逆転検事
中央値: 67 Amazon点数: 3.6
スコアーボード
標準偏差 12.13 難易度 1.61 mk2レビュー数 71ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt |
62pt
GOOD!
・良くも悪くもスピンオフ。原作シリーズの「4」で旧作ファンを置いてきぼりの上、大大円で終わらせた1?3の改悪を口直しするために作られた作品だと思えば、色々な小ネタが懐かしくて嬉しい。少なくとも、プレイヤーのニーズを取り込もうという気はあるよね。(あざといと取るか人次第だけど、4やったあとだとこれくらい大げさにしてもらわんと、と思わんでもない)
・作画の岩元さん。尖っていて気障っぽいのにどこかコメディーな「御剣」の崩し加減が上手い。「動」を感じさせる絵柄だから、主人公にした時に真ん中においても「几帳面で堅物」なイメージの彼でも華がある。塗さんの絵柄は、イラスト一枚絵としてはいいけど、岩本さんの方がより「御剣」の内面まで書き込んでくれてそう。声あてしてた人だし。素直に「かっこいい」と思った。これが別の人のジャケなら旧作キャラのぶち壊しかと思って買わんかった。
・何より音楽がすごい!華麗かつ美しい上に重厚さが損なわれていない。「4」の音楽も明るいっていえばいいけど、何か「厳か」さがなかったのでクラシックの持つような高揚感と洗練された感がものすごく主人公に合ってる。「裁判」とは違ってこれは「検事」の良さだと思う。
・1話の犯人キャラが4のあの主要キャラだね、って軽く4批判がはいっているのかしら・・。
・動かせるミニキャラは「裁判」にはない要素。ただ、それだけって感じもするけど楽しめたクチ・・。
BAD/REQUEST
・主人公だからか「御剣キャラ」のアクが抜けてる。対冥とかね、ムチでやられっぱなしはプレイヤーとして不快。フツーの会話などで他キャラに言い負けてる感じがした。あと、何か「ヘタレ」てないか・・。変な方向に「かっこよくしてる」感じがするね。なるほど君並に思考パターンがもっと黒くて良いよ。(まあ、裁判の原作者はそこが神がかり的だったけど)
・検事としても法律家としても「常識的な行動」をとるキャラ設定してるくせに、ヒロインがあれではちょっと整合性が取れないよね。
ていうか、ミクモちゃんはポイント使いでコノミチさんみたく使えば気にならなかったのにな。何か、マヨイちゃんみたいな会話の楽しさもないから、一緒にいるの糸鋸さんとかでいいんじゃない?ていうか、大した助言してくれる人いないんだから独りで良いよ・・。
・会話の面白さはない・・。というか、あっても残らない程度。
・最後の敵を追い詰めるとき、みんな総出で応援してくれるけども・・。テンポ悪いっていうか。御剣のキャラってナルホド君みたく応援されるって感じでもないような。法廷で独りで「徹底的に容赦なく被告とその弁護士を追い詰めていく」ところが面白みだったような。2?4みたく・・。正直周りの応援ウザかった。まあ、盛り上げてく演出上必要だったんだろうけども。
COMMENT
・池に御剣を落としたら女神が出てきて、「お前の落としたのはこの『正義感あふれる熱い御剣』か?『誰からも慕われるみんなの御剣か』」って言われてるような・・。スタッフによって美化、漂白された『かっこいい』キャラにされてる感じ。
・巧さんいなくてもよく頑張った、「みんなの考えるキャラ」を一生懸命崩壊させないように気をつかった、てことでよくできたカプコン「同人」として楽しめます。少なくとも1?3の世界観はぶち壊さない。過去の1?3の遺品を整理してるような感じで、懐古するのにいい作品。
・あと、ホラーハウスのあのキャラはネタになってよかったよ。逆裁はやったあと、ネタで盛り上がれたからなあ。
・キャラもわりといいのでないかな、フツーに。残らないけども。ヒロインはもう少しなんとか・・。明るいとか元気というより、何か「自分勝手なお子様」。せっかくなのにもったいない。
・ゲームとしてフツーに楽しい。逆裁キャラがそれなりに動いてるからプラスして面白い。矢張はその中でも特によかったよ。
