幻想水滸伝ティアクライス
中央値: 69 Amazon点数: 4.0
スコアーボード
標準偏差 11.87 難易度 1.46 mk2レビュー数 84ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt |
60pt
GOOD!
・キャラクター。全員が目立ってるとは言えませんが、なかなか個性がしっかり立っており、108人も考えるのは大変だったのではないか、と思います。
・音楽。サントラが欲しくなり購入を決意するほどでした。かなり力が入っているなと思えました。
・声優のセリフ量。結構しゃべってます。DSではかなりのボイス量ではないでしょうか。
・ストーリー。今までとは違う路線の幻水と言う感じでおお、と思わされた。涙あり、笑いあり、謎のあるストーリーもひきつけられました。EDではちょっと涙ぐんでました。
・主人公。台詞あり、かなり前向きで熱血漢な性格ですが、シリアスなストーリーであるためこのキャラでなくては進められないほどに感じました。
・歌。少ないですが印象に残りました。
BAD/REQUEST
・協力攻撃が弱くなった。だからあまり使わずに終わりました。
・強制出撃、勝てないイベント戦闘が多く、バトルに関して自由度が低かったように思う。
・ポリゴン。酷い。モバゲーのアバターか何かか?と思える位に酷い出来。みんな見られるようなもんではなかった。
・ムービー。流石に画質低いかな・・・
・クリア後のおまけや引き継ぎが全くない。これだけ色々やっているだけにもったいない。2周目が楽になるような配慮が欲しかった。
・本拠地で楽しめる施設が少ない。ミニゲーム、料理対決、劇場やお風呂とか欲しかったですね。
・キャラクター。流石にこれだけいっぱいいると空気になる人も・・・・。ま、108人もいれば仕方ないですか。
・ダンジョン脱出の手段やテレポート、瞬きの手鏡がなく不便。おかげで移動や仲間探しが大変でした。
COMMENT
このシリーズは1?5一通りプレイしてます。その上でのレビューです。(時紡・外伝・カードリーダーズは未プレイ)
DSで初の幻想と言うことですが、なかなかの良作だったかと思えます。
新しい世界であることもうまく活かされており、新鮮な気持ちで楽しんでプレイすることができました。
今までのシリーズと違うとか、世界が違うから嫌、と思わない限りはプレイしてみても良いかと思います。
しかし惜しいところもあるので(ポリゴンのできのひどさ、ムービーの画質のひどさ、クリア後のおまけのなさなど)リメイクを望みたいようなそんな気もします。
総じて良作なので、ストーリー重視のRPGを望む方はぜひ、どうぞ。
Amazonレビュー
レビュー者: カニ レビュー日: 2008-12-19イベントも豊富で次から次へとサクサク進みますし、戦闘もサクサクです。キャラは一応3Dですが、フィールドは2DRPGのように見下ろし型なので、SFC以前のRPGような視覚的にわかりやすい(3D酔いしない)作りになっています。(大マップはロマンシングサガや幻想水滸伝3のように地図上から目的地を選ぶタイプになります。)
一度見たイベントを飛ばせるスキップ機能などもありますし、開発もかなりユーザーにストレスを与えない!という明確な狙いの元作ってきたかというのが伝わってきます。
イベントシーンは大きなキャライラストが表情豊かに用意されていて盛り上げてくれますので、プレイしやすさのために演出面を犠牲にしているという事もありません。
特にBGMや背景の一枚絵はかなり美しいとさえ思います。
あとここから先は好みの別れる所ですが、割と名の知れた豪華な声優さんを何人も使っています。
(例:朴ロミさん、榊原良子さん、坂本真綾さん、小西克幸さん、置鮎龍太郎さん、藤原啓治さん、折笠愛さん、能登麻美子さん、鈴村健一さん、佐藤利奈さん等々)
全部の台詞ではないですが、DSの割には体感的にも結構台詞数が多いです。
アニメシーンもイベントイベントで適度に挟んできます。
主人公は外伝という事もあってか自分から結構喋ります。熱血少年なので仲間より前へ前へ出たがるタイプですので、結構よく喋りますが、そこの感情移入の抵抗感がなければ、たぶん全体を通して不満はほとんどない出来なんではないかと思います。
システム的にはスタンダードでありながら、幻水らしさも失わず、作りもしっかりしている本格RPGに仕上がっていました。
幻水ファン、2DRPG回帰的なファン、新規ユーザーの人も敷居なく楽しめる作品と思います。
2009-1-02 追記
ベストエンドではないですがクリアしました。その細かい部分での追記です。
まずたぶんシリーズファンに気になってる前作以前のキャラですが、こちらは全く存在しません。
幻想水滸伝シリーズのある百万世界の、別の一つの(もしくはいくつかの)世界の話なので
直接歴代のキャラが干渉する事はありません。なので新規のプレイヤーの人でも入りやすいと思います。
ただシリーズの世界の設定の一端には触れる作品でしたので、プレイした後に過去作品の謎(例えばビッキーや、紋章の存在など)について、かなり考察材料に繋がる設定だったと思いますので、シリーズ経験者にしてもプレイしておいて損はないシナリオだったと思います。
プレイ感ですが、たぶん敵との遭遇率自体は普通かやや多目くらいだと思うのですが、出る時はマップに入って3歩で出る時がありますので、その辺が多く感じたりする部分かもしれません。
移動速度についてはゆっくり目です。マップ自体が広いわけではないので、比率を考えるとこのくらいだと思うのですが、中盤以降に専用アイテムを某所で手に入れるか、ある仲間が加入するとスピードアップします。
基本的に戦闘はそれほど時間がかかりませんが、ドラクエで言う所のリレミトや、トヘロスの類がないので、そこは不満だったかもしれません。
最初知らなかったんですが、交易で儲けると本拠地の店頭に新しい装備がでてくるようです。
交易品は他の町で買ったり、敵を倒して手に入れます。敵は金品は一切落としません。
季節によって現れる敵もいるようで、レア交易品などもあるようです。
プレイ時間はいろいろクエストや交易や育成など適度に寄り道をして60時間程度でした。
たぶんまっすぐやっても30時間くらいかかりそうなのでボリュームは結構あると思います。
サウンドは特に秀逸な作品だったと思うので、プレイの際にはヘッドホンで聴かれる事をお勧めします。
細かい不満も見つけましたが、RPGとしてはかなりやり応えのある作品である事は間違いないと思います。
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GOOD!
