三國志DS3
タイトル概要
中央値: 76 Amazon点数: 3.9
スコアーボード
標準偏差 6.48 難易度 2.29 mk2レビュー数 7ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)
367人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
Amazonレビュー
レビュー者: hakkou レビュー日: 2010-02-27
三国志5は個人的に9と並んで最高と評価していますが、待望のリメイクとなりました。
三国志5の評価が高い理由は、それまで基本とされてきたシステムをばっさり切り捨てて、それが絶妙なバランスとなっているところです。
「内政」「訓練」は都市や担当を選ぶだけ、他国の情報はオープンとなり「密偵」の廃止、物資の管理は勢力ごとにひとまとめとなり「輸送」の廃止、「兵科」の廃止による兵器や馬の購入を廃止、どこでも一ヶ月で行けるようになり「移動」の簡略化と、リアルさを捨ててまで思い切ったシェイプアップがされています。
そして最大の特徴は、「名声システムによる行動回数の制限」です。はじめ自分のターンで行動出来る回数はわずか3回。上記のコマンド簡略化もあり、序盤では1ターン2〜3分程度と恐ろしくテンポよく進みます。
ただ、簡略化されたのはあくまで作業的な部分で、他国に取れる戦略などは削られていません。そのあたりのバランスが見事。
そして戦争が非常に爽快に作られています。今までの三国志は、強い将・強い兵がいれば力押しでどうにかなる、という単調さがありましたが、5では陣形や方向・包囲効果などにより、戦術でかなり挽回できるようになりました。また、「突撃」コマンドが強力で、兵士数が7000人いても場合によっては一撃でやられたりします。大味なんですけれど、思わず笑ってしまうような展開があって僕は好きです。
まとめると、「作業的な部分はとにかく簡略化しつつ、メインとなる戦略や戦争の出来が良い」ということです。
DS3のプレイ感想は、追加要素はありますがオリジナル版と大きくバランスは変えられてないと感じました。オリジナル版ではCPUが何度も何度も武将を引き抜こうとしてくるのがうざったかったですが、今作でやや収まっていて良かったです。画面もキビキビ切り替わるので操作のストレスも感じませんでした。
不満点は、敵があまり攻めてこない・女武将のONOFFが選べない・術が弱体化したがまだ強すぎる・能力値が5ママなので古い(高順とかもっと強くしたい)…など。致命的な欠点は感じませんでした。長く遊べそうです。
三国志5の評価が高い理由は、それまで基本とされてきたシステムをばっさり切り捨てて、それが絶妙なバランスとなっているところです。
「内政」「訓練」は都市や担当を選ぶだけ、他国の情報はオープンとなり「密偵」の廃止、物資の管理は勢力ごとにひとまとめとなり「輸送」の廃止、「兵科」の廃止による兵器や馬の購入を廃止、どこでも一ヶ月で行けるようになり「移動」の簡略化と、リアルさを捨ててまで思い切ったシェイプアップがされています。
そして最大の特徴は、「名声システムによる行動回数の制限」です。はじめ自分のターンで行動出来る回数はわずか3回。上記のコマンド簡略化もあり、序盤では1ターン2〜3分程度と恐ろしくテンポよく進みます。
ただ、簡略化されたのはあくまで作業的な部分で、他国に取れる戦略などは削られていません。そのあたりのバランスが見事。
そして戦争が非常に爽快に作られています。今までの三国志は、強い将・強い兵がいれば力押しでどうにかなる、という単調さがありましたが、5では陣形や方向・包囲効果などにより、戦術でかなり挽回できるようになりました。また、「突撃」コマンドが強力で、兵士数が7000人いても場合によっては一撃でやられたりします。大味なんですけれど、思わず笑ってしまうような展開があって僕は好きです。
まとめると、「作業的な部分はとにかく簡略化しつつ、メインとなる戦略や戦争の出来が良い」ということです。
DS3のプレイ感想は、追加要素はありますがオリジナル版と大きくバランスは変えられてないと感じました。オリジナル版ではCPUが何度も何度も武将を引き抜こうとしてくるのがうざったかったですが、今作でやや収まっていて良かったです。画面もキビキビ切り替わるので操作のストレスも感じませんでした。
不満点は、敵があまり攻めてこない・女武将のONOFFが選べない・術が弱体化したがまだ強すぎる・能力値が5ママなので古い(高順とかもっと強くしたい)…など。致命的な欠点は感じませんでした。長く遊べそうです。
■スポンサーリンク
アクセスランキング
-
逆転裁判4
法廷バトル、(廉価版、2008年4月24日発売:2,100円)
■価格:5040
■発売日:2007-04-12
-
テイルズ オブ イノセンス
■価格:6090
■発売日:2007-12-06
-
レイトン教授と不思議な町
Wi-Fi対応
■価格:4800
■発売日:2007-02-15
-
押忍!闘え!応援団
応援リズムアクション、プレイ人数:1人?4人(ダウンロードプレイ対応)
■価格:4800
■発売日:2005-07-28
-
ニュー・スーパーマリオブラザーズ
アクション、プレイ人数:1人?4人
■価格:4800
■発売日:2006-05-25
-
おいでよ どうぶつの森
コミュニケーション、Wi-Fi対応、プレイ人数:1人?4人
■価格:4800
■発売日:2005-11-23
-
ポケットモンスター ダイヤモンド/パール
RPG、Wi-Fi対応
■価格:4800
■発売日:2006-09-28
-
マリオカートDS
アクションレース、Wi-Fi対応、プレイ人数:1人?8人(ダウンロードプレイ対応)
■価格:4800
■発売日:2005-12-08
-
ウィッシュルーム 天使の記憶
アドベンチャー、振動カードリッジ対応
■価格:4800
■発売日:2007-01-25
-
燃えろ!熱血リズム魂 押忍!闘え!応援団2
■価格:4800
■発売日:2007-05-17
GOOD!
