スローンとマクヘールの謎の物語2
中央値: 55 Amazon点数: 3.4
スコアーボード
標準偏差 16.99 難易度 1.73 mk2レビュー数 11ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
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4pt | 3pt | 4pt | 1pt | 1pt | 1pt | 2pt |
39pt
GOOD!
-フルボイス
出題文は支配人のフルボイス。
-水平思考パズルゲーム
ジャケットだけ見るととても興味をそそる独特の雰囲気ではあるんですよね。
面白いかどうかは別として。
出題文中の単語を用いて出題者に逆質問を繰り返し、得た情報の組み合わせで答えを探り出す情報のパズル。
-BGM
内容のダメさ加減に勿体ないくらい曲は雰囲気が良い。
内容の種類によっていくつかの曲を使い分けてる点も良し。
-ヴォリューム
全80問+チュートリアル1問+ミニゲーム8問以上
ボリュームは値段相応だと思う。
総プレイ時間12時間。
BAD/REQUEST
-内容が無いよう
ただの低レベルなクイズ。
例題として以下のような本文の短いものが多い(自作)
タイトル
「読めない文字」
本文
ある男が一枚の紙に自分の名前を書いて友人達に見せた。
しかし誰一人、友人達はその名前を読めなかった。
なぜ?
謎でもなんでもない。
友人が留学先のフレンドで日本語が読めないとか盲目で読めないとかあぶり出しだとか悪筆で読めないとか達筆な筆文字とかいくらでも正解が無数に存在しうる出題文。
そんなのが過半数。一部とかじゃなくて殆どがこんなのばっかり。
イラストが抽象的な影絵なのでこんな内容でも絵を見ただけでは答えを直ぐには特定できない。
フレンドを正解扱いしたいのか盲目を正解扱いしたいのか、出題者への逆質問でチェックをしなければならない。
四問目で「旅から帰ってきた男が居た。彼は海の上で発見された。何故?」
この時点で嫌な予感。さっきまでの力入った長文は何だったのよ・・・
出題文がそれなりの分量あればまだしも「イスをもってバス停に立っている男が居る。何故?」だの
「切手が足りなくて死んだ男が居る。どんな事情で?」だの1行出題文はふざけてるとしか思えない。
終盤になるにつれ、手抜き文が目立つ。
短い文の時だけ句読点で改行して無理やり4行くらいに水増ししてるのも不自然。
そこそこ長い出題文を作りつつ、それでもプレイヤーに直ぐに答えを悟られないように設問するのが作り手の腕の見せ所だろうに。
情報を絞って無理やりナゾにを仕立て上げてるのが頂けない。
-貴方の導き出した答えは:「正しいようです」
いや俺、答え分かってないから(笑)
正解が不可解な内容だとそんなこともある。
「答え合わせ」は開始直後から可能なので難易度の特に低いものは即答可能。
「答え合わせ」の内容自体がヒントになりうる。
答え合わせは「死因は?」/「殺害場所は?」などという内容なのでそのの答えを優先的に探せばいい。
更に正解に必要な情報か?と思うようなどうでも良い答え合わせも含まれてる。
例えば上記例題の答えが「留学先のフレンドだから日本語が読めなかった」だとすると
フレンドはアメリカ人?イギリス人?などという、どっちでもいいだろという情報を聞いてくる。
出題文を読んだ時点でおよそ答えが分かっててもどうでもいい答え合わせのために逆質問を強要される。
あと支配人の後光と羽を纏った笑顔にイラッ☆とクル。
-シークレットワード
質問を繰り返すことで新たに解禁されるヒントワードが設定されている。
これが出ないと情報が少なすぎて当てようのない手抜き問題も多い。
そしてヒントワードを解禁するトリガーワードがどこにあるか探しづらいので、古き悪しき時代の総当りアドベンチャー戦法を必要とする。
-誤正解
三問目がおかしい。
逆質問で「驚いた」にyesと答えたくせに、答え合わせの質問で「驚いた」を選択すると不正解になる。
-20/80以上
死人が出る話が多過ぎ。
人が死なないとナゾが生まれないのか?
-案内人アンナ
もういい。だまれ。
役に立たないヒントとか要らないから、急かすな。
-難易度
タイトル聞いただけでオチが見える最終80問目とかいい加減にしろ。
取って置きの難題とか用意できなかったのか?
