コロぱた
中央値: 70 Amazon点数: 4.4
スコアーボード
標準偏差 14.62 難易度 4.40 mk2レビュー数 5ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 2pt | 4pt | 4pt | 2pt | 5pt |
70pt
GOOD!
■仕掛けを組み立てて動かす物理パズル
様々な仕掛けが連動していく様子は見ているだけで楽しいです。
難しいステージが綺麗に解けたときには大きな達成感があります。
■演出
萌え系の可愛らしいキャラクターが、
表情豊かに動くのは見ていて和みます。
仕掛けに応じたリアクションが豊富な所も良いです。
3ステージごとにショートコント的なイベントシーンがあり、
ゆるいストーリーが展開していくのも息抜きに丁度いいです。
ご褒美的な一枚絵も用意されています。
リプレイ機能が無いのはちょっと残念です。
■ボリューム
仕掛けが豊富で、課題もバラエティーに富んでおり、
ステージ数も100以上用意されています。
BAD/REQUEST
■操作性
操作性にやや難があります。
ほとんど全ての操作をタッチペンでやることになるため、
微妙な配置の調整が難しく、アイコンによる操作もやや煩わしいです。
一方で、十字キーやボタンは画面スクロールにしか使えません
(装置の動作開始・終了のみLRボタンで可能です)。
十字キーとボタンによる操作も可能にしたほうがよかったと思います。
操作例
十字キー:カーソル移動
A:仕掛けの設置、設置されている仕掛けの選択
B:カーソル高速化
X:設置する仕掛けの選択(X+十字)、仕掛けの取り外し
Y:画面の拡大・縮小
LR:仕掛けの回転
START:動作開始・終了
多くのDSソフトにいえることですが、
何でもかんでもタッチペンで操作させるのはいい加減やめてほしいです。
十字キーやボタン操作の方が手間が少なく便利な場合も多いです。
■快適さ
DSというハードの制約のため、画面がかなり狭く感じられます。
基本画面では全体の中のごく狭い範囲しか確認できません。
画面を縮小して全体を表示することも可能ですが、
解像度の問題でかなり見づらく、
全体を確認しながら仕掛けを組み立てていくのは難しいです。
時間の早送り機能が無いのも不便です。
クリアまでに長い時間かかるステージでは、
何度も仕掛けの設置場所の微調整を繰り返す必要があるバランスとも相まって、
かなりストレスがたまります。
■難易度
難易度は非常に高いです。
一般的なパズルゲームでいえば、基本ステージを全てクリアした後の、
裏ステージからゲームを開始するような感覚でしょうか。
序盤のステージから精密な位置合わせが要求されます。
仕掛けの挙動や使い方を学ぶためのチュートリアル的なステージも、
ほとんど用意されていません。
この種のゲームに慣れていない方は序盤でも簡単に行き詰まるでしょう。
また、1ステージずつ順番にクリアしないと先に進めないため、
あるステージで詰まると、行き詰まったまま何もできなくなってしまいます。
発想が求められるゲームですので、ある程度は未クリアのままでも、
先へ進めるような自由度があってもいいのではないかと思います。
■音声
イベントは勿論、ゲーム中もキャラクターはいっさい喋りません(犬や猫の声のみ)。
萌えキャラを主体としたパズルゲームは「ルプさらだ」などが有名ですが、
音声面では比較にならないほど貧弱です。
キャラクター性を重視するなら、せめてゲーム中だけでも、
音声がついていたほうがよかったと思います。
■演出
演出面では、作り込みの甘さが少し気になります。
ゲーム画面の風景は、幾ら先に進んでもほとんど変わり映えしません。
ストーリーの区切りごとに背景やBGMが一変するなど、
ゲームの進行を単調にさせないための工夫が欲しかったです。
COMMENT
引力や磁力などの物理法則に従って、
様々な仕掛けを組み合わせて「ピタゴラスイッチ」のように連動する装置を作り、
ステージごとに与えられた課題をクリアしていくパズルゲームです。
いわゆる「ルーブ・ゴールドバーグ・マシン」系のゲームで、
早い話が古典的名作「インクレディブルマシーン」とほぼ同じ内容のゲームですが、
「レミングス」風にキャラクターを誘導するような要素もあります。
この種の物理シミュレータ的な要素を持ったゲームは、
一般に操作がアナログ的で、解法もルーズなものが多いです。
正解にある程度の余裕があり、
多少位置がズレていても案外クリアできたりします。
ところがこのゲームは、操作がデジタル的で、解法もタイトです。
仕掛けは数ドット単位(4ドット程度?)の一定間隔ごとにしか設置できません
(1ドット単位の細かな位置調整はできない)。
また仕掛けをある1点に正確に設置しなければクリアできないほど、
高い精度を求められるステージがとても多いです。
このため、想像力や発想力で仕掛けを組み上げていくゲームというよりも、
正解の位置を探すために仕掛けの微調整をひたすら繰り返す、
作業的なゲームに陥りがちです。
可愛らしいキャラクターとは裏腹に難易度は非常に高く、
「インクレディブルマシーン」を全ステージクリアできた私でも、
このゲームは最後までやり遂げられる感じはしません。
勿論、難易度の高いステージは、ないよりはあったほうがいいです。
しかしそれは、基本ステージをクリアした後のやりこみ要素で十分です。
私はまだ、半分程度のステージしかクリアできていませんが、
「インクレディブルマシーン」と比較すると、
動力伝達系の仕掛けが少ない(無い?)ような感じがします。
