ナイツ・イン・ザ・ナイトメア
中央値: 75 Amazon点数: 4.0
スコアーボード
標準偏差 15.63 難易度 2.98 mk2レビュー数 42ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 2pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt |
74pt
GOOD!
主人公は、かつて「獅子心王」とうたわれたウィリムガルド王の魂。ゲーム上では『ウィスプ』と呼ばれる。
ある日、『ウィスプ』を封じていた壺が「古城アーヴェンヘイム」から奪われる。壺を奪った賊は甲冑を纏ったうら若き乙女だった。彼女は一体、何の目的で王の魂を奪ったのか。そもそも、王が魂となり封じられなければならない理由とはなにか。
それぞれの思惑が交錯する中、古城アーヴェンヘイムを舞台に壮絶な闘いが繰り広げられる・・・。
<ストーリー
そんなに話に深みはありません。結構単純な話で、悪者をいい人がやっつけるだけな感じです。
しかしその見せ方が上手いです。物語の展開は時系列がめちゃくちゃで、そのときには一体なにが起こったのかよくわかりません。それが先へ進むと説明され、「あのときのあれはそうだったのか」、「これはあれのせいでこうなったのか」という感じで、謎が解明していく感覚を味わいながらストーリーを楽しめます。
<キャラクター
とにかく登場人物が多いです。よくもまあここまで顔グラを描き起こしたもんだと言う感じです。
<サウンド
みなさんが言われている通り、かなりクォリティは高いです。世界観にマッチした音源、旋律、すばらしいです。
<戦闘
一応、ここでのカテゴリではSLGになっていますが、私的にはほとんどSTGな気がします。戦闘の仕方はあまりにも独特すぎて最初は戸惑いますが、2?3回戦闘すれば慣れます。
はっきり言って、文章で表現するのはあまりにも難しいので、興味のある方は体験版などを一度やってみるとよいでしょう。
さわりだけ簡単に説明すると、まず戦闘はターン制で、ひとつのマップに規定のターン数があり、それまでに勝利条件を達成するとマップクリアです。1ターンで行動できる時間は限られており(約1分)、攻撃をしたり、敵の弾幕に当たると行動時間が減ります。行動時間が0になるとそのターンは終了です。
攻撃方法は、『ウィスプ』は幽体のため攻撃できないので、代わりに道端に転がってる兵士の死体に力を与え、敵を攻撃します。操作としては、タッチペンで『ウィスプ』を兵士のシンボルにドラッグし、タッチペンを画面から離すと攻撃します。
・・・あと攻撃には通常攻撃とスキル攻撃がありますが・・・もう長くなるのでここまで。
<システム
まずCVはすべて英語ですが、このゲームの雰囲気を考えると味が出ていい感じです。
またレべリングと呼ばれるトレーニングモードで経験値やアイテムを無限に稼げますので、詰まる心配もまったくないのはよかったです。
あとはキャラクターのVITシステムやトランソウルなど、また説明しにくいシステムがいろいろありますが、これもよく出来ていると思います
BAD/REQUEST
<ストーリー
最初のうちはプレイヤーに戦闘の練習をさせたかったのか、ザコモンスターとの闘いの連続です。もーうんざりするくらい。しかも最初は仲間がいないから、スポット参戦の兵士を操るしかないわけで。完全に作業です。
中盤からもそれはある程度続き、ことあるごとに意味があるのかないのかよくわからんザコ戦がちまちま挟まります。そのせいでなんとなく物語のテンポが悪いです。
<キャラクター
前述の通り人数が非常に多いため、フィールドグラがすべて同じです。ユニットクラス(職業)によって違いますが、それだけです。ジジイも兄ちゃんも、ガキも姉ちゃんも全部一緒。
これは手抜きと見るか、ゲームの特性上人数が多くなるから仕方ないと見るか、非常に微妙なところですが・・・僕はどうかと思いますね。
またあまりに人数が多すぎて、主要キャラクター以外の掘り込みが非常に希薄です。ポーズトークとかありますけど、それもどうなんだ。
<サウンド
前述の通りすばらしいのですが、前評判が良すぎたせいで、正直はじめ聞いたときはこの程度か?と思いました。まあ良いには良いのでいいんですけど。
<戦闘
とにかくすべてを理解するのに時間がかかります。わかれば簡単なのですがそれまで結構苦労します。
あと画面が小さいので非常に見づらいです。なにがと言われれば色々、全部です。ダメージとか弾幕とかジェムとかキャラクターとか。仕方ないのかも知れないが、もうちょっとなんとかならなかったのかという気はします。
COMMENT
スティングのRPGは初挑戦だったのですが、なかなか面白かったです。
やってみて初めて理解できることですが、本当に普通の(というか一筋縄の)ゲームじゃないのでものすごく人を選びます。それ故、みなさんの評価もバラバラなわけですが・・・まあ私的にはこれは断然アリです。
Amazonレビュー
レビュー者: のんびりOL レビュー日: 2009-07-22バトル中はゆっくり考えながらひとつひとつ指示を出すわけでなく、時間制でめまぐるしく動く画面の中をタッチペン操作します。敵の弾に当たらないように、自分(魂)を動かす様はまるでシューティングゲームのようでした。
ストーリーはおもしろいと思いますが、私はシューティングゲームが苦手なせいかノーマルモードでは難しくて、行き詰まってしまいまい未クリアです。
バトル→ストーリー→バトル→ストーリーというふうに、選択の余地無くゲームが進んでいきます。
好きに話を進めて、のんびりミニゲームにはまったり・・・などということはできません。
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GOOD!
