ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 5pt | 5pt | 3pt |
95pt
GOOD!
ロード時間やグラフィックは同じDSで出たDQMJと比べると
かなり進化しています。
特にモンスターが拡大表示に耐え得る作りになっています。
戦闘背景も少し場所を変えるだけで変化があり、凝ってます。
時々挿入されるアニメパートは作画が良く、
小さい画面なのに迫力があります。画質も悪くありません。
音楽はいつも通りのドラクエって感じですね。
通常戦闘BGMが最近のドラクエでは一番気に入ってます。
音質もいいです。DSiだとスピーカーで十分聴けます。
大筋でグッと引き込まれるようなストーリーではありませんが、
各パート内で綺麗にまとまっていていい感じです。
説明臭くなく、短くうまくまとめてあるという印象。
イベントクリア後しんみりしてしまう話が多いかも。
特に船を手に入れる際のストーリーは秀逸でした。
転職システムは今までの集大成といった感じです。
スキルシステムは一番バランスがとれているんじゃないでしょうか。
各職、スキルとも全く使えないということがなく、
一見使えなさそうでも極めると他にはないメリットがあったりと
大いに選択を悩ませてくれます。
スキルポイントの振り直しができないのと、
セーブが分けられないのがまた悩ましい。
職レベルやスキルを伸ばしていくとクエストが発生して、
クリアすると専用の装備や秘伝がもらえるのも楽しいです。
今回は3と同様、仲間キャラにキャラ付けがされておらず
自分で容姿を決め、カスタマイズする方式になりましたが、
これは成功してるんじゃないかと思います。
台詞は一切ないものの外見が装備で変わるので面白いし、
使っているうちに愛着が湧いてきます。
主人公が天使というシリーズでも特殊な存在なので、
仲間に個性付けがされていると疑問や説明台詞が多くなって
冗長になる原因になりそうです。
本編以外にも達成条件がバラエティに富んだ100以上のクエストがあり、
週一ごとに配信される追加クエストも用意されています。
戦闘マニア御用達のランダム要素やファン向け要素の強い
宝の地図ダンジョンもあるため、長く遊べるはずです。
あ各地に置いてあるツボやタルを調べるとバリンバリン割れること、
セーブロードで青宝箱が復活する仕様もなかなか気に入っています。
BAD/REQUEST
容量の問題か処理速度の問題か別の都合なのかはわかりませんが、
主要キャラ以外のNPCがドットで表現されているのが気になりました。
主要キャラもローポリなので遠景だとさして気にならないものの、
アップになるとやはり気になります。
ポリゴンキャラとドットキャラの縮尺が合ってない場面もありました。
PCキャラのカスタマイズできる範囲が狭いです。
体型が変わりすぎると装備モデルを体型別に用意しなきゃならないので
やむを得なかったのはわかりますが、子供っぽい顔のキャラだけでなく
中年キャラなども作りたかったです(特に男キャラ)。
一部クエストの達成条件が難易度が高く、面倒すぎる気がします。
やらないという手もあるんですがどうせなら全部クリアしたいです。
お供のサンディは私個人としては愛着が湧き気に入ってるんですが、
アクが強くキャラ付けに今時感があるため苦手な人も多そうです。
COMMENT
私としては6以降のドラクエは仲間キャラにイマイチピンと来ず、
プレイしなかったり途中でやめてしまうことが多かったんですが、
今作は自分の気に入った外見のキャラを使っていたので
最後まで楽しくプレイできました。
ストーリーは終盤辺りの展開にやや唐突さを感じたものの、
全体の出来から比べれば瑣末なことです。
今作はとにかくキャラのカスタマイズと戦闘が楽しかったです。
特に装備で見た目が変わるのは良かったです。
特定キャラに不快感や違和感を感じる、対応ハードが気に入らないから、
などの理由で食わず嫌いするにはもったいないゲームだと思います。
特に初期のドラクエが好きだった人にはオススメしたいです。
Amazonレビュー
レビュー者: おじさん レビュー日: 2017-06-25序盤は、さすがドラクエと感心するほど安定した品質で面白いと感じた。
だが、途中から、装備を整えるためのゴールドが常に不足し、また転職するとレベル1になったため、雑魚狩りをする時間が多くなってきた。
