ゲームブックDS ソード・ワールド2.0
中央値: 39 Amazon点数: 1.6
スコアーボード
標準偏差 10.8 難易度 2.00 mk2レビュー数 5ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 2pt | 2pt | 1pt | 0pt | 2pt |
34pt
GOOD!
懐かしのゲームブックの雰囲気が味わえる。
ストーリーに沿って、現在の状景が常に左画面に表示され
文字だけで進むよりは没入感もある。
ただ、それほど綺麗な背景画とも言えないが。
今時のゲームでは少なくなってしまった
主人公=自分というゲーム。
名前指定、性別指定が可能。
BAD/REQUEST
最悪なのが、セーブデータが1つしか取れないのに、
強制でゲームオーバーになる場合がある。
右に進むか、左に進むか、という選択肢の部分でセーブして、
右に進むと特定のアイテムを取っていなかっためゲームオーバー、
左に進むと行き止まりでゲームオーバー。
以前のセーブに戻ろうが、どちらを選択してもゲームオーバーなので、
ゲームの最初からやり直しになります。
ゲーム中、ダイス判定もありますが、
いくつ以上の出目で成功だとか、どのステータスに依存する判定なのか
何も説明がありません。ただダイスを振らされて成功失敗が出るかだけ。
ダイスの転がり方も奇妙で、ゆっくり延々と転がり続けて待たされるのも
地味にストレスがたまります。
戦闘も手抜きとしか言えない内容。
仲間や同行者がいても、敵とは1人で戦います。
敵が3匹いたとしても、なぜか1匹ずつ前に出てきて1対1を3回繰り返すだけ。
相変わらず、ダイスの出目でどうダメージが変化するのか説明はありません。
COMMENT
ゲームブックを、DS上で再現という所までは良かったが
システムが売り物レベルに達していない。
制作者はこれを自分でプレイしたのでしょうか?
1回でも遊んでいれば、これはあり得ないと思うはずですが。
とはいえ、雰囲気は出ているのでゲームブック好きであれば
ワゴンで980円くらいなら買っても良いのでは。
Amazonレビュー
レビュー者: 零 レビュー日: 2009-11-01なにせ能力値や技能等に関する説明等が、プレイ前時点で一切ないのだ(取説には記載されておらず、ゲームにはチュートリアルがない)。
それでありながら、本作はあくまでデジタル・ゲームブックであり、TRPGのみならずCRPG要素ですら皆無に近い。
例えば、本来のSWが用いている探索や戦闘などのシステムは一切使用されていない。
そして、プレイヤーの行動には自由度が少ない。
さらには繰り返し同じテキストを読まされたり、単調な戦闘に付き合わされたり……。
もっとも物語は面白いとは思う。
前述の通りゲームブックなのだと割り切れば悪い代物ではない。
それだけに、いろいろ残念な要素が目立ってしかたない。
いっそ「ソード・ワールド2.0」の冠を外してくれた方が、諦めがつくのに……。
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GOOD!
・昔のゲームブックの雰囲気(だけ)味わえるところ
昔のゲームブックよろしくキャラクターを作り、選択により物語を進め、魔物と戦い勝利してエンディングを目指すという雰囲気(だけ)味わえるので、昔のゲームブックを読んでいた人にとっては懐かしく感じるだろう。
…あくまで雰囲気だけだが。
BAD/REQUEST
・取扱説明書の不親切さ
他の方が指摘されるように既読スキップ・選択肢決定などの操作方法について書かれていないだけならまだしも、習得できるスキルの詳細な説明・習得できる魔法の効果の説明・能力についてなど説明すべき項目が書かれておらず、また全く出てこないアイテムが(MPは後述の通り意味がないパラメータなのであっても使わないだろうが)書かれるなどしていたのは、不親切をとっくに通り越えて製作者側が説明を放棄しているようにさえ感じた。
・戦闘について
最初にキャラクターメイクでキャラの能力を決めるが、決めた能力はHP以外戦闘に全く影響しない(MPさえも。早い話ダイスの出目だけが攻撃力・行動判定に影響する)ため無意味なのは確かだし、攻撃はともかくとして魔法使用に当たっては「5以下の目が出たら自動的に失敗になる」仕様のため、回復魔法もHPがある程度残っているうちに使わないといざという時に失敗して負ける危険があるのはきつい物があった。
また、敵が3体居てもその1体ずつと戦うという謎仕様の為、戦いが微妙に長引くのもイラつかされた。
・快適さ
セーブデータが1つしかないため、罠の選択肢を踏んでしまうとバッドエンドになって最初に戻されるしかない事や(こうしたゲームに慣れている人なら罠っぽい選択肢の前でセーブしておくのが常道だとしても、そうでない人にはただゲームオーバーになるしかないだけ)、既読スキップが十字ボタンの右を押しっぱなしにするという本体に優しくない仕様だったこと、第二章のダンジョン探索の際にダンジョンのマップが表示されないから同じところをグルグルと回らされる羽目になるなど、快適さはかなり低いのでその分評価は厳しく付けざるを得ない。
・その他
第二章に入るとやけに目に付くが、文章と背景が食い違っていたり、また誤字・脱字・誤変換などがやたら目立っていたのは「真面目にテストプレイをしていない」と邪推せざるを得なくなる。
COMMENT
魔法使い編のみクリアしたので、それ基準のレビューになっているのはご容赦願いたい。
それでもゲーム全般を通じて昔のゲームブックに劣るような不出来な部分が多く、当時のゲームブックの愛読者にも正直勧めにくい内容である。
どうしてもやりたいというなら1000円未満の値段になった時に「話の種」でプレイするほうが良いだろう。それ以外の人ならば古本屋で昔のゲームブックを探して挑戦したほうが楽しめる。