メタルマックス3
中央値: 71 Amazon点数: 4.1
スコアーボード
標準偏差 11.66 難易度 2.59 mk2レビュー数 37ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 2pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt |
71pt
GOOD!
〇実物とちょっと違う戦闘車両・いろいろ変な怪物・荒野を気ままに進む感覚。この雰囲気は他では味わえない。シリーズものという点を考慮してもやっぱりオリジナリティは際立っている。5点。
〇特典漫画『夢見るカルメン』が想像以上に面白かった。正直言って、タロミオはゲーム本編のどのNPCよりも格好イイ。非情だが余韻のある筋立てもイイ。読む前はあまり期待していなかったが、特典付きを買ってよかったと思える出来だった。
〇マルチパーティ制。外見で選ぶも良し性能で決めるも良し。楽しい。
〇雑魚敵からの逃走が容易であること。たいてい成功する。
BAD/REQUEST
×音楽は旧来どおり門倉氏の手によるものだが、全体的にがっかり。17年も経てば氏のスタイルも変わるだろうしMM2が凄すぎたというのもあるだろうけれど。お尋ね者は特徴無し。あえて2点。
×主人公とコーラ。彼らの魅力が薄い。というか元アレの男がさらわれたお嬢様助けに行くって構図が大変つまらない。普通のRPGすぎる。見捨てておきたかった。それだとラスボスと戦えないけど。
主人公は最強のレベル1という触れ込みで宣伝していたが、ほんとうに強い。ただそれだけ。ゲームの面白さにつながらないどころか、ハラハラするべき一番最初の賞金首戦を単なるボタン連打ゲーに変えてしまった。その罪は果てしなく重い、と思う。また、記憶を求めての旅なのに最後はウヤムヤ。会話文は軽くてダサい。寡黙でひ弱だった旧作の主人公の方が、遥かにいかしている。
コーラは成長する女性ではあるけれど、だからどうした、という印象。銃を振り回すほどアクが強くもないし、献身的な愛を行動で示したりとかもない。なんとなく惚れてくれる美少女。こんな人はメインで出さなくてもいい。
×戦闘モードが戦闘中変えられない、アニメをoffにできない、防御できない、乗り降りが煩雑、要らない鉄屑を自動で搭載してしまう、などなど。システム面でこまかいストレスが溜まる。
××ギャルゲーステッカー。webで教えるパスワード。
COMMENT
■17年ぶりの第3作というこのゲーム。実際に遊ぶまで心配でもあり楽しみでもありました。蓋をあけてみればじゅうぶん楽しんだけれど、やっぱり人を選ぶゲームなのは間違いないと思います。重厚なストーリーとか、美麗なムービーやエンディングは欠片もありません。それでも2010年のRPGとして通用するのがすごい。心情的にはもっと高い評価です。
個人的にはwizとかのキャラ作成型RPGが好みなので、その要素とメタルマックスが組み合わさった本作品はマイベスト……に、なりそうでならなかった。上述したように、主人公とヒロインが余計という印象が終始つきまといました。人によっては自分と真逆で、通りすがりの冒険者みたいな仲間は欲しくないって方もいらっしゃるんでしょうけど。でも冒険者の性格とか妄想でおぎなうのはメチャクチャ楽しかったりするよ! と、オッサンは思う。
とにかく今回は自由度の加減が中途半端なイメージで(戦車改造なんかもそう)、そこが非常にもったいない。続編がもしあれば、最初から4人キャラメイクして、お気に入り戦車をポンポン作り変えながら旅したいものです。
Amazonレビュー
レビュー者: Amazonのお客様 レビュー日: 2010-08-02やや癖のある世界観になっているが、プレイした感覚としては
スーパーファミコンのRPGをやっているのにかなり近い感覚なので
多くのプレイヤーが「悪くない」と思うのでは無いだろうか
ただその先の世界観やキャラクターなんかが気に入るかは好みが分かれる事でしょう
