サモンナイトX 〜Tears Crown〜
中央値: 61 Amazon点数: 3.7
スコアーボード
標準偏差 13.37 難易度 2.00 mk2レビュー数 10ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
72pt
GOOD!
・システム
目新しい部分は皆無のオーソドックスなRPGです。安心してプレイできました。
・戦闘
一部ボス戦が初見では辛いですが、解決法は用意されていますので、適度な難易度であったと思います。ブレイブミッション(制限、条件付の戦闘)も単調さの解消に一役買っていました。
・やりこみ
サモンナイトにしては珍しく引継ぎが豪華でした。2周目以降限定のボスもいますので、長く遊べます。
・ボイス
据置なみにキャラがしゃべるので、素直に感心してしまいました。
BAD/REQUEST
・ストーリー
キャラの扱いに困ったらとりあえず殺しとけという感じでした。
また、説明、描写不足な面も多々見受けられ、キャラがどうしてその結論に至ったのかいまいち理解できません。個人的な感想としては「起承転結」の「転」が抜けてしまっているように思えました。
・議会システム
3人の大臣を選んで、彼らが提案する議案を審議し、承認されればサブクエストとして実行できるのですが、これがとにかく面倒です。
否決されてしまった議案はその周回では二度とできないので、実行前のセーブは必須
その時点でできるクエストが一度に三つまでしか表示されず、やたらに数が多いので終わりが見えない
報酬がしょぼい、10個クリアしていい物がもらえれば御の字というレベル
各キャラの最強武器入手の為にはほぼ最後まで進めなければならない
など、やる気を奪う要素ばかりでした。次回作では廃止してもらいたいです。
・戦闘キャラのバランス
パラアップアイテムの効果が次周に引き継がれるので、愛があれば誰でも使えるのですが、一人どうしても使い道が思いつかないキャラがいました。私の腕が悪いだけかもしれませんが…
・移動
Bを押さないとダッシュしないのは最近のゲームに慣れた身では辛かったです。デフォルトでダッシュにしてほしかった。
COMMENT
議会システム以外は非常に楽しめました。
ドットも綺麗ですし、ストーリーの陳腐さもあわせて一昔前のB級RPGという感じです。
全くと言っていい程クセが無いので、手軽にできるRPGをお探しの方にはお勧めです。
次回作にも期待したいと思います。
Amazonレビュー
レビュー者: 徳保隆夫 レビュー日: 2009-11-12サモンナイトシリーズ10周年作品ながら、ジャンルをシミュレーションRPGからオーソドックスRPGへ変更。物語の舞台も一新されました。キャラ重視、巻き込み型の展開の典型的なJRPGで、DSながらフルボイス、ムービーは少々。ボイスオフ、メッセージ速度変更、R+Aでスキップ可能、既読チェックなし。下画面メイン、上画面マップ。キャラ2D、マップ3D。基本は歩き、Bで駆け足。マップの絵は素朴で、扉の開閉なし。イベントでは2Dの大きなキャラ絵が前面に重なり、表情をよく伝えます。
戦闘は行動順が回ったキャラ毎にコマンド入力する方式。パーティー10人から4人を選ぶ。戦闘中の入替が可能。戦闘中の4人が戦闘不能=ゲームオーバー。エンカウント率は高い。装備品は現地調達可能で買物は回復アイテムが重要。ボス戦は長引きがちなので、攻略法の発見が大切。魔法は、宝箱から入手する召喚プレートを成長させ装備すれば誰でも使用可。ただし魔力依存なので注意。補助魔法とスキルアップ効果はとても有用。夜の会話などで仲間の絆を深めておくと、主人公はゲージ蓄積時に高威力の協力技を使えます。
セーブは3つ(+中断セーブ)。各地の竜のうろこでセーブ可能。赤いうろこの既訪問地への移動機能、ボス前に多い青いうろこの回復機能は便利。2周目引継ぎ項目は、お金、消費アイテム、召喚プレート、議会(本作独特のクエスト進行システム)の進行状況など。クリア時間の目安は、ボイスのON/OFFなどにもより20〜40時間。サモンナイトシリーズは初めてでしたが、楽しめました。
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GOOD!
操作や戦闘などがあまり複雑でなく、かつやりこみ要素が十二分に盛り込まれているので、初心者からやりこめる人まで幅広く楽しめるのではないかと思います。特に、戦闘でギミックを使って敵をうまくはめられた瞬間はある種の爽快感があります。
また、DSの上下画面を巧く使っている点も好感をもてました。
BAD/REQUEST
主人公(男)が市民達から裏切ったな!となじられるシーンがあるのですが、仲間がこいつは俺たちを助けようとしたんだ!と弁解した途端、お前がそう言うんなら…と、いきなり歓迎ムードになったり、悩み苦しんで塞ぎ込んでいる仲間に対して主人公が二言三言しっかりしろ!と言えばそうね、とコロッと立ち直ったり。
話の展開が強引過ぎる部分が散見されます。普通ならもっと紆余曲折があるんじゃないだろうか、本当にこいつらは悩んだり怒ったりしてんのか?となんだかやりとりが薄っぺらくて気持ち悪かったです。
また、キャラが多すぎるせいでひとりひとりの掘り下げがあまりなく、感情移入がほとんど出来ませんでした。夜会話も戦闘における協力技に関係するため、好きなキャラだけ、というわけにもいかず、キャラゲーなのにキャラゲーになりきれていない感が否めません。
議会システムについてですが、国王が開く議会のはずなのに内容はモンスター退治だったり、決闘の立会いだったりと、どう考えても国王自ら解決しに行く必要性のないものばかり、決議の前の質疑応答も幼稚なものが多く、とても議会を開いているようには思えませんでした。
また、議題数は3つずつしか表示されないのに対し、総議題数があまりにも膨大であり、議題クリアー→フィールドに出て新たな議題を表示という操作がとてもストレスになります。その割に報酬はたいしたものではないのでやってられなくなり、私は途中で投げました。
戦闘におけるブレイブクリアも、ギミックを有効活用するものに対しては決まった瞬間にある種の爽快感はあるものの、やはり後半になるにつれ作業感が強くなり、苦痛になっていきました。
また、個人的に残念だったのがフィールド画面に最初からマップが表示されていることです。上画面にマップが表示されており、マップに何も書かれていないところには本当に何もない。これじゃあせっかくマップを作りこんだとしても探索しても何も無いことが分かっているので一本道を進んでいるのと何も変わりありません。フィールドの必要性に疑問さえ感じました。
COMMENT
サモンシリーズ(クラフト、エクステ含め)全てクリア済み。
この作品は男主人公を選び、ラスボス直前までなんとか進めたものの、冷めてしまったのと面倒臭くなってしまったこともありクリアせずに売ってしまいました。キャラ作りをする前にまずストーリーをもっと作りこんで欲しかった。
また、とあるキャラの見せ場(変身)があるのですが、それ以降その変身について言及されることは無く(ラスボス倒した後は知りませんが)ほぼスルー状態だったり、他のレビューでも言っていますが別にどうでもいいモブキャラに無駄なキャラ付けをしていたりと、ただやりたいからやっただけじゃないのか、これ?というものがいくつか見られ、これにより段々やる気が無くなっていきました。
まだシリーズ初のRPGということで色々試行錯誤の段階であるということを考慮すれば、戦闘でのギミック等かなり作りこんである部分もあり、完成度も高いということは分かるのですが。
ストーリー重視の人に対しては人を選ぶゲームではないかと思います。私には合いませんでした。ブレイブクリア等やりこむのが好きな人ならば買って損はないでしょう。