RPGツクールDS
中央値: 46 Amazon点数: 2.6
スコアーボード
標準偏差 15.13 難易度 2.44 mk2レビュー数 18ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 1pt | 2pt | 3pt |
51pt
GOOD!
・DSのタッチペンによるテキスト編集
これがDSで出したことによる一番の利点でしょうか
予測変換もやや使いづらいですが便利です
・システム「確立分岐」
これは非常にいいシステム。
作品によってはまったく使いませんがセリフにパターンをつけたり、確立分岐の中に更に
確立分岐を重複させればクジだって作れちゃいます
・モンスターグラフィック
リアルがなかなか迫力ありますね
・サウンド
特に期待していなかったのに、いい意味で裏切られました
かっこいい曲が多く、戦闘用のBGMには困りません
BAD/REQUEST
正直、アドバンス版を改善して「リメイク」として出してくれたほうが良かったと思うのは
自分だけでしょうか?
そのくらい退化してる部分が多いです
・容量の少なさ
やはりまずココ。例によって長編は作れない
FULLでも序盤のストーリーを作るだけで何割か飛んでいく
DPなんてもう論外。同じマップ&BGM1?2個でなんとか作るしかない
エンターブレインはコンテストで一体どんなRPGを期待しているのか
きっと誰もが脳内プロットに大量の没案を作っていることでしょう
・魔法系ステータス、属性、属性・状態異常耐性の廃止
なんで廃止したの?って聞きたい
おかげで特技の「必殺技」「魔法」設定もHP消費かMP消費かの違いだけだし、ボスにも状態異常が効くし、炎や氷のアニメーションも見た目だけ
せめて必殺技は設定したダメージ値分を与えるんじゃなくて、ダメージ値を攻撃力に加算して
ダメージ計算してほしかった
それなら敵の防御力しだいで魔法との差別化ができたのに、これじゃ魔法使いを作りづらい
杖系作っても買う意味ないじゃん
・戦闘スピードが遅い
テストプレイ時の倍速戦闘がちょうどいいと思う
・転職不可能
なぜ?
おかげで「初期ステータス用」と「成長値用」とかでステータスを調整できない
こういうのを考えて主人公の倍は職業を作れるようにしたのではないのか・・
・期間限定のDLC
いつかはサービスを終了しなければならないのは誰もがわかってる
しかし、いくらなんでもこれは早すぎる
発売から一ヶ月もたっていない今現在ですでにもうDLできないものがいくつか・・
これじゃ後で買った人はどうなるの?
・バグの多さ
予想はしてたが、やはり多い。完全に機能しない設定もある
製作系ゲームでフリーズはもっとも痛い
なのにこのゲームはフリーズするバグがいくつあるのだろう?
・ちびツクは髪の色パターンを変えられない
やれば誰もが疑問に思うはずなのに・・・
COMMENT
発売を延期してまでこれか・・って気持ちが非常に強いです
素直におすすめはできません
サウンドだけは文句なしに良かった
Amazonレビュー
レビュー者: 古賀弥琴 レビュー日: 2010-03-12データ容量を応募用のDPに設定してやるとMAPを4つ(フィールド1、MAP3)設定した時点で容量がマイナス突破しました……
フィールド、街一つ、ダンジョン一つ、主人公一人、最低限の武器防具、最低限のモンスター、ボス1体←多分コレですら作るのが厳しい容量なんじゃないかなぁと。
こうなってくるとサンプルゲームのようにフィールドなしの街出たらダンジョンみたいな作りか、フィールドを複雑にしてダンジョンのようにしたりとかしないと絶対に容量が足りません。
よくよく考えるとプレイして30分もしないうちにクリア出来てしまうあのサンプルゲームがDPサイズの容量の限界なのかもしれませんね。
でもFullサイズで作成するなら余程複雑なものじゃなければそれなりのものを作れるくらいには余裕があると思います。
ただ、あくまでデータベースの話ですのでイベントでどれくらい容量を消費するかにもよってきますが……
ソフトを持ってない人にも通信して送れると聞いたので喜んで買ったのですが、まさに悲惨すぎる落とし穴がありました。
もう少しなんとかならなかったのだろうかと言わずにはいられないのが正直な感想ですね。
ただまぁ自分で作って楽しむ、自分で作ってカートリッジごと渡して相手にプレイしてもらうという風にする分には充分楽しめる範囲かと。
なので評価としては面白いんだけど、容量的な意味で非常に残念な作品でした。
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GOOD!
