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レビュー者: このまんま南 レビュー日: 2010-02-03
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PCの激指6級とDS2段を対戦させてみましたが、
PCの激指6級が勝ってしまいました。
確かに思考スピードは比較的早いのですが、PCと比べてあまりに弱すぎる。
詰め将棋では、適当な手で詰んでしまうこともあり、ちゃんと評価したのかと思います。
棋譜読み上げを矢内さんにしていると(矢内さんが悪いわけではありません。)
音声が途切れて如何にもコンピューター的な感じでしたので、岩根さんに変えると
少しマシになりました。
レーティング戦や詰将棋、全女流棋士の簡単なプロフィール紹介、マイナビ女子オープンの棋譜など
オプションの機能は豊富ですが、全てが中途半端で使えば使うほどガッカリさせられます。
音楽もありきたりな感じで、全体的に作り込みが甘いと感じました。
キャラクターやアニメーションも無いですし・・・。
このソフトを開発したチームのやる気の無さを感じてしまう程です。
少しくらい納期を遅らせてでも良いソフトを作るという精神が感じられません。
適当に暇つぶし程度にという方には良いかもしれませんが、
将棋が強くなりたいという方は、絶対「ハチワンダイバーDS」か「銀星将棋DS」の方をお勧めします。
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ご参考までに、売れる将棋ソフトの特徴を書くと、
(激指DSは下記項目1つにも該当しません。)
1.少なくとも以前出ているソフトよりも強い設定にできる。
但し、初心者用に弱くもできる。
⇒銀星将棋DS
⇒ハチワンダイバーDS
2.キャラクターや演出で楽しませる。
⇒ハチワンダイバーDS
⇒銀星将棋DS
⇒しおんの王
3.音楽が心地よい
⇒ハチワンダイバーDS
⇒しおんの王
4.SDカードに入っている様々なファイル形式の棋譜を検索&閲覧できる。
棋譜の数は数万〜数十万程度。⇒DSでは該当ソフト無し
5.定跡を優劣表示付きでブランチ化し、検索&閲覧できる。⇒DSでは該当ソフト無し
以上をまとめると、
思考エンジンがボナンザくらい強く、且つ初心者モードもあり、
演出や音楽が凝っていて、
SDカードに入っている様々なファイル形式の棋譜を検索&閲覧でき、
定跡を優劣表示付きでブランチ化し、検索&閲覧できる
将棋ソフトが出れば必ず売れるということになります。
1.4.5.をDSで実現するのが無理なのであれば、
専用端末(但し、DSよりも小さいサイズ)であっても十分売れると思います。
長文になりましたが、私の携帯型将棋ゲームに対する思いをぶつけてみました。