・英雄バトルロード
配下武将達を率い、様々な戦場をクリアしていくモードであるが、「5」の特徴である「武力が高い=必ずしも使える武将とは限らない」「特技が有用な武将、陣形が有用な武将も上手く用いれば武力が若干低くても役立つ」事と噛み合っているため、本編をそっちのけで熱中する面白さを持っている。
実際にコストの高い有名武将(特殊武将含む)はS評価を取らないと配下にすらできないので大半は中堅レベルの武将が活躍し、戦いで得たアイテムで能力強化もできる(無論本編にも任意で反映可能)ので軍師(「陣立」無しでも陣形変更後行動可能)を量産してもよし、お気に入りの武将を強くしてもよし。
また戦場で特定の条件(戦争開始時にヒントが示される。簡単な物から難しいものまで様々)を満たし勝利すると陣形を強化する兵器の入手や隠し戦場の開放、SP武将(項劉・水滸伝)が使用可能になったり、特定数以上戦場をクリアするとパワーアップキット版の追加シナリオ(放浪の賢聖・黄巾と南漢・官渡の戦い・劉備入蜀)がプレイ可能になったりする大盤振る舞い気味な特典も魅力。
・本編について
武将の大量増加により、前作ではSP武将扱いだった武将(女性武将や一部武将)が今作では一般武将になり最初から登場したり配下になっていたりするので、人材不足に悩んでいた一部の君主はそれによって楽になったことも多い。
また一度メインシナリオで天下統一を成し遂げると「英雄集結」シナリオも追加されるので(まだ「5」の頃には「英雄集結」シナリオは無かったので「5」のシステムでプレイできるのは新鮮)、寿命が早々と尽きない張角や孫堅で天下統一を目指す、というのも面白いだろう。
そしてオリジナルで兵器開発の恩恵に与れなかった6陣形にも新兵器が追加された(こちらは巡察や修行、訪問などのイベントから派生して入手する)のも大きな違いと言える。
BAD/REQUEST
・特技について
やはり初登場の特技である「妖術」「幻術」「仙術」などのバランスブレイカー気味な強さに修正がかけられてなかったのは人によっては納得がいかないだろう(前作でもオリジナルで「強すぎた」と評された強弩・連弩が弱体化していた事と比べると特に)。
特殊武将(左慈・南華老仙など)や張角三兄弟の強さを表現するためには仕方ない部分もあるだろうが。
またその陰に隠れて目立たないが、呉の武将が水計・水神・水陣と大河の戦場に有利な特技や陣形を持っている頻度が高く、うっかり水の上に立とうものなら水計を喰らい、水計で反撃したくても水神で無効化され、水陣で動き回る呉の武将に水の上で翻弄されるという戦術を取られるのも人によっては鬱陶しく感じるかも。
いずれにせよオリジナルの「一発逆転のカタルシス」を大事にしている、という点では評価になりうるのだが。
・フリーズについて
後半の戦争になると起こりうることが多いが、敵が同盟国に援軍を頼みに行ってそのまま戦闘に入ると、陣が表示されず兵士数だけの武将が登場することがあり、ほぼ確実にフリーズするのは問題であった。
対策としては敵の同盟国に援軍を呼ばせない(敵が同盟国に援軍を呼びそうならば戦争前にその同盟国と短期間の同盟を結んでおく。そうすれば相手は援軍を呼べない)ように戦うくらいしかない。
COMMENT
オリジナルである「三國志5」を熱中してプレイしたため評価は若干甘めに付けてあるが、それを差し引いても前作から改善された部分やオリジナルから強化された部分も多く、「三國志」シリーズ初心者にはオススメできる作品である。
春休みなど時間の取れる時期にじっくりプレイするのも良いかもしれないが。