ブレイザードライブ
中央値: 80 Amazon点数: 4.4
スコアーボード
標準偏差 10.57 難易度 2.20 mk2レビュー数 30ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 3pt | 5pt | 4pt | 3pt | 2pt |
82pt
GOOD!
・戦略性が有り、既存のカードゲームとはまた違ったバトル設定で戦闘が楽しい
カードが集まっていくに連れ、バトルの戦略を考えるのも熱くなる
・王道のストーリーだが、個人的にはすっきりとした感じが分かり易い。
世界観も子供とかに受け入れられそう。(ペッタンみたいなマスコットやヤイバやシロウの口癖とか)
・絵のクオリティが高く、キャラを大切にしている感じも良い。カードも色々な作家が
描いていて収集していても楽しめる
・マップがDSなのにかなり綺麗。他にもキャラゲーなのに細かい所もしっかり作り込まれている
・対人戦が本当に楽しい。持っている人が純粋に少ないみたいだが、実際にやってみると
負けるとかなり悔しいし、勝つと本当に嬉しくなる。
BAD/REQUEST
・後半のバトルが少しかったるい
・個々のカードバランスが悪い気がする(ポイズンとか、ミストとか、能力ダウンとか…)
・出来れば十字キーでも遊びたい(タッチペンだと疲れてくる)
・パートナーキャラのバランスが悪い(片手のみのアームズとか…)
・中ボスがストーリーを進める度に反比例して弱くなる(ツルギ>カレン)
COMMENT
対戦が本当に面白いので、もっと売れて欲しいと思いつつ…。ストーリーも熱血的だが子供アニメ的なテイストで感情移入出来る。でも、実はストーリーは評価しましたが個人的にもう少し色々なストーリーが見たかった。コンパクトにまとめ過ぎた感じもあるが、そんな風に思える位にキャラを好きになれた。
このゲームのクオリティのままアニメにもなって認知度が上がって欲しい。そしてゲーム人口が増えて欲しいと純粋に思う。(漫画版の主人公はまた違いますが)そして続編を期待したい!
Amazonレビュー
レビュー者: セイベベ レビュー日: 2008-12-11ミッションを選択して進行していきますが、ミッションには何度でも受けられるものと
ストーリー進行に関わり、一度きりしか受けられないものがあります。
どのミッションもそんなに長くなく、ワンプレイが短くてすむのが携帯機に合ってて良かったです。
ただ戦闘がメインでミッションも似たようなものが多く、進行が作業的な部分があります。その辺で好みが分かれそう。
ミスティッカー(このゲームのカード的なもの)を集めて自分好みのストレージ(デッキ)を組むのが楽しい。
自分はカルドセプトとかWiz、ハック&スラッシュ系で周回プレイするのが好きなのですが、そうい人にはいいかも。
世界観やストーリーのノリは少年向けの漫画、アニメの王道的なものですね。
ちょっと気恥ずかしさと懐かしさを感じつつも楽しめました。
全体的に大雑把で強引な部分(良く言えば熱い展開といいますか…)がありますが、
ちょっとした会話の中にもキャラクターが丁寧に描かれているのが好印象。
以下気になったところ。
マップの繋がりが解り難いこと。上画面に全体マップが出ますが直感的じゃないです。
移動可能の黄色いマークも上画面のミニマップじゃなくて下画面に表示してくれた方が親切。
ダメージ量によってヒットエフェクトが変化しないので爽快感がいまいち。
一番残念なのは、Wifi対戦は人が少ないってことです…
発売間もないですが、埋もれてしまうのはもったいないと感じるゲームでした。
アクセスランキング
-
テイルズ オブ イノセンス
■価格:6090
■発売日:2007-12-06
-
ドラゴンクエストIX 星空の守り人
ロールプレイング、ワイヤレスプレイ(2人?4人)、Wi-Fi対応
■価格:5980
■発売日:2009-07-11
-
逆転裁判4
法廷バトル、(廉価版、2008年4月24日発売:2,100円)
■価格:5040
■発売日:2007-04-12
-
ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー
Wi-Fi対応、プレイ人数1人?2人
■価格:5040
■発売日:2006-12-18
-
レイトン教授と不思議な町
Wi-Fi対応
■価格:4800
■発売日:2007-02-15
-
世界樹の迷宮
3DダンジョンRPG、(Best版:2010年7月15日発売)
■価格:5229
■発売日:2007-01-18
-
ファイナルファンタジーIII
RPG、Wi-Fi対応
■価格:5980
■発売日:2006-08-24
-
ウィッシュルーム 天使の記憶
アドベンチャー、振動カードリッジ対応
■価格:4800
■発売日:2007-01-25
-
ファイナルファンタジー4
RPG
■価格:5980
■発売日:2007-12-20
-
ポケットモンスター ダイヤモンド/パール
RPG、Wi-Fi対応
■価格:4800
■発売日:2006-09-28
GOOD!
