ワールド・デストラクション 導かれし意思
タイトル概要
中央値: 46 Amazon点数: 2.7
スコアーボード
標準偏差 17.65 難易度 2.02 mk2レビュー数 42ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)
345人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
423人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 2pt | 2pt | 1pt | 1pt |
総合点
44pt
44pt
GOOD!
どのキャラクターも濃くていい。
購入理由の8割がリアでした。
音楽も素晴らしい。
タイトル画面のBGMはいつも聞き入っていました。
後期戦闘曲も好きだった。
BAD/REQUEST
ストーリーは他の方が申している通り。
終盤の展開には「?」となりました。
もっと味方の掘り下げが欲しかったです。
バランスが悪かった。
最初歯ごたえあると思ってたんですけど、
ラッシュ繋いで相手ボコボコに出来るじゃ無いですか。
コンボ数が少ないモルテやナジャ辺りは二軍行き…
ダンジョンの仕様。
ナイトの間や記憶の間でメモ取りながらやったのは
私だけであることを祈ります…
COMMENT
中古で購入。購入動機はもちろん(ry
色々惜しい作品だと思いました。
今でもキャラクター見たさにプレイしたり、
攻略本読んだりしてます。
しかし、ストーリーやストレスの溜まる内容などに
良さが相殺されてました。
せっかく素材がいいんだから、BADで上げた所を修正した
ものが欲しいですね、SEGAさん(チラッ
[
問題報告 ]
Amazonレビュー
レビュー者: 徳保隆夫 レビュー日: 2008-12-31
全てを「砂」に帰すデストラクトの能力に目覚めた主人公キリエは、狂った恋人に盲従し、故郷・恩人・貴族・聖獣を次々葬り去る。水は淀み、光は消え、風もやむ。世界中の人々の笑顔が失われてゆく……。
明るい演出と裏腹に、物語は陰惨です。主人公が異様な判断を重ねる理由は最終決戦で明かされます。プレーヤーが主人公に感情移入できないのは仕様なので、そこは割り切って遊んでください。
ほぼ固定視点の3Dマップ+2DキャラのオーソドックスRPG、パーティーメンバーは6人、戦闘メンバーは3人で戦闘中の入替不可、個人ターン制(素早さが高いとターンが多く回る)のコマンド入力式バトル、BP・ラッシュ・ブロウ・連撃・連結・追撃など独特の戦闘システムあり、アウトフィールドなし。
見た目は今風ですが、高いエンカウント率・レベル重視の戦闘バランス・高いダンジョン難易度・などなど、ファミコン時代を思い出す調整となっており、若い人は面食らうかもしれません。
敵味方双方が連鎖攻撃で1ターンキルを狙う戦闘に違和感を持つ人は多いでしょうが、これは現実の真剣勝負に寄せたシステム。テーブルトークRPGでは防御or回避失敗=直撃=敗北というルールは珍しくありません。ただ、コンピュータRPGでは初期に淘汰されました。本作の再挑戦も成功とは言い難いように思います。
昔風の調整とは逆に今風の箇所も要改善。術技の育成に自由度がありますが、ラッシュで命中を育てず、特性強化を選ばず連結しないのは制限プレイに等しい。個性的なカスタマイズのメリットが薄いため、戦闘経由のSPは自動配分、奥義書経由のみ自由配分の方が親切。その他、音声付のシーンで会話を読み飛ばせないのもつらい。
本作の難点を多々書きましたが、市場による淘汰で大作RPGの金太郎飴化が進んだ昨今、1年に10作品以上遊ぶ方なら、この個性派RPGは意外と面白いと思います。
明るい演出と裏腹に、物語は陰惨です。主人公が異様な判断を重ねる理由は最終決戦で明かされます。プレーヤーが主人公に感情移入できないのは仕様なので、そこは割り切って遊んでください。
ほぼ固定視点の3Dマップ+2DキャラのオーソドックスRPG、パーティーメンバーは6人、戦闘メンバーは3人で戦闘中の入替不可、個人ターン制(素早さが高いとターンが多く回る)のコマンド入力式バトル、BP・ラッシュ・ブロウ・連撃・連結・追撃など独特の戦闘システムあり、アウトフィールドなし。
見た目は今風ですが、高いエンカウント率・レベル重視の戦闘バランス・高いダンジョン難易度・などなど、ファミコン時代を思い出す調整となっており、若い人は面食らうかもしれません。
敵味方双方が連鎖攻撃で1ターンキルを狙う戦闘に違和感を持つ人は多いでしょうが、これは現実の真剣勝負に寄せたシステム。テーブルトークRPGでは防御or回避失敗=直撃=敗北というルールは珍しくありません。ただ、コンピュータRPGでは初期に淘汰されました。本作の再挑戦も成功とは言い難いように思います。
昔風の調整とは逆に今風の箇所も要改善。術技の育成に自由度がありますが、ラッシュで命中を育てず、特性強化を選ばず連結しないのは制限プレイに等しい。個性的なカスタマイズのメリットが薄いため、戦闘経由のSPは自動配分、奥義書経由のみ自由配分の方が親切。その他、音声付のシーンで会話を読み飛ばせないのもつらい。
本作の難点を多々書きましたが、市場による淘汰で大作RPGの金太郎飴化が進んだ昨今、1年に10作品以上遊ぶ方なら、この個性派RPGは意外と面白いと思います。
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GOOD!
