ユーザーレビュー
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485人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
498人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt | 2pt |
総合点
69pt
69pt
GOOD!
不思議なダンジョンのシリーズは、SFC時代に一度やったきりで、自分には合わないと思っていたのですが、今回は最後までプレイできました。
少し説明不足なストーリーが、逆に遊び手の想像力をかきたてます。
サブダンジョンも、縛りを加えられながら、何度も挑戦するおもしろさがあります。
シドベンチャーは、昔のSFC時代の不思議なダンジョンシリーズを彷彿させる、少し難しいつくりになっていましたが、クリアに必要なぶんに関しては、そこまで高い難易度ではなかったので助かりました。
特筆すべきは音楽でしょう。過去のFFシリーズの音楽がちりばめられています。
BAD/REQUEST
操作性において、ミスを誘発させるつくりになっていたのが残念です。どくのくすりなど、投げるべきところで飲んでしまったり、キャラクターとの会話で、会話を進行させようとボタンを押していたら、いつのまにか「はい いいえ」の選択肢が出ていて、間違えてボタンを押してしまうなど。
あと、少しネタバレになりそうなのですが、エンディングがあっさりしすぎていて驚きました。もちろん、エンディング後にもゲームは続くので、不満というほどではないのですが……。
COMMENT
おもしろいと素直に思えました。ノーマルモードでのみエンディングまで到達しましたが、ヌルゲーマーの自分にとっては、これでじゅうぶんです。
幅広い層のゲーマーに受け入れられるのではないかと思います。買って損をしたとは思わないであろう良作でした。
[
問題報告 ]
Amazonレビュー
レビュー者: ゆずみのとう レビュー日: 2013-09-05
振り返ってのコメント記入中ですが。当時は価格的にも無いようにも納得して買ったので。
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GOOD!
・ジョブチェンジ制による自由度の拡大
FFシリーズおなじみのジョブが12種類以上から選べ、ジョブごとのアビリティを利用してダンジョンを攻略していきます。もちろんジョブごとに得意不得意があり、戦闘向けのアビリティ・能力値補正が優秀なものもいれば、戦闘面よりも探索方面に長けるものもあります。
アビリティはジョブごとの特色がよく出ており、なおかつどのジョブも強力なので、基本的には好きなジョブを使えば問題ありません。
アビリティはアイテム使用と共用で4つまで便利ボタンに登録でき、うまく利用すればアビリティ使用のためにメニューを開く頻度を大幅に少なく出来ます。ジョブポイントによるジョブレベルも設定されていて、レベル以外の育成という面でも楽しみが増えます。
・初心者に優しい
チュートリアルが充実している上、仕様が複雑なアイテムがなかったり、プレイする上で知っておくべきテクニックが少なかったり、レベル上げによって難易度も落とせるので初心者でもすんなりなじめ、システム面での敷居が低く親切に感じました。
難易度の観点からも、罠の仕様は凶悪なものは殆どなく、主人公が強かったり(敵が弱いわけではない)、帰還が容易で自キャラの武具、レベルの強化も容易なため、不注意による事故死やテクニック不足による詰まりが起こりにくく、初心者向けといえます。
ちなみにプレイ前に難易度を設定できます。自信がある方はハードモードをどうぞ。
・音楽
BGMはすべてFFのアレンジで、収録曲数はかなりのものです。DS音源であることが惜しくなるくらいに曲のアレンジもうまく出来ています。選曲も満遍なく選ばれていて、偏りはありません。
また主題歌が1曲収録されています。
・ポップアップデュエルの互換性
ゲーム内カードゲーム、ポップアップデュエルが「チョコボと魔法の絵本」、「チョコボと魔法の絵本 魔女と少女と5人の勇者」の2作品と互換性があります。これらのソフトを持っていなくともポップアップデュエルが楽しめます。
ゲットできるカードは同じですが、レア配信カードなど現在入手不可のカードも獲とくしやすくなっているようです。いまからポップアップデュエルを楽しみたいのなら一石二鳥です。
BAD/REQUEST
・テンポ関連色々
メニューを開けるのに時間がかる、アイテム自動統合機能未実装など。チョコボ操作時はそこまで気になりませんが、頻繁にメニュー操作を行うシドベンチャーでというモードで特に響いてきます。
・ジョブ特性
ジョブはアビリティにより特色付けはしっかりされていますが、そのほかの特色は差別点は基礎能力の増減のみです。この増減があまりなく、装備出来る武具や使えるアイテムにも差異がないために、黒魔道士などの魔法職でも基本物理攻撃というルールは変わりません。
アビリティも一部似通っている(戦闘面を強くサポートする遠距離攻撃、強攻撃のどちらかはどのジョブも持っている)ので、プレイプランががらりと変わる程の違いはないです。ただし逆に考えるとどのジョブもルールが共通なので、どのジョブでも気軽に使える、という好意的な視点から見ることも出来ます。
FF派生作品なんだし装備できる武具に差異があったり、ジョブ特性があるともっと面白くなると個人的には思います。
・シドベンチャー
操作キャラをシドに変えて専用のダンジョンに挑めるシドベンチャーが実装されていますが、これが不親切です。流れとしては、素材を集めて武器防具を強化してゆくモードですが、素材自体が持ち物欄を圧迫する、素材の統合が自動ではないので、定期的にメニューを開いてソートしなくてはならない、という理由でテンポがかなり悪いです。
またシド自身の特色としてもチョコボとそこまで性能は変わらず、あまり新鮮味はありません。
・テレポーター
ボス階層までテレポートできないところが少し気になりました。強力な持ち物を溜め込む→ボスで一気に放出という前作にあった攻略法が楽しめません。結果強敵に備え消耗品を溜め込むという楽しみは減りました。
COMMENT
シリーズは初代のみプレイ済み。
いまや不思議のダンジョンと言えば様々な作品がありますが、スタンダードかつ親切、様々な初心者救済などの要素を総合的に考えると、この作品は初心者向け不思議の(な)ダンジョン決定盤と言えます。この手のゲームに触ったことのない方、あるいは他のシリーズが難しすぎて苦手な方にはとてもオススメできます。
初代はターン制ローグにATBを加味したオリジナリティをもちながら、調整不足から来るちぐはぐさが感じられるゲームでしたが、今作はよくあるターンベースタイプに戻っています。購入する前は初代のシステムがどのような調整・進化を遂げたかを楽しみにしていましたが、結局は無難な物に帰結した形です。なのでその点は少し残念に思いました。よくある不思議のダンジョンではなく、初代のシステムでプレイしたいという方は、合わないかもしれませんので、その点だけは気をつけてください。
またRPG要素も強めになっています。具体的にはレベル持ち込み、ダンジョン依存で敵のレベルが上がっていく点が特にそう感じさせます。なのでレベル繰り越しタイプの不思議のダンジョンが嫌いな人も気をつけてください。さらに今作は「もっと不思議の?」に当たる物はありません。代わりにシドベンチャーがありますが、武具を鍛えて持ち込み可なので根本的に「もっと不思議の?」とは異なる上、モード自体難ありなので過度の期待は禁物です。あとジョブの差異もトルネコ2の転職くらいのどぎついのを期待してもいけません。