ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王
中央値: 65 Amazon点数: 3.4
スコアーボード
標準偏差 13.34 難易度 2.00 mk2レビュー数 10ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 2pt |
68pt
GOOD!
・ファイアーエムブレムらしいUIのデザインの良さ・軽快さは健在。ファミコン版『外伝』の頃と比べるとサクサク動くため、稼ぎもやりやすい。近年のFEのストレスのたまらない作りに改められてるのは良し。
・見た目はだいぶ別物だが、プレイ感覚はかなり原作準拠であり懐かしさはある。その点ではジジイホイホイな作りではある。
・難易度を下げたり、制限付きで時間を巻き戻せたり、難しいゲームが苦手な人に対する救済措置が充実しているという点でファミコン版よりも敷居は低い。
BAD/REQUEST
・リメイク元のアバウトさをかなり色濃く残してしまってる点は賛否割れそうではある。
・「オカマ」やら「ボクっ娘」やら『外伝』の面影をまるで残してない過激なアレンジのキャラが多い。
・戦闘で必殺攻撃を出すとカットインが表示されるのは覚醒・ifと同様だが、キャラのイラストが場面に合った物ではないユニットが多い。専用のイラストを用意できんのなら無理にカットイン表示はせんでも良かったのでは。
・フルボイスは思ったよりは違和感が無くて安心したが、戦場でのボイスは全体的に調子が軽い。
・フルボイスにした弊害か、支援会話は内容も薄くパターンも少ない。結局はフルボイスにした弊害が出た印象。
・相変わらずDLコンテンツでみっちり客から搾り取る意欲満々なのはやや萎える。
COMMENT
ファミコンで発売した『ファイアーエムブレム外伝』のリメイク作で、見た目は変わったが中身的には想像以上にファミコン版準拠の作りで良くも悪くも懐かしさ全開の作り。印象としては「キレイになったファミコンゲーム」って感じはする。
悪いところも原作準拠であり、FEとしてはバランス的にやたらと粗っぽい。また、全体を見渡してみると新規層を狙っているのか古参を再度呼び込みたいのか、どっち付かずになってる部分はあるような気はする。
Amazonレビュー
レビュー者: いちFEプレーヤー レビュー日: 2017-05-26まず、本編(5章までまたは6章まで)と追加コンテンツ(DLC)は、完全に分けて考える必要があると思います。そうでないと作品の評価自体を誤ってしまう可能性があります。
本編に関しては、覚醒イフから始めた世代の方は低評価を付ける方もいるかと思いますがFEナンバリングタイトルとしては☆5に限りなく近い☆4の高評価が付けられます。
本編部分
・シナリオは近作と比べると抜群です。テキストの練りこみも素晴らしいと思います。
・BGMも好みが分かれるかと思いますが、過去作アレンジも含めよい出来だといえます。
・残念なのは戦闘の大味なところでしょうか。外伝リメイクなので原作に忠実であるといえばそれまでですが、魔女ワープ再行動、近接反撃可能な弓兵といったやや理不尽な部分はあります。ここだけリメイクとはいえ今のプレイヤーに合う形での再調整があればよかったと思います(魔防が上がりにくい今作では、幻影兵の魔戦士を呼び続けるか、無双ユニットワープ→召還者暗殺くらいに戦法が限定されてしまうのが勿体無いと思いました)
・新規要素(キャラ・歯車)も使用は任意ですが、便利ですしキャラに関してもアクが強すぎて世界観に干渉してしまうようなキャラはおらず、リメイクとしても新作としても楽しめるものといえます。
総じて本編に関しては☆5から戦闘部分の大味さを気持ち引いて☆4の高評価です。SRPGとしてのFEと考えると、「大いにアリ」の一言で評価できます。
追加シナリオ(DLC)
自分はDLC肯定派です。時間がないプレーヤーやカンスト狙いのコレクターなどのニーズに応える意味では、DLCの存在自体は今のゲームにあってはなくてはならないもの、なしでもクリア可能という意見もありますが、少なくともDLC抜きには語れないものと思います。その上で、
・第1弾が産廃レベル(稼ぎDLCなのに稼げない)、しかも完全上位互換のコンテンツを間をおかずに第2弾で配信というのはいただけません、☆-1。(覚醒など過去作でもマミーなどの地雷コンテンツはありましたが、あれはチェンジプルフの経験値減衰の仕様上そうなってしまったということである種やむを得なかったとの擁護可能ですが、今作の場合確信犯的に稼げないマップ配信→稼げるものを提供という販売方法が明確で、第2弾は商品として評価できるのですが第1弾の出し方に関しては擁護できません)。
