名探偵コナン&金田一少年の事件簿 めぐりあう2人の名探偵
中央値: 67 Amazon点数: 3.7
スコアーボード
標準偏差 11.72 難易度 0.75 mk2レビュー数 12ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 2pt | 1pt | 2pt | 1pt | 0pt |
39pt
GOOD!
・コナンと金田一の夢のタッグが見れる。この作品の一番のウリ。
・難易度が低いので小学3年生くらいからでもプレイ出来る。
BAD/REQUEST
・とにかく難易度が低すぎる。コナン、金田一のファンにはもちろん子供もいるだろうが、かなり幅広い年齢層が購入する事が予想されるにも関わらず、小学生低学年向け過ぎる難易度。明らかに対象年齢の設定ミスでこれには不満を感じずにはいられない。
・低難易度と親切設計な内容によってコナンと金田一がバカになっている。誰から見てもわかる状況で何度も「なんでだろう?」と聞いたりする。原作のコナンらしさや金田一らしさが全く無く、そのバカさにイライラする場面も。原作のキャラ設定を崩壊させているのはキャラゲーとしては致命的と言える。
・テンポが異常に悪い。一体何度同じ質問に答えさせるのだとイライラする程同じ事を説明させられる。平均プレイ時間15?20時間くらいだが、そのうちの3分の1がそのせいだと言っても過言ではない。
・コナンや金田一だけでなく、他のキャラも原作のキャラ設定がことごとく壊されている。恐らく開発者は原作を資料としてしか目を通していない。一例をあげると原作ではアガサ博士はコナンを含む新一以外の人間を男女問わず君付けで呼ぶが、それを見た開発者は恐らくアガサ博士は皆を君付けで呼ぶのだと勘違いし、今作中では新一まで君付けで呼んでしまっている。これら原作キャラの設定を無視した内容のせいで世界観に浸れず、例えコナンや金田一たちが話していてもニセモノ感が常につきまとい感情移入が一切できない。
・ストーリーや最後のオチに関しても他のレビュワーさんがいう程では全くもってない。最後のオチ、このゲーム最大の謎に関しても第一章から予想がついてしまう。期待する程ではない。
などなど、悪い点をあげると今作はキリがない。
COMMENT
今作に点数をつけるなら100点満点中35点と言ったところ。
しかもこの35点もあくまでコナンと金田一のコラボという神設定へのおまけと言っていい。
ゲームとしては致命的なテンポの悪さ。そして低すぎる難易度と原作を無視したキャラ設定などいろんな意味で傑作とは言い難い。
一言で言ってしまうと「逆転裁判を意識して失敗してしまったキャラゲー」
コナンと金田一という神コラボなだけに非常に残念な作品だった。
とまぁ厳しい評価をさせて頂きましたが、この作品に関しては過剰なほど良作というコメントが多く、その言葉にのせられてプレイしたモノの見事に裏切られたので本当のところを知りたい人向けにこのレビューを書きました。とりあえず個人的には35点です。
Amazonレビュー
レビュー者: 祈流 レビュー日: 2009-02-14今まで、コナン・金田一それぞれの単体ゲームをPLAYした事があり、正直どちらも満足行く内容ではありませんでした。
今回も期待していなかったのですが・・・
PLAY時間は約20時間!!
普段から推理小説を読んでいますが、引けをとらないストーリーで、どっぷりと世界に入り込みました。
ゲームの難易度は低め。子供にも人気のある作品ですから仕方が無いでしょう。
物足りなさを感じる人も居ると思いますが、難易度が高すぎてもストーリーに集中できなかったという事も今までありましたので、それを考えるとストーリーに集中出きる難易度と言えるかもしれません。
子供に進められるか…?という点ですが、グロテスクではありませんが、死体や血痕などのシーンもありますので、保護者の方は良く考えてください。
内容も子供にはちょっと難しいかもしれませんね。
久々に「買ってよかった」と思えたゲームでした。大満足です!!続編を強く希望します。
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GOOD!
・引き込まれる章立て
このゲームは数章からできており、それぞれの章をコナンと金田一で
交互にプレイしていくことになります。
最初はちょっとした事件から始まり、章が進むにつれ、それぞれの探偵が
巻き込まれる事件の規模がおおきくなっていきます。
ゲームを進める上での、各章の繋がりとバランスがよくできており、
ついつい先が気になって熱中してしまいました。
なお、最終章はコナンか金田一を選んでプレイすることになりますが、
最終的に両方をプレイすることで、細かい部分の謎も明らかになります。
・トリックのでき
それぞれの事件のトリックに関しては、この手のゲームらしく
難易度も高くはありませんが、このゲームの最大にして根幹部分をなす
トリックに関しては、大変気に入りました。こういう謎もアリだと思います。
・キャラクターの絡み
コナンと美雪や明智、金田一と少年探偵団、といった通常はみられない
キャラクターの絡みが面白く、また無理なく成り立っています。
欲を言えば、金田一の方にちょっと華がたりない感じです。
金田一と灰原といった絡みもあればさらに良かったかも。
・ゲームのボリューム
クリアするまでに大体15時間前後といったところです。ボリューム的にも
なかなか良くできているんじゃないでしょうか。
・セーブ
基本的にどこでもセーブ可能です。推理画面の途中でも可能。
これには助かりました。
BAD/REQUEST
特に煩わしさを感じさせるというわけではないですが、
全体的にシステム面での完成度がもうちょっとという感じです。
・メッセージのスピード調節機能がない
ボタンを押せば、一応飛ばせます。このせいで必然的にボタンを
連打することになりました。
・過去のメッセージが読み返せない。
これはアドベンチャーゲームとしてはイタイです。肝心の推理画面になっても
やりとりを見直すことができません。特に前述のようにボタン連打してると、
困る場面がちょくちょくありました。
COMMENT
私は今まで、キャラゲーであまり面白く感じたのはなかったんですが、
このゲームはそれを打ち破ってくれました。
なによりストーリーがよく練られており内容も濃く、熱中してプレイできました。
特に両方の原作ファンでなくても十分に満足できる内容だと思います。
難易度に関してはあまり気にならなかったんですが、もう少し難しくすることで
名作と呼ばれるようになっていたかも。次回作に期待したいです。