立体かくし絵 アッタコレダ
タイトル概要
中央値: 44 Amazon点数: -
スコアーボード
標準偏差 17.69 難易度 3.08 mk2レビュー数 13ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)
272人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
277人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 3pt | 3pt | 2pt | 1pt | 1pt | 2pt |
総合点
45pt
45pt
GOOD!
発想は今までになかった。傾けると中の絵も傾き、模様や文字が浮かび上がるアイデアは素敵。
コインもあちこちに置いてあり、いろいろ探してみるとおもしろい。
なにより、文字を見つけた時は本当に「あったこれだ!」と言ってしまいそうになる。
BAD/REQUEST
カメラの精度がひどすぎる。携帯機という、どこでも手軽という利便性は無視されてしまい、まず遊ぶ場所の確保から始まる。
壁紙の色や日光の具合、座り方、持ち方が、このゲームの快適さに関わってしまうのは問題。
認識が甘いと画がプルプルするので、非常にストレスが溜まります。これは他の方と同意見です。
COMMENT
公式サイトのPVに感動してダウンロードしましたが、あのPVの滑らかさはなんだ!と思うくらい画面がプルプルします。PVのような立体感を期待しているとハズレ感が大きいです。
傾きセンサー搭載の次世代DSでこのソフトを出していれば、かなり画期的だったと思いますが…。意欲作という感じです。
キャラクターや絵柄などの世界観は好きなほうです。
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問題報告 ]
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GOOD!
今まで携帯機としての利便性だけではなくタッチペンやマイク等を使った新しいスタイルに挑戦してきた任天堂が、今回はカメラ機能を使用し、見る方向を変えると見える場所も変わるという斬新なアイディアを見せてくれた。隠し絵・文字自体は目新しいものではないが画面を様々なところから見るという角度の概念が存在するのも立体ならではの魅力。3Dにカメラを置いた視点ではなく、自身の視点で箱庭を探索する新しい面白さについては高く評価したい。
おとぎ話の世界で案外子供向けと思えばそうでもなく、あらゆる所に注目しなければ見つけるのは難しい。この点についてはステージに散らばっているコインを集めてヒントを入手することが出来るので難易度を下げることが出来る。箱庭型でコンパクト、BGMも雰囲気にマッチしていて登場キャラも少しゆるい所があり、世界観は悪くない。
BAD/REQUEST
カメラの調節・認識がこのゲームの評価を大きく分けてしまっている。
「うつすメイドインワリオ」のほうが個人的には認識が不自由でストレスを溜めていたが、だからといってこのゲームの方がまだマシというわけでもなく、このゲーム「も」悪い。
公式を見ればわかるように準備すること、注意することが非常に多い。これはうつすメイドインワリオと同じような環境が必要で、撮影環境については殆ど進歩していない。
またポーズメニューだけでなくプレイ中Aボタンでもカメラ再認識が出来るが、何回も再認識する前提で割り当てた感じがあり、もう少し自身を持った認識精度を目指して欲しかったとなおさら思ってしまう。
顔を傾ける操作より、DSを傾ける操作の方がプレイし易いかもしれない。それでもたまにカメラが止まったままだったり、あらぬ方向を向いてしまうこともある。とにかく慣れないとまともに操作できないという感覚が日常の「覗き込む」感覚と大きくかけ離れてしまっている。
COMMENT
「どこでも遊べる携帯機ゲーム」という概念を覆し、DSやWiiの登場でその機器の機能を生かしたゲームを作るという別の姿勢も見せるようになってきた任天堂だが、初めての挑戦故に課題点の多いまま製品化し、ユーザーに体験させるというより「実験」させる作品も多くなってきた。
このゲームの場合はどうだろうか。グラフィックもBGMも良いし、システムも親切、何よりアイディアが良い。内容については特に悪い部分は感じないし、寧ろ満足できる。
しかし肝心のカメラ操作が不完全なまま作られてしまった印象がある。今作ではカメラ識別はいわばコントローラであり、ゲームするうえで最も重要である操作が出来る部分。幾ら上手いアイディアで内容がしっかりしていても、操作が上手く出来なければユーザーは面白いと感じてくれない。
個人的には、酷評する程に誤認識は感じなかった。ただ既にカメラを使って操作する作品が前回出ているにも拘らず、今作においてもそれが改善されていないのは残念であり、二の舞を踏んでしまったように思える。
認識精度がはっきりし、操作において不自由無いと感じさせることに成功していれば、このゲームはもう少し化けていただろう。それだけに非常に惜しい作品だと思う。