■音楽
量、質ともにシリーズ最高峰の使いやすさです。
特にバトルで使えそうな曲が7?8曲ほどあり、過去シリーズでありがちな「誰が作ったゲームでもバトル曲が同じ」といった事態は避けられそう。(ツクール初期はバトル曲が2曲程度でした)
どの曲も主旋律がはっきりしており、SFC時代後期のゲーム曲を彷彿とさせます。
■一枚絵のクオリティ
キャラやモンスター、アイテムなどのグラフィックは癖が無く使いやすい画風です。
4パターンある色違いのキャラが、顔つきまで変わるのは秀逸です。
■町マップの作りやすさ
家や教会などの建造物はすべて外装と内装が最初からセットになっているので、RPGっぽい町が簡単に作れます。
ほぼすべての町マップに通常パターンと廃墟パターンがあり、「魔物の攻撃で滅びた町」も簡単に演出できます。
■メッセージ入力
タッチペンや指先でポチポチ押しながら入力できる上、
携帯のような予測変換があり、普通では変換しづらいRPG用語(聖剣、武闘家、ポーション等)がスラスラ出てくるので、
キーボードの使えないコンシューマ向けツクールの中では驚くほどメッセージ入力が楽。
■wifi・ダウンロードプレイ
後述する容量の問題はありますが、追加素材を無料でダウンロードできたり、ソフトを持っていない友人にゲームをプレイしてもらえたりと、DSの機能を活かした良い試みだと思います。
■サンプルの豊富さ
主人公、職業、特技、モンスター、マップなど、多くのデータのサンプルが用意されているのは親切に感じました。
過去シリーズのサンプルはサンプルゲームのデータで癖がありましたが、
近作のサンプルは普通のRPGらしく無難で使い勝手が良いデータです。
■細かい改良点
説明文、モンスターグラフィックのリアル/ポップ切り替え、ドロップアイテムの複数設定、簡単アクション、心情アニメ、アイテムイラストの表示など、細かい改良がポツポツあります。
BAD/REQUEST
■容量の問題
他の方のレビューにあるとおり、とにかく容量が少ない。
→DPサイズ(先述のソフトを持っていない方にプレイしてもらうモード)では
例えるならDQ3のアリアハンの町を作るだけでも精一杯。
→FULLサイズ(ソフトを持っている方にプレイしてもらうモード)でも
アリアハン大陸一帯のマップとイベントを作るのでギリギリ。
せっかくのwifi配信素材も容量の問題で気軽に使うことができません。
■キャラ歩行グラフィック
好みもあるでしょうが、2頭身&長方形の黒目というのが、一枚絵やマップのクオリティに比べ極端にミスマッチな印象。
パーツを組み合わせて歩行グラフィックを作れる「ちびツクDS」も、髪や服の色が固定なので使い勝手が悪いです。
■過去シリーズの良要素が無い
属性の概念、状態異常耐性、単語のカスタマイズ、職業の変更、移動命令の向き固定や足踏み無効など、
過去にあった必須ともいえる要素が無いのが痛い。
■微妙なイベント命令
→ジャンプ
コミカルな音まで自動的に挿入されるので、シリアスなシーンでは使えない
→角度変更
倒れた人物を演出できるのは良いが、場所移動をすると元に戻ってしまうので意味が無い。
初期配置で角度が選べれば回避できたのに。
■グラフィックの数、自由度
質は良いものの、魔法やアイテムグラフィックの数が少ないです。
先述のGOODと相反しますが、簡単にマップが作れる反面、自由な建物は作れなくなりました。
COMMENT
一言で言えば「惜しい」
良い点はたくさんあるものの、容量やシステム周りの不満点のせいで全体的に微妙な仕上がりになってしまいました。
決して手を抜いて作られたソフトではないです。
細かい工夫や新しい試みは一杯ありますし、音楽やグラフィックのクオリティも高いです。
ただ、DSという小さな媒体に詰め込む内容の取捨選択で、ユーザの求めるポイントとズレてしまったんだと思います。
やはり一番の問題は容量ですね。
次回作があれば期待したいです。