盛上がりに欠けるストーリーということも重なってプレイするのが面倒になり、結果的にオンラインの10を除き唯一クリアせず止めてしまった作品となった。
戦闘に倍速機能があれば評価は違ったかもしれないが。
基本はしっかりとした作品なので、ストーリーよりやりこみ要素が好きな方は楽しめるかもしれない。
アクセスランキング
-
逆転裁判4
法廷バトル、(廉価版、2008年4月24日発売:2,100円)
■価格:5040
■発売日:2007-04-12
-
テイルズ オブ イノセンス
■価格:6090
■発売日:2007-12-06
-
レイトン教授と不思議な町
Wi-Fi対応
■価格:4800
■発売日:2007-02-15
-
ニュー・スーパーマリオブラザーズ
アクション、プレイ人数:1人?4人
■価格:4800
■発売日:2006-05-25
-
押忍!闘え!応援団
応援リズムアクション、プレイ人数:1人?4人(ダウンロードプレイ対応)
■価格:4800
■発売日:2005-07-28
-
ウィッシュルーム 天使の記憶
アドベンチャー、振動カードリッジ対応
■価格:4800
■発売日:2007-01-25
-
マリオカートDS
アクションレース、Wi-Fi対応、プレイ人数:1人?8人(ダウンロードプレイ対応)
■価格:4800
■発売日:2005-12-08
-
ポケットモンスター ダイヤモンド/パール
RPG、Wi-Fi対応
■価格:4800
■発売日:2006-09-28
-
おいでよ どうぶつの森
コミュニケーション、Wi-Fi対応、プレイ人数:1人?4人
■価格:4800
■発売日:2005-11-23
-
燃えろ!熱血リズム魂 押忍!闘え!応援団2
■価格:4800
■発売日:2007-05-17
GOOD!
キャラクターメイキングは嬉しい要素です
DQ3はDQシリーズの中でもとりわけ好きな作品なので仲間を作成するゲームは好みでした
序盤は早くルイーダにつきたくて焦りとワクワク感でいっぱいです
前半の個々のエピソードはとてもよくドラクエらしい温かみと切なさを感じさせてくれます
音楽もドラクエの雰囲気にマッチしています
戦闘が不自然に横並びして戦う姿から改善されています
DQ8はグラフィックの点では申し分なかったですが横一列に並んで戦う姿は滑稽にも映りましたので良い改善点です
ドラクエってことで値段は高めになると思っていましたが
通常+1000円だったので割と良心的に感じられます
BAD/REQUEST
キャラクターメイキングは楽しい、と書きましたが不満もあります
1、仕方ないとはいえグラフィックが頭身的にもクオリティ的にも酷い
1、体型は身長が僅かに違う5段階設定だけで太ったり痩せてるキャラを作れない
1、顔のパーツは目と髪型だけで数も10種類ずつ(+色分け)でシワのある渋キャラなどは作れない
1、装備が外見に反映されるため、強さ重視だと変なルックスになることが多々ある
どうやっても選べるパーツの限界でキャラモデルが子供のようなグラフィックにしかならないので
鎧装備がまるで似合いませんしどっちかといえば
Tシャツや冒険者の服などのカジュアルファッションになるんですが
世界観がなし崩し的に崩壊してゆきます
歴代シリーズファンとしてはドラゴンキラーややいばのよろいを装備したいという欲求もあるのに
外見に反映されるお粗末なセンスのグラのせいで装備変更には無駄に頭を抱えることになりました
特に防具は一つ装備品を変えるだけでガラッと印象が変わるので
「そこまで細かく見た目を変えて遊びたいわけじゃないのに変な姿だと気になる」って私みたいな神経質人間は大変です
私はパパスやブライのような渋キャラを作りたかったので
子供のようなキャラしか作れないのは非常に残念ですし
ネタっぽいパーツ用意するなら、ヒゲやシワを何とかしてほしかったです
もしくは装備品扱いであったかもしれませんが、クリア後の現在まで確認できておりません
過去のシリーズと比べて難易度が大幅に低下しているように感じられました
1、1回のバトルで出現する敵の数が少ない(主に1?3体ばかり。最後まで雑魚敵1体だけとか普通にあります)
1、敵モンスターがゴールドを多めに持っている(序盤はちょっとリッチな気分ですが)
1、やくそうのお値段は据え置きでふくろ詰め99個、もしくは錬金釜で特やくそう大量に量産
1、ダンジョンは短く、仕掛けもない単純なものになった(マップは最初から上画面に表示される)
原因としては上で書いたように外見を変えて楽しみたい人は装備の性能が落ちるため