・オーバークラスのDLC化(なくてもクリア可という意見はありますが、FEの場合コアなコレクター層がいます。コレクター層にはフルカンスト派(いわゆるやりこみ派)とフルコンプ派(いわゆる収集品完全回収派)に大別できますが、前者のやりこみ派にとってはシステムのコアな部分であるクラスチェンジを課金コンテンツとしてしまったことが批判されています。自分は、これ自体はまだ許容範囲であると考えますが、ほかの方のレビューにもあるとおり、「事前情報なし」で後出しでやらかしてしまったことは許容できず、☆-2。(先に情報を出してもらって、その上でどうですか?という販売方法であればアリかと思いますが後だしじゃんけんでやり込み派は課金よろしく、という姿勢はいただけません)。
総じてDLCは、「先に購入した方が損をする」という商品構成、販売方式になっており、熱心なエムブレマー(発売日購入者や予約購入者)ほど割を食ってしまう、しかも意図的にそういった状況を作り出してしまっているため単品では効率のいいものもありますが(金策や経験値)、売り方が「ナシ」「コアなファンほど損をする」ものと言えますので大幅減点という評価になります。
従って、本編のみをDLCを完全に切り離して楽しめるという方にとってはアリ(むしろ中古価格がDLC失望派の投売りのためか価格下落幅が大きいためおすすめ)ですが、アマゾン利用者の場合ほとんどはネット環境にある程度慣れていると想定される(つまり、DLCの情報などに触れることが多く、また購入する可能性も店頭購入者より高いと思われる)ため、アリかナシかと言ったらナシという評価になります。
最も、失望売りで中古が価格下落しているため、中古購入+DLC第2弾セットのみ購入(稼ぎ効率としてはこの第2弾が効率もよく、大味な戦闘面は任意に流してシナリオを楽しみたいという方にはこのチョイスがおすすめです)ということであればおすすめはできます。あくまで本体は☆4から5の高評価(実際発売直後は概ね高評価ですし、自分もDLCを一切考慮しなければ☆4以上は固いかと思いました)はできますので、今から購入を検討されているのであればかえっておすすめというなんとも皮肉な形になってはいますが、今後の新作でも同じような売り方をされたらたまりませんので最低評価をつけさせていただきます。製作サイドには、商品自体は高品質でも売り方を誤ると思わぬ悪評につながってしまうため、次回作以降の期待を込めて☆1をつけさせていただきます(最も、今回の件があるので次回作は購入はしますが様子見してからになると思いますが)。
長文失礼しました。購入検討者の方のご参考になれば幸いです。
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GOOD!
まずストーリー展開が自然な仕上がりで感情移入しやすい。
フルボイスなのも良かった
そして今作1番良かった点は「お留守番キャラがいない」コレは最高に良かった。過去このシリーズではムダにキャラが増える一方で戦闘には参加できる上限があって、連れていきたいのにお留守番させられるという理不尽な設定があったんですね。全面戦争なのに留守番ってなんだよオイっ!余裕ぶっこいてんのかって疑問に思ってしまうんですが、それがないんです。画期的でした。
各地でレベル上げもできるし、もちろん難易度も簡単なのが用意されてるしDLCなしでクリアできました。
ダンジョン探索も新鮮でよかった。ラストダンジョンの探索はなかなか苦労させられたがコレはコレでメリハリがあってよかったかなと思う。
あのキャラ絵が好きなら買って損はない。そしてなによりデューテがかわいい、goodだ。
BAD/REQUEST
わたしはこの作品は今回のリメイクがはじめてでしたが、このシリーズ経験者ならストーリー展開がなんとんく読めるんですよね。「あーやっぱりまたこの展開か」ってなったのが残念でした。なんのひねりもないふつうのエンディングだった。
エンディング後のやり込み要素がない。いや、あるにはあるが難易度高すぎてDLCなしではとても手に負えない。なんだこれ。課金前提とかやり込み要素はないに等しい
そしてDLCが高い
COMMENT
覚醒でキャラたくさん出した流れで、ifでもキャラがめちゃくちゃ増える展開だったけど、逆に今作は少数精鋭でよかった。まあキャラが多すぎても戦闘に参加できないんじゃ意味ないし。
むしろこれからは民間人をたくさん集めて保護しながら戦うとかでいろんなキャラをコレクションしていく方向で行けばいいと思う。難易度イージーモードでも仲間になった民間人は生き返らないとかで(笑)