ラブプラス
タイトル概要
中央値: 75 Amazon点数: 4.2
スコアーボード
標準偏差 13.52 難易度 1.66 mk2レビュー数 35ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)
344人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
Amazonレビュー
レビュー者: かずきち。 レビュー日: 2015-12-15
全キャラクター制覇しました。今はスマホでできそうだ。楽しいです。
■スポンサーリンク
アクセスランキング
-
逆転裁判4
法廷バトル、(廉価版、2008年4月24日発売:2,100円)
■価格:5040
■発売日:2007-04-12
-
テイルズ オブ イノセンス
■価格:6090
■発売日:2007-12-06
-
レイトン教授と不思議な町
Wi-Fi対応
■価格:4800
■発売日:2007-02-15
-
ニュー・スーパーマリオブラザーズ
アクション、プレイ人数:1人?4人
■価格:4800
■発売日:2006-05-25
-
押忍!闘え!応援団
応援リズムアクション、プレイ人数:1人?4人(ダウンロードプレイ対応)
■価格:4800
■発売日:2005-07-28
-
ウィッシュルーム 天使の記憶
アドベンチャー、振動カードリッジ対応
■価格:4800
■発売日:2007-01-25
-
マリオカートDS
アクションレース、Wi-Fi対応、プレイ人数:1人?8人(ダウンロードプレイ対応)
■価格:4800
■発売日:2005-12-08
-
燃えろ!熱血リズム魂 押忍!闘え!応援団2
■価格:4800
■発売日:2007-05-17
-
おいでよ どうぶつの森
コミュニケーション、Wi-Fi対応、プレイ人数:1人?4人
■価格:4800
■発売日:2005-11-23
-
スーパーロボット大戦W
シミュレーションRPG
■価格:6090
■発売日:2007-03-01
GOOD!
・グラフィックス
ポリゴンで表現されたヒロインが細かい動きを見せる所は素直に感心できたし、キャラクターデザインも聞いたことのない人ながらもとっつきやすい絵柄の持ち主で、イベントCGなどはかなり美しく再現されていたのにも驚いた。
BAD/REQUEST
・オリジナリティ
「リアルタイムで女の子と時間を過ごす」形態のゲームは実は12年前にもパソコンやセガサターンで出ており、それらを知っている人間としてはついつい比較してしまい(むしろシステムやグラフィックよりは、キャラクターの個性などという点で)、その結果としてオリジナリティは低くつけざるを得ない。
・キャラクター
友達モードのうちはまだ良いとしても(それでももう少し内面的な部分も見せて欲しかったのは感情移入するにあたって重要)、さらに長く付き合うことになる恋人モードになると「様々な多面性」や「友達・家族・ペットなどに見せる表情」などといった、キャラクターの個性となりうる要素はないがしろにされ、ただ「好き」と言いまくるかキスやスキンシップをせがむかするだけの薄っぺらいキャラクターに成り下がったように見えたのは大きなマイナスである。
「様々な多面性」はキャラクターの本質の性格とは矛盾しているように見えても(多面性は必ずしも良い部分ばかりではなく、弱点や欠点だったとしても)、その部分も含めてそのキャラクターを「1人の人間」として見る事ができる大切な要素である(例を出すと「ときメモ」のヒロインたちもメインの性格以外に「多面性」がなかったら、キャラクターの魅力は成立しえなかった位)。
また「友達・家族・ペットなどに見せる表情」も、プレイヤー(=彼氏)の視点から離れた彼女たちのもう1つの姿であり、この部分は普段は見せない表情が格別に魅力的に映り、そしてその部分はプレイヤーも決して踏み込むことができない「彼女たちの尊重すべき部分」とも言える。
長く付き合っていくのならそうした部分を丁寧に描く事で、そのキャラクターを何倍も魅力的にし「忘れられない存在」にできるのにそれがないのは、長く付き合っていく形のこのゲームでは致命傷とも言える。
・熱中度
こうしたリアルタイムで女の子と付き合っていくゲームはPCで環境ソフト的に出したほうが、プレイヤーも無理なく続けられたとは思う(それに12年前と違い、仕事・ネットサーフィン・オンラインゲームなどで1日にパソコンを使う頻度も高いのだし)。
携帯ゲーム機でも忙しい時には動かさないまま終わる日は多く、リアルを優先しなければいけない時期だと「ラブプラス」自体ないがしろにされることも多いのもそうだが、まだ浮かれていられる最初の1ヶ月位は良いとしても2、3ヶ月も経過して来ると「平日に育成して彼氏力を高め、日曜日にデート(その中でスキンシップ・キス)」という繰り返ししかないということに気づき飽きてしまう(前述の付き合っていくことで見えてくる「多面性」や「友人などとの関わり」もないので、付き合ったとしても新しい発見が少ない)のは問題だった。
・快適さ
メッセージの送りが不自由だったり、「友達モード」時の彼氏力チェックが妙に厳しかったり(恋人モードになると彼氏力チェックの値は若干甘くなる)、セーブすると強制的にタイトル画面に戻されたり、育成時に「◎」以上の効果が出たときにメッセージがわざわざ出てくる(何度も見るのも正直鬱陶しい)など、長くプレイする観点から見るとシステム周りはあまり良いとは言えない物があった。
COMMENT
世論的には好評かもしれないのだが、12年前に似たようなゲームを知って経験している身としては、そのゲームと無意識に比較し続けたことや、恋人モードになると付き合ってこそより見えてくるキャラクターの多面性(これはリアルで恋人のいる人ならより理解できうるものである)がないことへの失望から、どうしても評価を低くつけざるを得ない。
DSという媒体からすれば健闘しているのだろうが、一番大切な「キャラクター」をよりリアルに、より親近感を伴った個性を持った上で表現するためにはDSではあまりにも力不足だったのだし(関連グッズで補完、というのも過去の例から想像はできるが、それだとプレイヤーの想像の余地を奪いかねないためこうしたリアルタイム系のゲームでは「諸刃の剣」と言える)、せめてPCで「完全版」を出す位のことはできるはずだろう。