・あたらしいカードゲーム
新しいカードゲームといって良いでしょう ステッカーがカードの役割をしています
簡単に説明すると属性を持った武器を両腕分選び、武器と同じ属性のステッカーを武器に貼って自分のパラメータアップに使って、上がった能力を使い相手の体力を削りきる事を目的とします。ステッカーを貼る位置がステッカーによって決められていて、1から4番目まで順番に貼ることが出来、1ターンに一枚だけそれぞれ両腕に計二枚貼ることが出来ます。もちろん4番目の方のステッカーの方が効果が大きいので、基本的には順番通りにうまくステッカーを貼っていくカードゲームとなります
良くあるカードゲームと違いターン制ではなく、すばやさに従いFFのATBバーっぽいゲージを増やしてターンを得ます。従ってすばやさが高いと相手よりも多くのターンを得られます。前述のパラメータアップカードの中にはすばやさをあげるステッカーも存在し、攻撃力・守備力を捨て、すばやさを取るというプレイスタイルもとれるため、戦略の幅が広がります
カードゲームでの非ターン制、それによるプレイスタイルの延長を評価してオリジナリティは5
・その熱中度
そしてこのシステムでのバトルがおもしろいですね
カードゲームには熱中しやすいタチなので、お金を貯めてカード買ってデッキを強くする過程が楽しめました
ともかく戦闘が楽しいので有無を言わさず熱中できます
・カード枚数
350位あります
5色+無色の各色、得意不得意が別れていて、デッキを組みかえると新たな楽しみが得られておもしろいです
・演出
4枚目にしか貼れない強力な特定の武器にしか貼れない専用ステッカーを貼って攻撃すると、通常とは違う演出が出ますが、結構手が込んであります。どれも一見の価値有り
そのほか、ストーリーに入るアニメムービーなども結構凝っています
フィールドは違いますが、戦闘中もDSにありがちなローポリではなくアニメ風なので、ローポリ嫌いにも良いと思います
・成長要素
一応RPGと謳っているだけあって経験値と成長システムあります
経験値と引き替えに技や能力を得ます ちょうどFF10のスフィア盤に近いと思います
このシステムのお陰で、初期HPやパラメータに差異が無いのが普通なために、デッキの構築力のみで戦わなければならない他のカードゲームとは違い、カードゲームでありながらRPGっぽさが出ていると言えるでしょう
・リスタート
カードゲームの性質上、デッキの回りが悪いと負けてしまうことも多いですが、このゲームはすぐに直前のポイントでリスタートできるので安心です
BAD/REQUEST
・カードの説明文
色色ありますが、特に疑問に感じたのは「ターン終了まで」の文字が無く、永続で能力修正されるカードとの区別がつきにくかった点
チュートリアルが割と充実しているけど、だからってカードの説明文を簡潔にしても良いって訳じゃないと思う
・武器関連
武器の特色が属性と専用ステッカーの有無と初期修正値と位置ごとの属性合わせボーナスのみで、武器ごとの差別化に苦しいので、使う武器は大抵が片手に攻撃型、もう片方に防御型となるのが惜しい。専用ステッカーだけでは無理がある
また、青版○○、緑版○○など、属性のみを変えただけのものも多い
もう一つ、武器の特殊能力的なものがあると良かったかと(なんらかのコストを払うことで効果が発動とか、この武器で攻撃したらHP+○○、それで代わりに基本性能を落とす、あるいは逆にSPD?10%の代わりに基本性能高めにするなど)
・RPG要素がかみ合っていない
色ごとのバランスは完璧とは言わないまでもそこそことれているとは思いますが、それは相手と自分とが同じ条件で戦った場合で、相手のパラメータ、特にHPが低いと速攻型のデッキに軍配が上がり、またシナリオの雑魚敵は特にこの傾向が強いので、シナリオ攻略中はさっさと攻略したいという点から見てもほとんど速攻型を使うこととなります
また戦闘の大半が2VS2であり、先に2VS1に持ち込んだ方が圧倒的有利なので、こちらも速攻有利となる要因の一つになります
この速攻有利の風潮のために、カードがそろい出す中盤以降は結構飽きてきますので、デッキを意図的に速攻から遠ざける等の工夫が必要になるかも知れません
・通信対戦時の素早さが一緒
限界まで能力を上げるとHPパラメータが一緒になり対等な条件での対戦が楽しめますが、すばやさのパラメータが一緒なので、それによる不具合が生じやすいです
具体的にはゲージが全く同時に溜まると、HPの低い方から行動出来ますが、これにより素早さが一緒にも関わらず2連続ターンを奪われて理不尽な形での逆転をされることもままあります
・呪文ステッカー
パラメータを上げるステッカーの他に、呪文に当たるカードも存在しますが、一部のステッカーが凶悪
特に赤の双火鉄槌は、順当にステッカーを二枚貼れば1ターン目に使えるMTGのHymm(ランダムに手札二枚破壊)であり、初手に二枚相手に来られると1ターン目なのに手札が空というとんでもない状況となりかねません。このカードによる損害でまごついている隙に赤お得意の速攻でやられてしまうという事があります
こちらは赤専用だからまだしも、どの色でも使える無色にもかなり強力なものがあり、これだけのためにどのデッキにもカウンターブレイク(相手の呪文を打ち消す、無色だからどのデッキにも入れられる)は必須と言っても良いでしょう
COMMENT
総論として良くできたゲームでしょう 最近は新品が安値で取引されているので入手してもまず損はないはずです
多くの他のレビュワーさんが挙げているとおり、基本的にはRPGではなくカードゲーム要素が強く、RPG要素によるメリットとデメリットもおおむねイーブンといったところかと思います
あと、このゲームはコミックライバル連載中の「ブレイザードライブ」(作者はNARUTOの作者の双子の弟さんらしいです)とタイアップしたゲームで、よくある原作作品の人気にあやかったゲームとはちがって、これ自体も原作の一部としてとても創意的に作られた作品であり、制作者の熱意を感じました
個人的にはこのゲームが好きになりましたし、コミックも読みましたw
一方で初版のカードゲームにありがちなバランスブレイカーや説明文のずさんさなどのほか、改善の余地も大いにあると思えるので、そういったものはばっさりと切り捨ててさらにパワーアップした次回作がやりたいと思います