難易度を下げてバランスを取ろうと考えたんだと思いますが
外見は別に良いって人には簡単すぎでしょうし、私は割と外見重視でプレイしましたがそれでも簡単でラスボス付近のボスまで全滅の危険すらありませんでした
DQでここまで緊張感のない戦闘は初めてです
またよくわかりませんが敵キャラが自分のキャラにみとれる(1ターン潰し)ことがあります
6にあったようなおしゃれ度があるのか
雑魚敵ならいざ知らず最後ら辺に登場するボスまで「○○にみとれてる」といって戦いの手を休めます
彼らは歴代のボスキャラたちに顔向けできるんでしょうか
戦闘は他にテンポが気になります
これも良いところに書きましたが、今までの横一列戦闘ではなく戦闘フィールドを自由に動き回って戦っているので
それぞれのキャラがリアルタイムで動くターゲットキャラのポジションまで歩いていって攻撃、とテンポが悪く、敵の数が多い時ほど顕著にそれを感じます
この点に関しては8よりさらにテンポが悪くなっています
DSのスペックでは仕方ないのか、スクルトやピオリムなどの魔法エフェクトも遅くストレスです
ストーリーは個々のエピソードはとても好きなのですが後半の展開がやや急すぎに感じました
最初はよくわからんが困ったので仕方なく果実集めをさせられ
単独エピソードを楽しむ形でそれは進行するのですが
果実集めが終わり、目的の見えたその後はあっという間にラストで拍子抜けを食らいました
3や歴代ドラクエシリーズのように「打倒、魔王の旅」が好きな私にはこれはキツイです
3でいうなら主人公が14歳から始まり無駄な2年の歳月と色々省いてバラモス戦だけで終わるような感じです
今回はLVが低いキャラほど貰える経験値が少ないようで転職することに躊躇いがあります
また特技以外の呪文なども持ち越せないのでイマイチ転職するメリットが見えません
初回のパーティ編成で失敗した人向けなのか、6などと違い主人公以外は基本職に転職する理由はないし(作成時に決めるので)
また1からのLV上げと上級職業に転職するための面倒臭いクエスト達成が嫌で転職しませんでした
COMMENT
正直、不満はまだあるのですが、あまりに細かくて長くなりすぎるので特に気になった点のみに絞って書くことにしました
他の細かな不満点をいくつか書くと
1、シリーズ伝統のプレイ開始前に決める「メッセージ速度の変更」がない
1、クエストはストーリー補完、サブシナリオ的なものを期待していたが実際はただの作業だった
1、プレイ時間は25数時間前後と適度ともいえるが個人的にはストーリーの淡白さが加わり不満
1、錬金釜で欲しいアイテムを作りたいときは序盤の城に戻るしかない
また一度に作成できるアイテムの上限が9個、大量に作れるレシピ候補に対して
「現在持っていうるアイテムで作れるレシピ集」がないので確認が大変
1、シンボルエンカウント制になったのはいいが、メニュー画面を開いている時でも敵が動き回りプレイヤーは不利
(ただし開いてる状態で敵と接触しても戦闘にはならない)
発売前に堀井さんが「9は8以上のボリューム」といっていたので期待していましたが
実際は本編は8より圧倒的に短く、ボリュームといえるのはつまらない作業のクエストが3桁以上ありそうなこと
錬金釜で作成できる無駄に多いアイテム作成などのやり込みが堀井さんのいってたボリュームなんでしょうか
メインディッシュ(本編)が不味かったってのにさらにボリューム!ボリューム!と不味い前菜が盛りだくさんでは率直に嬉しくないです
ギャル妖精が常について周り、空気の読めない発言をしたり
ブラックガード(下着)や、なぜか鎧や兜より頑丈なカジュアルファッション
ラスボスの動機やオチが勧善懲悪よりさらに安っぽいなど
個人的にはドラクエの世界観に合わないものが多かったように感じます
個々のエピソードなどは本当に好きなだけに興醒めさせる要素が多いのは残念で仕方ありません
BGMもドラクエ世界には合っていたのですが、しかし印象に残る曲は何度も聞かされた悲しいイベントの時の曲くらいでした
邪魔にはなりませんが、盛り上げとしてはややイマイチです
不満点があまりに多く、前作から5年の歳月を待ちわびた結果がこれなので満足感は0Pに設定しようかと思いましたが
単独エピソードの良さと3以来のキャラメイクが楽しかったので止めました
しかしクリアしてなんともいえない切なさだけが残り、今はなぜか3ではなくDQ5をやりなおしているような状況です