ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)
463人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
Amazonレビュー
レビュー者: goddem123 レビュー日: 2012-04-18
発売順とは異なり、本作をDS版最後に入手しプレイ。
システムやボリュームへの不満はさほどありませんが、多くの方の感想にあったように、事件の真相とそれに対するアクションには不満というか、消化不良の感じが残りました。
前作にあたる「きえないこころ」では、「どんな理由があっても、目の前で犯罪が行われることは見過ごせない」と語った神宮寺。しかし今作では、目の前で展開した犯罪に対し目を瞑ることになります。
相手を信頼し、何らかの償いがあると信じたのかもしれません。
しかし、罪に対する罰と償いは法のもとに行われなければならない、そう考えるからこそ、だからこそ過去作品の神宮寺はけして私闘や私刑に走らなかった。
見ようによっては感動的ではありますが、長年付き合ってきた神宮寺のキャラクターに照らして考えると、残念ながら強い「?」が浮かぶ作品でした。
おまけのアプリ版は、どれもまあまあ面白かったです。
システムやボリュームへの不満はさほどありませんが、多くの方の感想にあったように、事件の真相とそれに対するアクションには不満というか、消化不良の感じが残りました。
前作にあたる「きえないこころ」では、「どんな理由があっても、目の前で犯罪が行われることは見過ごせない」と語った神宮寺。しかし今作では、目の前で展開した犯罪に対し目を瞑ることになります。
相手を信頼し、何らかの償いがあると信じたのかもしれません。
しかし、罪に対する罰と償いは法のもとに行われなければならない、そう考えるからこそ、だからこそ過去作品の神宮寺はけして私闘や私刑に走らなかった。
見ようによっては感動的ではありますが、長年付き合ってきた神宮寺のキャラクターに照らして考えると、残念ながら強い「?」が浮かぶ作品でした。
おまけのアプリ版は、どれもまあまあ面白かったです。
■スポンサーリンク
アクセスランキング
-
テイルズ オブ イノセンス
■価格:6090
■発売日:2007-12-06
-
ドラゴンクエストIX 星空の守り人
ロールプレイング、ワイヤレスプレイ(2人?4人)、Wi-Fi対応
■価格:5980
■発売日:2009-07-11
-
逆転裁判4
法廷バトル、(廉価版、2008年4月24日発売:2,100円)
■価格:5040
■発売日:2007-04-12
-
ファイナルファンタジーIII
RPG、Wi-Fi対応
■価格:5980
■発売日:2006-08-24
-
世界樹の迷宮
3DダンジョンRPG、(Best版:2010年7月15日発売)
■価格:5229
■発売日:2007-01-18
-
レイトン教授と不思議な町
Wi-Fi対応
■価格:4800
■発売日:2007-02-15
-
すばらしきこのせかい
タッチアクションRPG
■価格:5980
■発売日:2007-07-27
-
ウィッシュルーム 天使の記憶
アドベンチャー、振動カードリッジ対応
■価格:4800
■発売日:2007-01-25
-
ポケットモンスター ダイヤモンド/パール
RPG、Wi-Fi対応
■価格:4800
■発売日:2006-09-28
-
ファイナルファンタジー4
RPG
■価格:5980
■発売日:2007-12-20
GOOD!
・本編のシナリオ
いつもの軽い依頼からではなく、いきなり誘拐から始まり、犯人に振り回される神宮寺氏が良かったです。ラストの手紙も泣けます。マスコミやネット、メディアなどの社会問題もうまく絡めてます。この辺は相変わらずうまいですね。
・アプリ版
今作もアプリ未プレイの人には盛りだくさんで楽しめると思います。どのシナリオもクリアまで1時間半ほど、神宮寺氏の心情が語られたりもあまりなく、短編集みたいなものです。しかしシナリオが秀逸です。私はここまで15作プレイしましたが、正直「KIND OF BLUE」や「白い影の少女」を越えるシナリオもたくさんあります。
唯一「託された指輪」だけ詰め込み過ぎでイマイチでした。アプリ版はあっさりめなシナリオの方がいいですね。
BAD/REQUEST
・ラスト
犯人の思惑通りのまま終わってしまいました…。結局犯人は本来の目的をちょっと妥協した程度で、大きなペナルティもなしです。そして依頼人を含め関係者ほぼ全員が真実を知らずに終了しています。あえてあえてこうしたのでしょうが、やはり煮え切りません。ベースに絵本「泣いた赤鬼」があるからなのもよくよくわかります。共犯者の意思を尊重したのもわかります。ある意味この犯人は相当な極悪人だと思いますが、それがお咎めなしは違和感すら感じます。そんな犯人を神宮寺氏が追い込むことをしなかったのは「らしさ」とも言えますが、最後の最後でそれを覆して欲しかった…。
・本編の長さ
DS1作目のクリア時間は1時間、DS2作目のクリア時間は4時間、今作のクリア時間はそれをも超える7時間ほどとなり、PS版並みのボリュームになりました。ですのでボリューム不足というわけではないです。ただその7時間に無理矢理伸ばした感が否めなかったです。
まずTPSや探索の回数が増えました。TPSでは持ち物や手帳も使用したり、探索では用紙を調べたり迷路を解いたりバリエーションが増えましたがそのほとんどが結局、総当たりで突破できます。新しいシステムとして、いくつかの項目から正解をいくつか選びだしたり順番を決めたりというのが増えましたが、これも総当たりでおしまいだったので、ただただ時間だけがかかる印象。
また、目の前の建物や人がいても一通り調べてからじゃないとアクセス出来なかったりで無駄な時間がかかったり、シナリオ的にも神宮寺氏は犯人が浮かばず遠回りな捜査ばかりしますが、それも無理矢理プレイ時間を延ばしたいだけに感じました。
ゲームプレイ時間も無駄に長く、事件解決までの日数も長く、おかげで神宮寺氏の推理が冴えない「らしくない」作品扱いにされてしまいましたね。
COMMENT
可もなく不可もなくという感想です。大きく悪いところもないですが、感動するようなこともなかったかなと。なので万人向けではありますね。
これで本編では4作連続で殺人などはなくハードな展開がありません。GBAとDSでの4作なのであえてハードな事件は控えてるのかもしれませんが、PS・PS2が常にハードだっただけに極端すぎます。ハードな事件の中でハートフルな内容を求めたいところです。