邪聖剣ネクロマンサー NIGHTMARE REBORN
中央値: 77 Amazon点数: -
スコアーボード
標準偏差 5.4 難易度 2.50 mk2レビュー数 8ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt |
79pt
GOOD!
○音楽が滅茶苦茶良い!
古代氏の作品は、いくつかプレイした事あるが、かなり上位に入ると思います
個人的には、アクトレイザー並みと言わせて貰います。
攻略後にサウンドプレイが付いてるのも素晴らしいですね
音源は、DSIですがナカナカに良い音
本当は、据え置き型で豪勢に聞きたかったですけどね
○古臭い戦闘ですが、サクサク文章が流れていくし
全体攻撃の魔法が序盤から出てくるので、戦闘が短く済みます
○話も全体的に暗いので個人的に好みです
○モンスターのデザインもグロくていいですね
雑魚は、若干手抜きですが、ボスキャラのデザインは凄く力が入っていて良いです
BAD/REQUEST
○基本、お使い系のRPGなので、単純と言えば単純
○ダンジョンが基本、かなり長い
なので難しいと言えると思います
元々、携帯のちょっとした時間にするゲームとはとても思えません
ドラクエの数倍長いと思ってもらって構いません
○お金稼ぎと経験値稼ぎが、新しい土地に入る度に結構必要になってくる
これが結構な時間になるので、それが嫌な人も多いかも知れません
私個人は、ダラダラとレベル上げをする作業がそんなに嫌いではないレトロゲーマーなので
そんなに嫌ではなかったですけどね
COMMENT
思った以上に良作でした
今の時期に、わざわざDSIのダウンロードソフトを買う人はあんまりいないと思います
なにせダウンロードで遊ぶんなら3DS専用の物を買うのが普通ですからね
しかし、そんな事でプレイしないのは勿体無いと思えるソフトでした
内容としては、ダークなRPGと言うものですが
音楽の素晴らしさ!そしてナカナカに良いモンスターのデザイン
この2つがこの普通なRPGを1ランク2ランク底上げしてます
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GOOD!
■コストパフォーマンス■
このボリューム・クオリティで800円は有り得ない。
余計なお世話だが、メーカーはこれで元が取れるのかと心配になってしまう……。
■スピーディで快適■
基本的に移動は徒歩のみだが、それが気にならない程度に足(=移動速度)は速いと感じる。
同様に、バトルでも無駄に長ったらしい演出等は一切無く(しかし決して演出自体が地味な訳ではなく、むしろ血飛沫が舞ったり何だりとかなり派手)兎に角サクサクとテンポ良く進められる。
お陰で、Lv上げや資金集めと言った作業が(個人的には)差ほど苦痛には感じられなかった。
■グラフィック■
フィールドのドットは、それこそSFC時代のFFを彷彿とさせる様な懐かしい雰囲気だと感じた(特にキャラ絵のディテール)。
正直、そのフィールドに関してはもう少し色調を増やし自然な色合いにして欲しかったと感じる部分もあるが、反面、本シリーズの『売り』とも言える【ぬるぬる動く不気味なクリーチャー】その表現は正に秀逸の一言。
■キャラデザイン■
昨今多く見られる(気がする)『そんな体躯で戦えるのかと疑ってしまう程に線の細いイケメン』や『無駄に露出の多いセクシー美女』と言ったキャラデザインにうんざりしていた人間としては、本作の骨太でどっしりとした男性キャラ&露出が極限迄抑えられた女性キャラのデザインに非常に好感が持てた。
■音楽■
正直、同じ古代祐三氏が手掛けた某RPGシリーズの音楽には、例えばOSTを購入してでも聴きたい、と思う程強くは惹かれなかったのだが、本作の音楽は何とかしてOSTを発売して欲しいと願う程に聞き惚れてしまった。
(なので、クリア後に【Sound Mode】で好きな曲を好きな時に好きなだけ聴ける仕様は本当に有難かった)