【オリジナリティ】
シューティング要素を加味したシミュレーション、と言うことで、非常に目新しく感じた為、5点つけさせて頂きました。
敵弾を如何に避けるか、と言う辺りが非常に楽しいです。
難易度選択が出来る、ゲームオーバー時に敵HPなどを据え置きのままやり直しが出来る、など、救済措置は盛り込まれており、シューティングが苦手な方にもプレイ可能かと。
【グラフィックス】
グラフィック自体は悪くはないのですが・・・・とくに良いとも感じなかった。
ただ、やや暗めの画面なので、明るい色の敵弾が見やすく、その点で好感触。
見やすいというのは、こういうゲーム性である以上、重要かと。
BAD/REQUEST
【満足感】【ストーリー】
時系列が整理されていない描かれ方をしている為、非常にストーリーが分かりづらい。
タイムテーブルでもつけてくれれば、まだ分かりやすかったのですが。
また、ストーリーに些か厚みが無く、終盤のストーリーによる吸引力は弱く感じました。
そう言う点で、満足感は余り得られませんでした。
キャラ間の関係については、ポーズトークなどで明かされる部分が多い様子。
しかし、一々キャラにカーソル(ウィスプ)を合わせてポーズしなければならないのは、戦闘が盛り上がってくれば来る程煩わしい。
正直、殆ど見ませんでした。
【快適さ】
別にシステム自体が悪かった訳ではないのですが。
システム面については、非常に作り込まれていると感じました。
ただ、敵やNPCが密集していると、時々狙っているキャラにカーソルが合わせにくい点、
また、武器アイテムを選択する時、1つのアイテムをドラッグしている最中に別のアイテムの上を通ると、そちらのアイテムに選択が移ってしまう点など、不満点も少なくはないです。
小さな画面の中にこれでもかと情報を詰め込んでいるゲームであるが故に、ドラッグ中は他のアイテムを選択しない様に設定しておいて欲しかったです。
それから、キャラクターや武器アイテム等が増えてくるとスクロールバーが出るのですが、余りに画面の端に位置していて、操作がやりづらかったと感じました。
後、セーブが1つしかないのは、非常に不満を抱く点かと。
セーブが各シナリオ終了時か、セットアップ画面を抜けた後しか出来ないのも不満点。
何故セットアップ中に、セーブをさせてくれないのか。
1つしかセーブがない為、セットアップに不備があると困ると思い、個人的にはセットアップ後のセーブを利用出来ませんでした。
せめてセーブが2つあれば、分けてセーブ出来たのですが…。
キャラクターの命を他の人に継承して、VITを回復させるトランソウルシステムは、人によっては拒否感を覚えるところ。
ゲーム性の問題で、仕方ないとも思いはしますが。
命を犠牲にする、と言う点で、不快に思う方もいらっしゃるかと思います。
【難易度】
シューティングが苦手な方には難しく感じるかも知れませんが、上述の通り、救済措置は執られています。
ただ、それが故に緊張感が削がれるのも確か。
そのせいで、難易度が高い、とは感じませんでした。
COMMENT
まず、ストーリー重視の方にはお勧め致しません。
上述の通り、ストーリーを期待して購入すると、がっかりする部分も多いかと。
個人的に、かなりそれはどうだろうか、と気になる部分もあるので、ストーリー面ではお勧めしづらいです。
ただ、シューティング+シミュレーションと言うゲーム性に惹かれるのならば、一度プレイしてみるのも良いかも知れません。
色々とシステムはややこしいですが、チュートリアルも充実しており、ゲーム初心者でない、様々なゲームをプレイされている方ならば、説明書を読まずとも困ることは余りありません。
様々な意味で、評価の分かれるゲームではあるかと思いますが。
二周目プレイで物語が変わる点など、携帯機であることを考えると、それなりの時間遊べるゲームかと思います。