ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 3pt | 4pt | 5pt | 4pt | 2pt | 4pt |
80pt
GOOD!
このゲーム、色々良い点は多いが特筆すべきはゲームバランスだろう
1階層毎確実に制覇していく楽しみというのが最後の最後まで続いたのは今作が初めて
難しい謎解きはそんなには無く、有っても繰り返す事でヒントが増えたりする仕様なので余程の事が無ければ詰まる事は無いが1発目で全てを抜けるのはかなり難しい
またダンジョンの仕掛けが一部リアルタイムで動いてくるので移動時に今までに無い突然の緊張感が有る
新しい試みの大半も本当にバランスを考えて作ってあるのを感じられる程に作品の邪魔をせず生きている
後にBADやCOMMENTで述べるのだが明らかにWIZじゃない部分がこんなにも多々有るのにWIZもシッカリ感じられる、WIZの新しい進化の形であると言える
BAD/REQUEST
欠点として真っ先に上がるのは全体的なモッサリした感じ
特に比較対象が直前にプレイしていた女神転生SJだった為に移動は半分くらいの速度に感じた
また戦闘もモッサリとしており、まとめてメッセージが送れないので決定ボタンを連打する事になる
ただオートバトルがあり、かつオートバトルを命令した時点からオートが始まるので、5人目までの行動を選び6人目をオートにすると非常にサクサクと戦闘を進める事は出来る
そして次にあまりにもWIZからの変更点が多い事もシリーズを期待した人から観れば欠点と言える
・表ボスを倒すまで必ず蘇生成功する寺院(撃破後は蘇生失敗が起こる)
・灰の状態を治す魔法が無い
・寺院で蘇生前に強制セーブされる為に灰からの蘇生は完全に運次第
・各職業にアクティブ&パッシブスキルの導入
・スキルと魔法での連携技の導入
・魔法やスキルの9割以上は店で買う(一部店で売っていない高級品も有り)
・錬金術魔法に触媒が必要だが99個までしか持てない
・識別料金が格安でビショップのスキルが要らない
・アイテム所持が全体で1つの袋になり、ほぼ無制限に入る
・座標軸での転移魔法(要はマロール)が無い(代わりに各階に制覇後の裏道が必ず有る)
・ハマン、マハマン等のトンデモ魔法が無い
・宝箱にランク(木、銅、銀、金)が有り、戦闘中のミッションをクリアするとランクが上がる
・馬小屋が無い 年齢も無い 善悪までも無い
と普通にWIZが好きな人が聞いたら「ふざけんな!」と声を大にして言う程に変更点が多い
前述したようにこれ等の変更はバランスに関しては問題無いのだが、あまりにも一度に変え過ぎだろうと思う
そしてもう一つの欠点であるキャラクター関連だが、これも変更点が多い
・主人公は何と固定キャラでしかもシーフでメンバーから外せない(表ボス撃破後はメンバーから外せる)
・表立ったシナリオが有り、キャラの会話も有る
・シナリオ進行で何名かのキャラが仲間になり、そのPTさえもバランスが良い
・PTにシナリオキャラが居なくても後ろに付いてきている設定で会話しまくる
・キャラメイクでどれだけ高ポイントを得ようがいきなり忍者とロードが作れない
・各種族にグラフィックが男女1種類で、しかも職業を感じられるグラフィックになってしまっている(人男は侍っぽい絵、エルフ女は魔法使いっぽい絵等)
・そんなグラフィックを非表示に出来ない
その他毒に即死が有ったりとか細かい変更点も多々有るが、ここまで観ると完全に今までのWIZとは別物なのが解っていただけると思う
COMMENT
いや面白いんだよ、本当に
3Dダンジョンゲームとしては近年稀に観るゲームバランスだと思うし変わった要素多いしその変更点は殆どが良い方に働いているし表クリア後のダンジョン凶悪だし作品の色んな所にWIZを感じる事が出来るしモーラさんはロリ金髪巨乳だし
ただ絶対過去のWIZではない、これも間違いない
このゲーム作った人達はかなりのWIZマニアなんだろう
だからこそ良いところも悪いところも良く解っていてその辺を色々排除した結果がコレかと
あまりにも色々弄りすぎたと思う。シリーズ3作くらい続けてここまで変わるのならともかく1作目でコレは変え過ぎ
あとAmazon通販のみでの販売ってのも困った。買うのに苦労した
いっそのこと別名で出してたらもっと評価は高くなっただろう
過去作品の延長で期待して買うなら絶対にオススメしない
WIZを知りつつ1つの3Dダンジョン探索ゲームだと思って買うなら非常にオススメする
そんな作品。
Amazonレビュー
レビュー者: kooler レビュー日: 2015-12-01しかし後半になるにつれバランスは悪くなり、操作性の難が煩わしくなった。
開発者の致命的ミスはテンポを悪くしたこと。
例としては「鬼ごっこ」等のリアルタイムイベント最中に戦闘が発生することだろう。戦闘になればそちらに集中するので「鬼ごっこ」の集中力はなくなる。戦闘が終わり、「鬼ごっこ」最中だったのを思い出した時はすでに遅しで、ふりだし(階最初)に戻ったり、即死したり(笑)。
あとラストイベント前の扉の鍵がランダムドロップとか制作者のセンスを疑いたくなることもあった。ラストイベントはランダムドロップ次第とテンポ的に「面白くない」。
このソフトには「限定」とか「モンスターデザイン監修:末弥純」とかいう言葉で踊らされた気がする。
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GOOD!