・検事で「裁判」やると絶対有利なところから被告人を有罪にするしかないから、逆転しないものね・・。法廷パートがないのはわかるんだけども・・。そう言う意味での、絶対絶命感や緊迫感はないな。でも、悪徳弁護士を法廷でやっつけるということもできないことはないよね。小中みたいなのについた葛と法廷で戦うっていうのもありかと・・。やっぱり、上の問題から難しいか
・検事スタッフも、逆裁の名前で出せばそれなりに期待値から叩かれるのは覚悟の上で作ってるだろうから、これからどのように発展させるのか、楽しみ半分冷やかし半分で見てる。できればいい作品で続編出たらいいなと淡い期待を持たせるくらいの質はある。
Amazonレビュー
レビュー者: Amazonカスタマー レビュー日: 2016-03-09逆転検事をやってみて、自分は逆転裁判の方がいいな。面白いなって思いました
アクセスランキング
-
テイルズ オブ イノセンス
■価格:6090
■発売日:2007-12-06
-
レイトン教授と不思議な町
Wi-Fi対応
■価格:4800
■発売日:2007-02-15
-
ウィッシュルーム 天使の記憶
アドベンチャー、振動カードリッジ対応
■価格:4800
■発売日:2007-01-25
-
逆転裁判4
法廷バトル、(廉価版、2008年4月24日発売:2,100円)
■価格:5040
■発売日:2007-04-12
-
真・女神転生 STRANGE JOURNEY
RPG
■価格:6279
■発売日:2009-10-08
-
ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイト
アクションRPG、Wi-Fi対応、プレイ人数1人?4人
■価格:5040
■発売日:2007-08-23
-
遊戯王 ナイトメアトラバドール
対戦型カードゲーム、OCGカード3枚付属
■価格:5040
■発売日:2005-07-21
-
すばらしきこのせかい
タッチアクションRPG
■価格:5980
■発売日:2007-07-27
-
ファイナルファンタジーIII
RPG、Wi-Fi対応
■価格:5980
■発売日:2006-08-24
-
ポケットモンスター ダイヤモンド/パール
RPG、Wi-Fi対応
■価格:4800
■発売日:2006-09-28
GOOD!
「逆転裁判」シリーズと異なり、舞台が法廷から現場へと変わりましたが、
ゲーム性に関してはこれまでのシリーズと変わらず、
「情報を集めた後、証言から矛盾点を突きつける」という流れになっており、
シリーズのファンは安心して楽しめると思います。
ストーリーに関しては、不快感を感じさせるキャラや展開も少なく、
無難にまとまってると感じました。
シリーズ(1?3)のキャラクターも多数登場し(半分くらいは背景ですが)、
おなじみの掛け合いもファンであれば楽しめると思います。
今作の売りであるロジックに関しては、
言葉をつなぎ合わせる程度の難易度であり、
推理というよりはちょっとしたアクセントという感じです。
このロジックのおかげもあり、前作(4)であったような
情報収集時の退屈さも感じさせず、非常にテンポ良くゲームが進みます。
BAD/REQUEST
大きな欠点は見られず、全体的に無難な出来ですが、
「逆転裁判」シリーズとして見ると不満点がいくつかあります。
一番の不満点はストーリーの盛り上がりが足りないことであり、
過去のシリーズであれば、ここからさらに盛り上がっていくという所で、
あっさり終わってしまうという印象が強いです。
トリックに関しては、全体的に仕掛けが平凡であり、
意外な結末を知る驚きや、謎を解くカタルシスが薄いと感じました。
音楽に関しては、「追求」などが新しい曲に変わっています。
それらを単体で評価するならば、結構いい曲だと思いますが、
これまでのシリーズと比べると見劣りします。
COMMENT
ストーリーやトリックに関して不満点をいくつか書きましたが、
あくまでシリーズと比較してのものであり、
特別出来が悪かったとは思いません。
期待以上とはいえないかもしれませんが、充分に楽しめました。
シリーズとの比較で評価するならば、
1?3よりは劣るかもしれませんが、4よりは楽しめると思います。