初代【邪聖剣ネクロマンサー】の続編、と言う点を鑑みて聴くと余り『ネクロらしさ』は感じられなかった気もするが(初代が無骨な電子音で構成された、大凡冒険ファンタジーらしく無い曲調だったのに比べ、本作の音楽はオーケストラベースの壮大な曲調に仕上がっている為)勇壮なフィールド曲や否応無くテンションが上がるバトル曲等、何処を取っても余さず雰囲気を盛り上げてくれるので差ほど問題では無かった。
言う迄も無く、ヘッドホン推奨。
BAD/REQUEST
■良くも悪くも超王道のRPG■
雑魚を倒し地道にLvを上げ、資金を集め、装備を調えて、仲間との出会いと別れを経て、新しい地へ赴き、それを繰り返しながら最終的に悪者を討伐し世界を救うーーー
兎に角、コマンド&ターン制バトルに代表されるシステムから何からコテコテでド王道なRPGな為、特筆すべき程の突き抜けたオリジナリティがある訳でも無く(敢えて言えばクトゥルフ神話をモチーフにした『ダークな雰囲気』か)奇をてらった或いは意外性のある攻略法や仕掛けがある訳でも無い為、これらを「古臭い」「単調だ」と感じる人には攻略が苦痛かも。
■難易度■
初代をplayしている人間なら本シリーズの難易度にクセがある事は既知の通りだと思われるが、本作がシリーズ初playの方からすると
「海辺の敵が極端に強い」
「次のエリアに行く(例えば橋を渡る等)と敵の強さが跳ね上がる」
「素早さのパラメータがバトルでの不利有利を大きく左右してしまう(素早さの低いキャラは攻撃が外れ易い/敵の攻撃を複数回喰らい易い)」
「エンカウント率の異常な高さ(初代では1?2歩毎のエンカウントが当たり前)」
「物価が異常に高い(=資金集めが大変)」
と言った部分はやや理不尽に感じてしまうかもしれない。
それでも、ボス戦前に全回復機能付きのセーブポイントがあったり、主人公が習得出来る移動魔法『セルス』で一定時間エンカウントをゼロに出来たりと、有る程度の対応策も用意されている為、全体的な難易度は初代より格段に易しくなっている……と、少なくとも自分は感じた。
■ストーリー・キャラ■
ここは『BAD』と言うより、好みが分かれる部分かと思われる。
クトゥルフ神話をモチーフにしたダークな世界観、と言う設定からも有る程度想像出来る通り(ネタバレになるので余り詳細は綴れないが)全編通して基本的に容赦の無いストーリー。
気の合う仲間とワイワイ楽しくハッピーエンドに向かって冒険したい、と言うタイプの方には到底お勧め出来ない。
同様に、登場人物も曲者揃いなので好みが分かれるかも。
又、一部のキャラが期間限定でしか使用出来ない(最終的には特定の4人でパーティが固定されてしまう)のも残念。
■メッセージスピード■
バトルメッセージは変更可能だが、通常メッセージの速度はオプションでの変更不可。
ボタンを押しっぱなしにすればテキストを早送りする事は出来るが、やはりこちらも速度変更出来る様にして欲しかった。
COMMENT
フルプライスでもがっかりさせられる作品が多々あると感じる近年、これだけ良心的な値段でこのクオリティの作品をplay出来、久し振りに大大大満足な1本でした。
又、PCエンジンで初代をplayした事のあるいちFANとして、初代の雰囲気やお約束をキチンと継承させつつ、完成度の高い続編を、しかもこの価格で世に生み出して下さったメーカー(開発の方々)には、感謝の意を幾ら申し上げても足りない程です。
(加えて、自分は『携帯ではゲームをやらない派』なので、携帯アプリ→DSiウェアへのリメイク移植は本当に嬉しかった……! 本作の為だけにDSi LLを購入してしまった程)
【古き良き懐かしきRPG】を地で行く作品なので、HDクオリティに慣れ親しまれている方には、古めかしく物足りなさを感じ敬遠されてしまうかもしれませんが、FC・SFC時代に夢中でゲームを遊んだ(恐らく自分と同世代の)方なら、この心地よいレトロ感とシンプルさを存分に楽しめるのでは。
久し振りに、続編を強く期待したいタイトルです。