魔全書のおかげで周回プレイのモチベーションは維持しやすくなっている。
個人的に好きだった外道がないのが残念だった。