・システム周りの快適さ
従来のwizardry作品と比べて、大幅にシステムが簡略化されており快適
(例:所持品のPT共有化、年齢の廃止)
(※善悪の概念も廃止したのはやりすぎかも)
・便利アイテム
使えない階もあるが、ダンジョンから帰還できるアイテムが安価で売っている。
・ストーリー(※Badにも書いてます)
ストーリーが重視されており、ユニークキャラ(固有キャラクタ)が揃っているので新たにキャラを作成せずともゲームを進められる、今までwizardryをやったことがない人にとってはやりやすいと思う。
・アイテム収集
装備品がバランスよく集まり易い
序盤で強力な装備は手に入ることはないが、思ってたよりは偏りが少ない、後衛がずっとスリングなんてことはないです。
・戦闘
理不尽な死が多い
首を切られて死亡、奇襲を受けて全滅、魔法でなぎ払われて半壊、などは日常茶飯事です
非常にシビアな戦闘バランスとなっている。
BAD/REQUEST
・ストーリー
プレイヤーは「ある冒険者(主人公)とその仲間達の冒険」を読んでいるという設定で、ストーリーを重視した作りとなっている
よくあるアドベンチャー要素の強い和製RPGになっており、やったことがある人はPS2のBUSINを想像してもらうと近いかもしれない、更に言ってしまうとドラクエやFFのような感じ
wizardryをやったことがある人にとっては違和感を感じると思う。
・レスポンス、操作性の悪さ
項目を選択したあとに間があり全体を通してもっさり感が大
カーソル記憶がないので、1つ前の項目に戻って再び同じ選択まで動かすのが面倒
罠解除したあと宝箱が開くのに数秒掛かるのは致命的
快適さがゲームをする上でどれほど重要かを感じました・・・
正直プレイするたびイライラゲーです、次回作を作るなら是非とも改善していただきたい。
・中断セーブがない
携帯機としてはこれも致命的だと思いました、じっくり時間を掛けられる時にしかできません。
・ランダムエンカウント率
玄室以外での遭遇が非常に多いです
ゲーム中取得できるスキルで緩和できますが、スキルを使わないとイライラゲーです
その代わりにレベルが上がるのは早いですが。
・作成キャラのグラフィック
もちろん新たに作成したキャラクターで冒険することもできますが(ユニークキャラ達も戦闘には参加しないが一緒に付いてきている、という設定)
各種族男女に1種類ずつ姿絵のグラフィックしかなく、またそのグラフィックが特定の職業を表している
モンスターの絵はたくさん用意しているのだから、もうちょっと何とかできなかったものか。
COMMENT
プレイ時間20?25時間くらいで、まだ14Fまでしか進めていません
wizardryと銘うってありますが全然wizardryじゃないです、イメージとしては「wizardryの戦闘システムと3Dダンジョンの部分のみを抽出してアレンジを加えた和製RPG」といったところでしょうか。
操作性とレスポンスの悪さが良いところを全て打ち消してしまっているので、作品全体としては30?40点だと思います
しかしながら、操作性とレスポンスの悪さを除けば80点以上つけてもよい作品だと思います。