逆転検事
中央値: 67 Amazon点数: 3.6
スコアーボード
標準偏差 12.13 難易度 1.61 mk2レビュー数 71ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt |
65pt
GOOD!
○全体的な完成度
システムやストーリー、キャラクターなど、ゲーム全体を通して特筆するような欠点はなく、最後まで楽しく遊べました。
スピンオフの娯楽作品としては問題ない完成度だったと思います。
ボタン操作とタッチペン操作が両立しているのもよかったです。
○新要素
「蘇る逆転」の科学捜査などは、何となくDS機能を使うための新要素という感じでしたが、今作での「ぬすみちゃん」は面白い個性的なシステムでした。
もう少し「ぬすみちゃん」が活躍できる場面が多くてもよかったくらいです。
新ヒロイン的な存在の美雲は、出番の割には印象にも残ったし、個人的には可愛くてお気に入りです。
BAD/REQUEST
○単独作品として見るのは難しいかも
逆転裁判シリーズを過去プレイ済みなのではっきりとしたことは言えませんが、やっぱり本編を知っているプレイヤー向けのソフトのように思います。
特に、全体を通して出番の多い糸鋸と冥のおかげで、新ヒロイン兼パートナーの美雲はだいぶ割を食っていると思います。
(そのふたりと、美雲との関係が面白いというのとは別の問題で)
ふたりとも、完全背景とまではいかずとも、矢張のような1話限りのゲスト扱いでもよかった気がします。
○本編と比べるとテンポが物足りない
探偵パートと法廷パートがはっきり分かれていた逆転裁判と比べると、探索中に尋問が始まる本作はややメリハリに欠けたかなあ、という印象です。
あと、「弁護士VS検事」というような構図が今作では存在しないので、対決相手がぼんやりして何となく印象が薄いような気がします。
(おかげで、御剣のライバル的存在の狼がだいぶ割を食った感じです)
ただ、「NEW逆転、NOT裁判」がコンセプトならば、「裁判があった方がよかった」とは言い切れないので難しいのですが……。
○システム面
確かGBA版の逆転裁判では、証言の際のループ防止措置が取られていた記憶があるのですが、今作ではそれがなかったのでちょっと不便でした。
便利だったのに、何でなくなっちゃったんでしょう。
あと、不満というほどではありませんが、セーブ時間が長めなのが気になりました。
COMMENT
※逆転裁判1?3、蘇る逆転プレイ済みの人間の感想です
娯楽作品としては十分楽しめましたし、相変わらずクリアまでは熱中してプレイしてしまいました。
ただ、やっぱり「スピンオフ」というか、逆転裁判あっての逆転検事だなあ、という印象です。
逆転裁判ファンのための番外編なら扱い的にヒロインは冥でもよかった気がしますし(新ライバルは必要でしょうが)、新規プレイヤー獲得のための作品だったら、もっと美雲や狼の出番が多くてもよかったと思います。
「本編のプレイは必須」と言うほどでもないのでしょうが、本編を知らないプレイヤーにはちょっと薦めづらい、どっちつかずのつくりになってしまっている気もします。
でも、少なくとも「つまらなかった」ということはなく、値段分は楽しめたので満足です。
続編が発売されるそうですが、どんなふうになるのか期待しています。
Amazonレビュー
レビュー者: Amazonカスタマー レビュー日: 2016-03-09逆転検事をやってみて、自分は逆転裁判の方がいいな。面白いなって思いました
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GOOD!
逆転裁判シリーズは全てプレイしています。
今回はボリュームがあって「蘇る逆転」くらいの量の多さを感じました。
いつもそうですが、新キャラ、旧キャラ共にとても魅力的に描かれており楽しめます。
主役の御剣に合わせたクールなBGMも良かったと思います。
ゲームの難易度は軽めで、スイスイ進める事が出来ましたが、このゲームは謎解きよりもストーリーに期待しているので、ちょくちょく悩む今くらいの程度で丁度良いような気もします。
尋問が法廷パートを抜け出て、捜査中にいつでも起こる可能性にワクワク感があったし、対決も逆転裁判では証人としてあり得ない組み合わせ(検事同士とか)が出来、誰とでも対決する感じがあって良かったと思います。対決の回数も、錯覚なのか分かりませんが、逆転裁判より多かったように感じられました。逆転裁判では尋問は有罪無罪を決めるものですが、今回は対決が捜査を進める一環としての行為だったので、実際対決数が多かったのかも知れません。
今回は全ての話が一つに関係していたので、統一感があって良かったと思います。
BAD/REQUEST
ストーリーは悪くはなかったような気はするのですが、御剣がクールなせいか、気持ちの抑揚が少なく、スリル感とかドキドキ感とか、いつも湧いてきた涙とかが、今回は残念ながらあまり湧いてきませんでした。淡々とゲームは進んで行ったという感じでした。絶望の淵からの大逆転とか、感動とかをもう少し強化した方が良かったと思います。ただ、これもナルホド3部作の凄さから見た視点ですから、どうしても辛口な言い方になってしまうことになり、ナルホド3部作の存在がなかったら普通に「面白かった」と言っていたと思います。
自分はクリアするまで気にならなかったのですが、フラッシュがまぶしいという話を聞いてやりなおしてみたら、「そう言われればチカチカし過ぎるな」と思いました。
「ロジック」ですが、発想とシステムそのものは面白かったし、上手く使えば面白い選択肢になると思いますが、どうも勘で楽に突破できる事が多く、上手く使えてないという印象がありました。もう少し事柄と事柄の間を離して、別の隠された情報がないと2つがつながらないようにした方が良かったと思います。
COMMENT
全体的には、心揺さぶられるような感動にはいまいち達する事が出来なかったが、ボリュームもあって謎解きも楽しく進められて、キャラが楽しかったり可愛かったりして楽しめたという感じですね。また、対決シーンがランダムでパターンに決まりがないというのもワクワクしましたね。
犯人の動機がわりとあっさりしていましたが、人間の深い情念とかがもっと絡んできたら良かったと思います。