●ストーリー
かなりひねられたストーリー。
難解なので、理解しようと真剣にキャラの話に耳を傾けることができた。
洗脳・家族や故郷の消失などシリアスな要素もはらんでおり、
大人向けのストーリーだと感じる。
●キャラクター
108人もいるので、数人くらいは誰でもお気に入りが見つかるのでは?
癖のありすぎるキャラはいないので、「すごく嫌い」なキャラはいなかった。
BAD/REQUEST
●ストーリー
全年齢対象のゲームとしては難しすぎはしないか。
個人的には楽しめたが、小さい子がどこまで理解できるか、微妙。
もっと単純明快、かつ爽快なストーリーで、その分バトルそのものを楽しめたほうが、広い年代に親しまれるように思う。
●キャラクター
個人的に、主人公(当然大抵の場面に付いてくる)が、あまり好きになれなかったのが残念。
キャラが多すぎるうえ、期間限定でしか仲間に出来ないキャラがいる。
そのうえ、「○○を連れていないとダメ」とか、「○○がいるとダメ」とか、色々条件もある。
そのため、攻略を見ずに全キャラを集めるのはきわめて困難。
「なるべく攻略は見たくないが、コンプはしたい」者にとって、これは苦痛。
自力で色々探し、ラスト寸前で揃っていないところだけ攻略を見て、その段階でも仲間に出来るようにして欲しかった。
コンプのためにはゲーム前半から攻略を見ざるを得ないため、いつ・どこで・誰が仲間になるのか事前にわかってしまい、仲間になった喜びもなく、仲間集めが単なる作業になってしまった。
●バトル
全体の難易度は低すぎ。
そのくせ「絶対に勝てないバトル」が多くあり、「こんな雑魚相手に…!」と歯がゆい思いをすること、多々。
強制バトルで前衛が後衛に勝手に配置される場面もあり、使い物にならず。
せめて、バトル中でも配置の変更ができる工夫などが欲しかった。
全員がただ殴るだけの「オートバトル」か、一つ一つ手入力する方式か、どちらかしかないため、魔法系の出番はほとんどなし。(手入力めんどくせーし)
余程の強敵か、死にそうになった時だけ、面倒だが手入力する。
「前の戦闘で選んだコマンドを自動選択」とかがあれば、魔法系ももう少し使いようがあったのに…。
協力攻撃は弱すぎて何のメリットも感じられず、数回試しただけでお蔵入り。
●その他
・バトルで金をドロップしないため、大金を稼ぐためには交易しかない。
(多少の交易品はバトルで得られるが、高額品は所持限界数も少なく、大した稼ぎにならない)
108人もいる仲間にまともな装備を着せるため、「あっちで買って、こっちで売って…」という、あまりに気が遠くなるような単純作業を延々と繰り返す。
これは心底苦痛でした…。
・↑でも言ったように全員の装備を充実させたかったが、手持ちの装備はパ?ティーに居る者にしか装備できず、かなりイライラする。
なぜショップ買いの時のように全員が選べるようになっていないのか。
そしてショップはショップで、試着(?)する装備が現在より性能が良いのか悪いのかが、パッと見でわからない仕様。
今の装備のステを記憶し、「物理50、魔防20…」などとブツブツつぶやきながら装備を選ぶ羽目になる、なんとも片手落ちの仕様だと思う。
・歩くのが遅いうえ、ダンジョンからの脱出アイテムもなく、エンカウント率も高いため、迷ったときや目的達成後、ダンジョンから出るのが苦痛。
MPろくに使わないんだから、エンカウント率下げる魔法とか、脱出魔法とかあればよかったのに…。
特に依頼中にダンジョンに置き去りにされたりすると、かなりイラッと来る。
・特にバトル時のキャラの見た目がひどい。
何十年前のゲームかと思ってしまうほど。
イラストは可愛いのに…。
・本拠地での移動がストレス。
エントランスにたどり着くまでが長く、余程の用事がない限り、極力本拠地には帰らない放浪城主になってしまった。
COMMENT
BADばかりたくさん書いてしまったが、ゲームそのものは、いわゆる「クソゲー」ではなく、面白い部類だろう。
だからこそ、不満も出てくる。(クソゲーならすぐやらなくなる)
特にシステム上の不満は、「せっかくの面白いゲームを快適にプレイできなかったストレス」として、非常に残念だ。