小さなキャラが良く動き、よくしゃべる。ドット絵のパターンは豊富でかなり頑張っている。格闘ゲームを意識したバトルはテンポ良く爽快。特に序盤の戦闘は緊張感があり、なかなかシビアで楽しめる。
音楽は印象に残る程ではないが、その場面場面でよく雰囲気にあっている。オープニングの曲は作品のストーリーともよくマッチしていて秀逸。
ダンジョンは「古い・歯ごたえがある」タイプ。仕掛けを解きながら先に進まなければならない。詰まるときは激しく詰まるが、その分、解けたときは爽快。一部ダンジョンの仕掛けは練りこまれていて秀逸。
主体性皆無な主人公と、なんでもかんでも「撲滅!」するテロリストなヒロインで、一体どんな話になるのかと思ったが、意外にマトモというか王道。主人公が世界を旅するうちに、次第に自分の意思で世界を変えよう、と決意するプロセスはなかいい展開だった。システムによって用意された因子としての「破壊者」が自由意志でシステムに反逆する、というテーマはどことなく映画「マトリクス」に似ている。
キャラクターがそれぞれ個性的。特にチビクマのトッピーが格好いい/リ・アが可愛い(アニメから入った人には不評らしいが)
イベントスキップがあるのは繰り返しプレイに親切。
ストーリーを進めても宿屋が理不尽に高額にならないのは、むしろ新鮮だった。
BAD/REQUEST
中盤以降、ラッシュ技の連結が出来るようになると戦闘のバランスが崩れる。連結ラッシュが強力すぎて、他の技(必殺技ですら)が不要になる。
合成システムは面白いのだが、使う必要性が無い。次々と新しい武器が登場するので、合成するだけお金の無駄。また各キャラの最強武器は合成で強化できないのも詰まらない。加えて、装備している武器は合成対象にならないのも不便。あと防具も合成したかった。
また、折角「属性」という概念があるのに、敵情報を収集する手段(FFでいうライブラ)が無いので活かせない。
必殺技グラフィクがおしなべて格好悪い。スキップも出来ないので辛い。
世界観はいいのに、ストーリーは説明不足が否めない。世界が「撲滅」されなければならないほど酷いように感じられない。確かに人間が虐待されている描写はあるが、反対に人間を差別しない獣貴もいる。そのため、ヒロインの「撲滅」主義に共感できない。黒幕の企みがもっと大々的に進んで、人間が世界再生の「素材」として虐殺されている─くらいの描写があればかなり違ったのだが。またこれと関連して、ヒロインが何故世界を「撲滅」しようと決意するに至ったのかが全く語られないのも不可解。
キャラクターが魅力的だけに、それぞれのサイドストーリーがもう少し欲しかった。DSの容量の限界か?
最終ダンジョンとエンディングはちょっと手抜き感が否めない。
COMMENT
言われているほど酷いゲームには思えなかったのでレビューしてみた。なお、アニメは見ていない。
総合的に、名作になり損ねた怪作、という感じか。ストーリーもシステムも素材は面白いのに、あと一歩足りない。
でもそれなりに面白いので、DSでRPGがプレイしたい人にはお勧めできます。