この作品のもっとも良い点は、自由度のバランスではないかと思います
1本道ではなく、かといって海外産RPGのように全て自由と言う訳でもない
何をして良いかを見失う事無く、常に何かしら道が示されています
その道以外にも行った事の無い場所へ行く、戦車の強化をする、賞金首を捜す等
やれることが非常に多い為、プレイ意欲が維持できる
更に細かい点ではキャラクターのレベル差が自然と埋まって行ったり
戦車があるおかげでレベル1からの育成が楽なのも、仲間に出来る職業が
6種類もある為嬉しいですね
また戦闘時のアニメーションの出来が良い事や、後述のエンカウントの高さが
苦痛にならなくなる、戦闘スピード加速の双方同時行動が見ていて小気味良い
シリーズ恒例の「ドッグシステム」も当然有り、ダンジョンからの一発離脱や
街から街へ一瞬で移動できる為、各地でイベントが進行する今作を非常に快適に遊べる
反面システム面などに細かい不満もあり、戦車の乗り降りの微妙なしづらさや、斜め移動が出来ない事
場所にもよるけどエンカウント率の高さなどが細かい点では気になる部分です
もっとも残念なのは携帯機であるDSのRPGなのに、中断セーブが出来ないのは正直いただけない
省電力とは言えいつ電池が切れるか分からないスリープモードは使用したくないし
携帯機のRPGには中断セーブは必須だと思います
総評としては昔ながらのRPGが好きなら買い、シリーズのファンなら怯える事無く買いです
細かい不満点を凌駕する楽しみが多く、ガンガンプレイできる良作です
やはり能動的に遊べるRPGは面白い!
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GOOD!
・システム面の自由度が高い
名前を付けたり、兵器を自由に組み合わせたり、パラメータを調整したり、
介入できるところが多いため、自分の冒険をしている手応えがある。
プレイキャラに名前を付けられるのも、最近じゃ珍しくなりつつあるし。
・処理落ちするレベルの弾幕エフェクト
戦車の改造の仕方によっては、攻撃によって大量のミサイルと与ダメージ数値が
画面中を埋め尽くし、処理落ちしてグラフィックが崩れたりすることがある。
つまり、バグなわけだが、システムの限界を超えたプレイをした爽快感が味わえたので
個人的に非常に好印象。
処理負荷による絵崩れなんか二の次にして、テンポと派手さを優先するなんて今時珍しい。
・世界観の表現が徹底されている
一言聞いただけでゲームの世界観が頭に浮かぶようなセリフがあったり、
重複する効果は多いものの、名前が違うだけで世界に広がりを感じさせるアイテムなど。
BAD/REQUEST
・敵のグラフィック
全ての敵がニョロニョロ動く。それ自体はよいのだが、安易なパーツの回転や
拡大縮小ばかりで、せっかくのドットが汚く崩れてしまっているのが残念。
人間系の敵の動きは ニョロニョロ綺麗に動きすぎで逆に不自然。
・クリア後のプレイ
レベル限界値突破に特定のレアアイテムが必要なのが残念だった。
アイテムを使わせるというだけで、やらされている感が強くなっている気がする。
レベル上げ続けたら、さりげなく100越えた…ってのがよかった。
また、戦車の穴改造が永久にやり直せない仕様も痛い…
COMMENT
ゲーム進行の自由度に関しては、昔のゲームに慣れてしまっている自分にとって
一本道のストーリーをひたすらなぞっていくようなゲームの自由度が単に低いだけで、
本ゲームの自由度こそが元来のRPGのスタンダードと考えたい。
とはいえ、システム面の自由度は高く、ゲームを自分色に染めてプレイできる。
メタルマックス初プレイだったが、100時間を超えても楽しめた。
クリアしても、ゲームに居続けたくなる世界観が素晴らしい。
そして、自由度の高いシステムが、世界に触れている手応えを与えてくれる。
ここには豪華な3DCGも、緻密なストーリーも、壮大なオーケストラ演奏もないが、
それでも昨今プレイしたゲームの中で最もプレイの手応えを感じた。
大作ではないが、良作ではある。