エンジンやベルトコンベア、ひもや滑車、ゴムなど、
機械的な仕掛けがあると、より楽しくなるのではないかと思います。
その他、一度クリアしたステージは、
クリア時の配置を保存できるようにして欲しかったです。
どのようにしてクリアしたかは覚えていても、
上述の通り設置位置が非常に厳密なので、
再現するのが大変なステージが多いです。
また、ステージエディット機能もやはり欲しいです。
色々と気になる点はありますが、物理パズルとしての完成度は高く、
キャラクターも魅力的で、及第点の出来にあると思います。
全般的に、DSというハードウェアが、
足かせになっているような印象を受けました。
PSPや据え置き機など、より性能の高いハードへの移植に期待します。
Amazonレビュー
レビュー者: yos レビュー日: 2009-12-25よ○ばちゃん風の主人公、ひまわりの周りにアイテムを配置して誘導し、ステージ毎に決められた条件を満たせばクリア、というゲーム。
かわいいドット絵キャラとは裏腹に、ものすごく難易度が高い。
全128ステージあるみたいですが、一桁台のステージでも既に殺しに来てる感じです。
新しいアイテムが出てきてもチュートリアルは特になし、習うより慣れろ! という男らしいスタンス。
とはいえ、時間や回数の制限はないので、じっくり試行錯誤できます。
クリアできないとストレス溜まりますが、それだけに達成感も一入というもの。
一気にガーッと全クリするタイプのゲームでもないので、詰まったら一休憩入れましょう。
難点は、アイテムの当たり判定が微妙なところ。
アイテムをスライドして移動させようと思ったら、うまくタッチできず、画面をスクロールさせてしまったり……。
配置の微調整が肝要なゲームなので、この点は非常に残念。
というか、スクロールは十字キー・ABXYボタンでできるので、いらなかったんじゃないかなあ。
手強いパズルゲームに飢えている人におすすめ。
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GOOD!
・装置を考える
手持ちのアイテムを考えて設置し、装置を完成させる。
そのシステムこそがこのゲームの最高にして最大の魅力だと思います。
・物体の動き
物理演算処理がしっかりしているからなのか、動きが多種多様です。
・体力、気分で動きやアイテムの使い方が変わる
ひまわりは残体力や気分によって動作が変わったり、アイテムによっては使い方が変わります。
これらをうまく調整してあげるシステムは面白かったです。
・面数が多い
面は100面以上あり、それなりに長い期間遊べます。
また、しばらくすると面配信も始まるそうです。
買ってすぐの時は1?2週間もあれば終わるだろうと思っていましたが、気がつけば1カ月ほど遊べています。
BAD/REQUEST
・難易度が高い割に、救済措置がまったくない
多分これが原因で投げ出す方も多いのではと思います。
個人的には難易度の高い面は大歓迎なのですが、そこで詰まってしまう方もいると思います。
そうした際に、ヒントが出たり先に進めたりというのが一切ないのはいささか厳しいかと思います。
一応近年はWebで攻略方法が見れますが、そういったものを見ると面白さが激減してしまうゲームでなので、分からなくとも極力そういったものは見ない事をお勧めします。
・アイテムの配置位置がかなりシビア
ほんのちょっと位置がずれただけでクリアできない場合などが多々あります。
そのため、面によっては位置調整ゲーと化してしまう事も……
・絵がロリっ子萌え絵
これは悪いというよりは、人によりけりかなと
個人的にはあまり気になりませんでした。
COMMENT
内容は和製「インクレディブル・マシーン」です。
って書いても最近の人はほとんどしらないですよね^^;
マップ全体が「ピタゴラスイッチ」になっていて、自分の手持ちのアイテムを
マップに配置することでピタゴラスイッチを完成させるゲームです。
レミングスなどと違ってリアルタイムで何かをするのではなく、初めにアイテムを設置したらその後は自動でマップのアイテムが動いて、所定の目的を達成すればクリアできます。
手持ちのアイテムをどう利用して、どうやってお題をクリアしていくかあれこれ考えて悩んでクリアしていくその過程が楽しめる方にはお勧めです。
個人的には大満足でしたが、かなり人を選ぶと思います。
発想と根気が要求されるゲームですので、ご購入される際は自分に向いているゲームかよく考えてからの方がよいと思います。
お子さんへのプレゼントにと考えてる場合、年齢によっては難しいすぎるかもしれません。
だた、こういったゲームをやらせる事で発想力とかが育つんじゃないかなぁとも思うので
あえて買ってあげるのもよいかもしれません。
以下欲しい、あったほうがいいのでは?と思った機能
・2倍速などの早送り機能
・ヒントありや、マップスキップが可能、面数が少ないなどのイージーモードの実装
・リプレイ保存機能
・マップエディタ機能
・リプレイやマップエディタ情報を他のDSと交換する機能
今のゲームに上記機能が実装されて、ちょっと面調整や面追加されれば新製品として売り出してもよいと思えます。
特にマップエディットできて他の人と共有できるようになればまた買うかも。
通信できないまでも、DSi以降なら外部メモリを利用できたり、マップ情報からコード番号を生成してそれを共有できるとかでもよいかなぁと。
長々と書きましたが、買ってよかったと思えるゲームでした。
もし続編が出れば是非買いたいゲームです。