-セーブ&ロード
1問クリアするごとにオートセーブ方式
プレイ中は中断セーブできないので手間取ってると1問に時間が結構喰うので暇な時じゃないと気軽にプレイは出来ない。
COMMENT
-ゲームの流れ/概要
プレイヤーは謎の物語劇場に訪れた観客。
問題文の物語を見る。
しかしそれだけでは情報不足で何故、結末がそうなったのかは分からない。
出題者である支配人に逆質問を繰り返して謎を解き明かす。
答えが分かったと思ったら支配人の質問に回答する。
支配人の質問に全問正解すればクリア。
更に10話進めるごとにミニクイズの「挑戦状」が1問追加される。
各クイズは正解しなくても後回しでスキップして次へ読み進めることが可能。
各話ごとのルーチンは以下のとおり
1:支配人の前置きナレーション(世にも奇妙な物語のタモリ風)
2:「出題文」を支配人が読み上げる
3:出題文の中から特定の単語をチョイスして支配人へ逆質問する
4:支配人の質問(答え合わせ)に回答
5:正解の解説
6:支配人のナレーションその2
例題本文
ある男が一枚の紙に自分の名前を書いて友人達に見せた。
しかし誰一人、友人達はその名前を読めなかった。
なぜ?
2は上記文を支配人が読み上げる。
3は上記文からプレイヤーは「男」「紙」「友人」「名前」など特定の選択可能な単語を選択して質問する。
更に単語を選択すると質問文を作るための単語候補が表示される。
例:「名前」を選択した場合、画面全体に以下のように表示がでる。
フルネーム 漢字
名前
ニックネーム 長い
フルネームを選択すれば、「名前はフルネームで書いた?」という質問文になる。
この逆質問に対し支配人は「はい」「いいえ」「関係ない」の三択で回答してくる。
「はい/彼はファーストネームから書きました」
また、「名前は長い?」なら回答は「いいえ/その時は三文字で書いたようです」など。
更に、「名前は漢字で書いた?」なら「良い質問です!!/はい/彼は日本人でした」といった具合に正解に近づく質問をすると褒められる。
そして選択した単語が「友人」ならば
逆質問:「友人が読めなかったのは場所に関係ある?」
返答:「素晴らしい質問です!!/はい/場所は留学先のスクールでした」
となり、シークレットワードが解禁され、「留学先」が選択可能になる、といった具合。
「留学先の友人は日本語が分からない?」
「良い質問です!!/はい/読めません」
いざ答えあわせへ。
4は3?5問ほど支配人が内容について質問してくるのでソレに答える。
Q1:「男は名前を何文字で書いた?」→漢字/アルファベット/アラビア文字
Q2:「友人は何人?」→アメリカ人/日本人/中国人
Q3:「友人は紙に書いてあるのが何だと思った?」→名前/地名/落書き
-総評
中古で1が1500円、2が800円だったので安くて新しい方を買ってプレイしました。
基本的にがっかりな結末が多いです。
ジャケットで面白そうに見えたのならそれは錯覚です。
目を覚ましましょう。
Amazonレビュー
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GOOD!
・おまけモードも加わって、更にボリュームアップ。
本編の水平思考パズルが80問、それに10種類のミニゲームが加わりました。
空いた時間にコツコツ遊ぶと、かなり長く遊べます。
ミニゲームは本編と全く異なる作りですので、本編で行き詰った時等の息抜きにピッタリです。
・柔らかい口調で聞きやすくなったナレーション。
前作で少し冷たい印象を受けたナレーションですが、優しい口調に改善されており、とても聞きやすくなりました!
これで、解答をミスしても的外れな質問をしても安心ですね(笑)
音声が前作の流用ではなく、全て取り下ろされているのも好印象、作り手の気概が伝わってきます。
・お喋りなナビゲーターがおとなしくなりました。
多くの方が指摘されている通り、うっかりヒントを漏らしてしまったりするお騒がせナビゲーターのアンナですが、前作よりおとなしい良い子になっています。
設定を変えて出て来ない様にするといった事は出来ないのですが、前作の様な鬱陶しさは殆どなくなったので、安心して問題を解く事が出来るのではないでしょうか。
・問題のクオリティも改善済み。
人によってはこのタイトルの大きな問題点となり得る重い話や後味の悪い話の割合が減り、明るい…とまではいかなくとも、暗くない話が増えました。
怖い話等が苦手な方には嬉しい変更点かと思われます。
逆に、そういった話がお好きな方は是非前作からプレイして頂きたいですね。
・1に引き続き、嬉しい価格設定。
前作と同量の本編におまけも付いて、お値段は3500円!
空いた時間にコツコツ遊ばれる方も、一気に解き進めてしまう方にも嬉しい価格設定ですね。
BAD/REQUEST
・こんなモードがあれば、もっと評価されていたかも?
影絵を使ったイラストもこのタイトルの秀でた部分の一つですので、それらを鑑賞出来るギャラリーモード等があれば良かったのではないかと思います。
気に入ったイラストを見ようとすると、また問題を解かないといけませんので…。
COMMENT
1と2を比べて感じた改善点を中心に意見を纏めさせて頂きました。
今作も良い頭の体操になりましたので、非常に満足しております。
前作から間を置かずに発売された様なのですが、気になる点は概ね改善されており、開発者の方々は短い製作期間にも関わらず丁寧な仕事をされたと思います。
原作となっている本が幾つか発売されている様ですので、それらを元にした続編の発売を楽しみにしております。