ナイツ・イン・ザ・ナイトメア
中央値: 75 Amazon点数: 4.0
スコアーボード
標準偏差 15.63 難易度 2.98 mk2レビュー数 42ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt |
80pt
GOOD!
弾幕シューティングの爽快感とシミュレーションRPGの戦術的な面白さをうまく組み合わせたゲームシステムで、さらにDSの象徴的機能であるタッチペンと全てのボタンを一つも余らせることなく操作に使用するという、凝りに凝った、考えに考え込まれた作り。職人ゲーという以外に表現できる言葉がありません。
一見、玄人による玄人のためのゲームのようにも見えますが決してそのようなことでもなく、チュートリアル(取説とは別にゲーム内にも搭載)がかなり充実していて細かいTipsまで載っています。さらに弾幕ゲーなどやったこともない人でもクリアできるような難易度も用意されており、職人たちの抜け目のなさというか、優しさに感服しました。
グラフィックや音楽は高レベルなところでまとまっていると思います。2Dでも攻撃や魔法の演出はなかなか迫力がありますし、音楽も雰囲気に合っていて聞き飽きないですね。
総合的な完成度はシリーズ化していないタイトルでは類を見ないほど高いと思います。
既存のゲームの面白いところを削らずに、計算された、設計されたオリジナリティとでもいいますか、新しくないものを使って斬新なゲームを編み出したことはすごいと思います。
BAD/REQUEST
やはり凝ったシステム故に、覚えるまではシンプルに理解出来ることが少ないというのが最大のネックでしょう。チュートリアルがいくら充実しているとはいえ、それでも全てをカバーしているわけではないです。それほど凝っているので不明な点を挙げればキリがありません。ただチュートリアルのFiast Stepだけやっていれば、ほかが不明なままでもそれなりに進めるのが救いです。
会話シーンでキャラクターが喋るとき、メッセージ音が出るのはなんだか古臭いですね。あえてイベントの雰囲気を落としてなんちゃって感を出そうとしたのかどうかはわかりませんが、「ピピピ」とか「ボボボ」という音は消したかった。
ボスがかなり強めに設定されているので、そこで詰まりやすいです。
強めとは弾幕が画面いっぱいに広がり、当たり所が悪ければ一瞬でVit(HPのようなもの)が無くなるような攻撃が多いことです。私はNormalでプレイしましたが、パターンを覚えるまでは何度もやられました。サクっといきたい人は素直にEasyを選んだほうが無難でしょう。
COMMENT
とにかく画面にギリギリまで情報を詰め込んだ感じのインターフェイスで、その小さい画面の中でタッチペンを目一杯動かさなければなりませんから、時々何が起こっているのか分からなくなってパニックに陥ることもしばしば。DSのLLだとちょっとはマシになるんじゃないかな。
それに近々PSP版も発売されるとのことで、タッチペン操作がボタン操作になることに加えて画面が大きいPSPではかなり操作感が違ってくると予想されます。上達すればどんなハードでも関係なくなるんでしょうけど・・・。
ディープ。この一言に尽きます。このゲームを見てピンと来る人はゲーム好きと呼ばれる人かもしれませんが、間口は見た目以上に広いのでやってみれば誰にでも楽しめるとおもいます。
Amazonレビュー
レビュー者: のんびりOL レビュー日: 2009-07-22バトル中はゆっくり考えながらひとつひとつ指示を出すわけでなく、時間制でめまぐるしく動く画面の中をタッチペン操作します。敵の弾に当たらないように、自分(魂)を動かす様はまるでシューティングゲームのようでした。
ストーリーはおもしろいと思いますが、私はシューティングゲームが苦手なせいかノーマルモードでは難しくて、行き詰まってしまいまい未クリアです。
バトル→ストーリー→バトル→ストーリーというふうに、選択の余地無くゲームが進んでいきます。
好きに話を進めて、のんびりミニゲームにはまったり・・・などということはできません。
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GOOD!
・オリジナリティの高さ
STG+SRPGというシステムがとにかく斬新。他に類を見ない感じ。
細かなルールにも1から作ったゲームという印象。
・グラフィック
緻密できれい。特にエフェクトはムービーのように滑らかに動く。
・ボリューム感
周回プレイの要素があり、やり込んだら100時間を越えそうな勢い。
・キャラクターの多さ
仲間になるキャラクターが100人くらい居る。
ゲーム内ではほとんど出てこないが、そのキャラクターの性格や他のキャラクターとの関わりなど結構細かな設定がある。
BAD/REQUEST
・ストーリーが薄っぺらい
大筋のストーリーはすごく単純。その割に説明があまりなくイベントの時系列もバラしてあるので内容が把握しづらい。
戦闘に関しては目的地までの移動の際に出くわしたモンスターに襲われるだけ。
仲間キャラクターに関しては戦闘に入った場所で死んだ兵士の魂が加入するだけ。という一本調子。
頻繁に入る重々しい口調の語りも言い回しが難しいだけで大した内容じゃない。
・パーティー管理が面倒
アイテム類はもちろん、武器、キャラクターにも耐久度があり使い続けると消滅してしまう。
なので、武器は同一種のものと合成、キャラクターはトランソウル(魂の継承 送った側のキャラは消滅)することで寿命を延ばして使わなければならない。
これはゲーム性でもあるけど、後半にもなると量が多すぎて管理が面倒になってくる。
・オブジェクトの破壊
戦闘マップ上には新規キャラクターの加入条件となるキーアイテムが隠されていて、手に入れるためには宝箱や燭台などのオブジェクトを破壊しなければならないが、これが妙にカタい。
敵を先に倒してしまうと手に入らないので、戦闘が始まってからしばらくはひたすら敵の攻撃に耐えつつオブジェクトを破壊するという面倒な展開になりがち。
・段差の概念
段差によって攻撃が届かなかったり移動に支障が出たりするけど、戦闘準備のときに確認できない。
戦闘が始まってから配置したキャラが全く機能しないことに気付く、ということもしばしば。当然そのターンは無駄になってしまう。
個人的にはいらなかったんじゃないかと思う要素。
・戦闘が忙しすぎる
ひっきりなしに攻撃されるので回避に手一杯で考えるヒマがない。
せめてポーズ中に敵の体力などの情報を確認できるようにして欲しかった。
あと、戦闘中キャラにカーソルを合わせてポーズをかけるとそのキャラのつぶやきが聞けて、それがトランソウルのヒントになったりするが、戦闘が忙しすぎて忘れてしまう。
編成画面でゆっくり聞けるようにしたほうがキャラクターに愛着が湧きやすくて良かったんじゃないだろうか。
・操作性の悪さ
編成画面がボタン操作非対応。画面が小さく表示がごちゃごちゃしているのでタッチペンの操作ミスが頻発する。
アイテムのソートにも使いやすい条件がなく管理しづらい。
COMMENT
・雑感
現在後半の辺りで頓挫気味。集中力が要るのでちょっとした息抜き、とはいかないせいかも。
ゲームの雰囲気や職業の設定画などは綺麗でまとまりがあるけど、どうしても某ファンタジータクティクスがダブってしまってこのゲーム独自の良さはあまり感じられなかった。
・総評
斬新かつ複雑なシステムで結構コアなユーザーにも対応できそうな、DSとしては貴重なゲームだと思う。
でもその内容はまだ原石といった感じで、もっと洗練していく必要がありそう。
もしシリーズ化されて煮詰めていったらもっと面白くなって行くと思う。
人を選ぶゲームだけど、そこそこのゲーマーで「やったことのないゲームがしたい!」という人にはアリかもしれない。