女神異聞録デビルサバイバー
中央値: 81 Amazon点数: 4.0
スコアーボード
標準偏差 14.27 難易度 2.67 mk2レビュー数 112ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
79pt
GOOD!
まず、なんといっても戦闘システムがすばらしいです。
SLG風味ですが、よくある、敵を1体ずつひきこんで
チマチマと集中攻撃する類のゲームではなく、テンポよく進みます。
基本は人間1人、仲魔2人の3人でユニットを作り、
各ユニットごとに移動と戦闘を繰り返していくのですが、
敵の弱点をつくことで戦闘時に二回行動できたり、
仲魔がそれぞれ固有の、移動マップ上で発動するスキルをもっていて、
これによって移動時に、各ユニットごとに個性がはっきりとでたり、
といった仕掛けが用意されていて、なかなかに深みがあります。
上手にRPGとSLGを融合させていて、とても素晴らしかったです。
個人的には、DSで一番素晴らしい戦闘システムのRPGです。
また、シナリオも面白く、表向きはライトノベルっぽいのですが、
物語の本筋は意外性がありましたし、各キャラも立っていて
真・女神転生Strange Journeyなんかよりも余程しっかり書けていると感じました。
そして操作性がよく、不便を感じるところはほとんどありませんでした。
BAD/REQUEST
序盤はよいのですが、中盤から次第に戦闘のバランスが大雑把になっていきます。
最終的には特定のスキルだけを使ってゴリ押しする展開になってしまい、
せっかくの優れたシステムが台無しになっていると感じました。
また、主人公は極限状況下で混乱していく一般人を尻目に
たいして迷うこともなく、一貫して人助けを続けていくのですが、
そこの部分に非常に違和感を感じました。
普通の人間が事件にまきこまれて葛藤しながら・・・というより、
最初から伝説の勇者的な展開、といったらいいのかなあ。
COMMENT
全体を通してテンポがよく、ストーリーも本筋はよくできているので、熱中できる傑作です。
BADの点で、2周目以降のマンネリを指摘しておられる方が多くいらっしゃいますが、
1周目をクリアするのに20時間ほどかかると思うので、
それだけ遊べれば十分ではないでしょうか。
SRPGではありますが、SLG特有のややこしさはあまりなく
考えずにつっこんでいっても何とかなります。
(むしろ、やたらと一般人ユニットを救出するミッションが多いので、
どんどんつっこまされる羽目になります。)
難易度は、最終盤をのぞけばそれほどでもないです。
好きなだけレベル上げもできるので、わりと万人にお勧めできると思います。
Amazonレビュー
レビュー者: シロ レビュー日: 2017-07-04最初やった時はシミュレーションRPGかとビックリしましたが、バトルは普通にコマンド式となっていますので安心しました。ですが大きなマイナス点が一つ、ステージによって町の人を守らながら戦わなくてはならないステージが結構あり、かなり面倒でした。
難易度は高めですがフリーバトルがあるので主人公のレベルを上げて召喚出来る悪魔のレベルを上げていけばクリアーは出来ると思います。逆に言えばこのフリーバトルをやらないとクリアーは難しいと思います。自分はこのフリーバトルをひたすらやらされました。クリアーするには根気も必要かと思います。
やはり、主人公のレベルを上げ、召喚出来る悪魔の種類を増やし、合体させ仲間にするのは純粋に楽しかったです。凄くオススメは出来ませんが少し変わったデビルサマナーをやりたい方はやってみてはいかがでしょうか?自分はペルソナの方が好きですが(~_~;)。
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GOOD!
FC版からのシリーズファン。(ペルソナは初期2作のみ)
お気に入りは真1。
攻略サイトなどはみずにプレイ。
■ストーリー
ややポップだがメガテンらしさが溢れており非常に楽しめる。
東京を舞台にしたおなじみの設定だが、個人的には真3よりも真1に近いと感じて楽しめた。
テキストはそれほど長くなく、しかしポイントを押さえているため没入を阻害されずに期待感を煽られる。
このさじ加減は素晴らしいの一言。
■熱中度、満足感
ゲームデザインのバランスが秀逸。
前項と同じくして冗長になりすぎない魅力的なストーリーをベースに、会話パートでは基本的に選択肢が表れる点が没入間を高めてくれる。
登場人物も多く設定を加味すれば、おのずと「この先はどうなるのか」と気になってくる。
ツボを押さえた話の展開や見せ方だけでなく、魅力的なゲームシステムが次々と開放されていく所も良い。
そして堂々と構える戦闘パート。
SRPGといえば魔人転生だが、本格的なSRPGよりもそのパートは大味に作られており、その点がうまくターン制RPGの戦闘パートと融合している。
オークションや仲魔の育成、合体がそれらと絡んで凄まじい熱中度を引き起こす。
この絶妙なバランスは簡単にできるものではなく、近年で記憶にあるのは武神0だけだが、それよりもよくできており遊びやすく熱中しやすい。
BAD/REQUEST
■難易度
はじめて携帯機でのメガテンをプレイしたが、緊張感があったのは序盤中の序盤のみ。
合体が開放されてすぐ、歯ごたえがなくなってしまった。
システム上、この属性があれば大丈夫だろうという悪魔を2チームほどにいれれば、そのころから無双状態になる。
従来の作品に比べると序盤から強力な魔法があり(魔力に特化させるのはシリーズファンであれば当然だろう)、またスキル継承がかなり容易に行えるために強力な仲魔を作りやすいためである。
その点、新鮮ではあるものの物足りないのも確かだ。
■快適性
おおむね良好で文句のつけようがないのだが、戦闘パートのみ局所ではテンポアップが望ましい。
COMMENT
チープな人物の絵柄に最初は抵抗があったのだが、全体的にメガテンの雰囲気をそれほど変えることなくうまく見せることに成功している。
この点で、シリーズ未経験者でもすんなり入っていけるだろう。
近年では圧巻の出来である。