真・女神転生 STRANGE JOURNEY
中央値: 75 Amazon点数: 4.4
スコアーボード
標準偏差 14.42 難易度 3.56 mk2レビュー数 77ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 5pt | 4pt | 4pt | 3pt |
83pt
GOOD!
□チュートリアルが親切で、初心者でも安心してゲームを覚えられる。
会話ログ、操作ドキュメント、メッセージの高速スキップなど、
サポート機能が充実している。セーブ、ロードも速いので快適。
□ダンジョンに配置されたフォルマ(素材)、サーチ悪魔(特殊バトル)が
アクセントになっており、どんどん探索したくなる楽しさがある。
エンカウント率が低めで、その大まかなタイミングが確認できる。
セーブポイントが多いのも助かる。
□歯応えのあるバトルは、通常バトルでも気が抜けない緊張感がある。
モザイク状態で現われる初見の敵が、それを増大させるとともに
未知の領域の調査というコンセプトにもマッチしている。
□ステータスが高いだけの敵をダラダラと殴るようなバトルではなく、
対策すれば短時間でサクっと倒せたりとメリハリが効いている。
ワンボタンのオートバトルは恐ろしくスピーディでテンポが良い。
レベルアップでHP&MP全快、逃走の成功率が高いのも評価できる。
□上記のエンカウント率の低さ、逃走率の高さ、オートバトルに加え
サブアプリの効果もあり、ダンジョン探索のテンポが良い。
「新エリアの下調べ」「アイテム収集」のようにテーマを決めて、
短時間だけプレイする場合も、他のものに煩わされることがない。
そのまま止め時を見失ってしまうことも多く、熱中度は高い。
□パーティ編成がキモなので、どこでも悪魔合体が使えるのは大きい。
悪魔の数が多く、周回プレイでも色々なパーティを楽しめる。
デフォルト、カスタム両方のデータが使える悪魔全書が素晴らしい。
□スタンスによってイベント、ボス、エンディングが変化するので、
前のデータを取っておけるのは嬉しい(セーブが2個できる)。
BAD/REQUEST
□男性の声を曲に使いすぎているため、若干メリハリ不足に聞こえる。
もう少し、一部の曲のアクセント程度に留めても良かった。
□主人公のステータスが自動で上がるシステムは試みとして面白いが、
従来のシリーズのように、自分の好きに振れる方が良かった。
もし初心者に配慮してのことならラッキー型は入れるべきでない。
□デビルソースの所持数が1個づつなので、人によっては結果として
使い控えさせてしまう。新システムとして少々もったいない。
ソース自体は強力だし、実際は1個でも十分なのでムズかしいが。
□もし続編があるなら、デビルCO-OPは敵も使ってきて欲しい。
やはり味方と敵が同じ条件で戦う方が楽しいのではないかと思う。
COMMENT
□バランス面で突き放した所があるので、万人にはオススメできないが
ダンジョンのトラップはマップを埋めて行けば必ず先に進める。
一度抜けてしまえばショートカット通路でスルーもできるし、
バトルもパスワードに頼れるため最悪の場合でも詰むことはない。
□システムは初心者にも分かりやすいよう、とても丁寧に作られている。
レスポンスも良好で、やり込み要素のボリュームもたっぷり。
興味があればプレイしてみてはいかがだろうか。
Amazonレビュー
レビュー者: Amazon大好きっ子 レビュー日: 2017-06-10メガテンファンにおすすめです。
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GOOD!
・オリジナリティ
このシリーズの顔ともいうべく悪魔合体や悪魔会話は健在。
特に悪魔会話は基本的に他のゲームではお目にかかれない独特なシステムだと思います。
3択にもかかわらず悪魔の問いに対する満足のいく答えを四苦八苦しながら探すというのは後にも先にもこのシリーズだけかと。
また悪魔には解析度というものが設定されており、一回倒さないと姿すらわからないというのはだいぶ面白いシステムだと思いました。
・グラフィック
DSではかなり細かく描き込まれたグラフィックだと思います。
3Dのダンジョン内も雪が降ってる描写や炎の描写などが綺麗に表現されていました。
なにより特筆すべきなのが悪魔のグラフィックが動くこと(こちらは2Dです)。
今作はだいぶ凄まじい数の悪魔がいるにもかかわらず、あえて動かすのも作るのも簡単な3Dではなくドットで悪魔を動かしているという点は大きく評価したいと思います。
・熱中度、満足度
相変わらず悪魔合体の中毒性は健在。しかも今作ではどこでも全書から悪魔を呼び出し合体を行うことが可能となったので、今まで以上に悪魔合体にのめり込んでしまう仕様になっています。
さらにデビルソースの存在によってスキル継続がだいぶ楽になったこともあり、悪魔合体が楽しくて仕方ありません。
ソース抽出は悪魔のレベル上げによるものなので、聞いただけではただの作業としか思えませんが、これがいい具合に他のメンバーのレベル上げや悪魔の解析値上昇に貢献してくれます。
そしてレベルが上がればより強い仲魔を作ることが出来るようになり、そしてまた新たに作った悪魔のソースを抽出、といった具合にこのゲームには循環の無駄がありません。
これが止め時を失う最もたる理由だと思われます。
またストーリーを追うだけでも結構な時間をクリアまで必要とし(レベル上げなどの作業や寄り道を除く)、ボリュームも十分にあります。
二周目以降も豊富な引き継ぎや追加要素があるので、やり込みを求めている方も安心してプレイできるかと。
BAD/REQUEST
・音楽
可もなく不可もなく。
ただ曲数が少なく、似たような曲ばかりなのであまりBGMとしてありがたみがない。
もう少し盛り上がれる曲が欲しかった。
・快適性
ロードなどは快適なのだがダンジョン内を探索するときにRLで横歩きが出来なかった。
数年前に発売された世界樹では出来てたことをなぜやらないのか。
アトラス内でも開発が違うから仕方ないとか言われたらそれまでですが、少なくともダンジョンマップやら素材集めやら明らかに世界樹を意識した作りの今作でそこをすっぽかしたのはいただけなかった。
COMMENT
とても満足のいく作品でした。
ストーリーはやたら重厚で、相変わらずダークで独特な雰囲気を醸し出しているので決して万人向けとは言い難いですが、個人的には傑作だと思います。
デビルソースによって仲魔育成にも幅が生まれ、戦闘やダンジョンも随分と味のあるものに仕上がっていました。
女神転生シリーズが好きな人もそうでない人も是非ともやってもらいたい作品です。