天外魔境II MANJI MARU
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中央値: 75 Amazon点数: 3.9
スコアーボード
ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 5pt | 4pt | 5pt | 4pt | 2pt |
79pt
GOOD!
○絶妙の戦闘バランス
他の移植では簡単な作業に変更されてしまっていたバランスが改善され、PCE版と同じになっている。
術や技・道具を使いこなせば低LVでも勝て、
面倒なら少しLVを上げればゴリ押しができる絶妙のバランス。
どんな戦い方でも進めるようにしてあり、雑魚にも苦労していたのが
いつの間にか戦略で勝てる→殴るだけでも余裕で勝てる、と気分良く成長を味わうことが出来る。
また、全滅してもゲームオーバーや所持金半減などのペナルティがないので、あえて厳しいLVで戦略をねりたい人にもストレスがない。
○イベントの見せ方とボリューム
次々に起こるイベントでユーザーを引き込み、
単発のように見えて思わぬところでつながるシナリオ。
イベント量は今の大作と比べても多いくらいで、発生頻度や見せ方により
1つ1つが印象に残り、お使い感や飽きがくることもなく次々と楽しませてくれる。
○村人をはじめとするNPCとの会話
大きなイベントをこなすたびに変化し、
こまめに戻りたくなる魅力的な村人やNPCたちとの会話。
無理に戻って聞かなくてもゲームには支障がないので、強制ではなく楽しみたいときだけ楽しめる。
○圧倒的な音楽と、効果的な聞かせ方
音楽が良い。有名な作曲家の作という事もあるが、
戦闘をはさんでもフィールド音楽が巻き戻らないなど、
その音楽をいかに聞かせるかという点の気配りも十分ある。
気にせずプレイしていれば気付かないが、
最も多く聞くであろうフィールド音楽を
気持ちよく何度も聞かせるための気配りが、ゲームを影で盛り上げている。
音楽の良さに加えて、聞かせ方の見事さで5点。
BAD/REQUEST
○キャラクターの絵の古さ
ジパングという独特の世界なのであまり気にならないかもしれないが、
キャラクターデザインは今の絵と比べて古い。
どのキャラクターもゲーム中魅力的なので気にならなかったが、
人によっては気にするかもしれない。
○携帯ゲーム機なので、据え置き型と比べれば音質はどうしても劣化している。
(携帯機の中で悪いわけではない。)
○ムービーのコマ数の少なさ
移植作品であることや、容量の問題なのか、
1つ1つのムービーのコマ数は今のゲームと比べて少ない。
ただし、間の取り方や見せ方は絶妙で、ムービーの数は十分用意されている。
綺麗なムービーや緻密なポリゴンでなければ嫌な人には向かない。
COMMENT
見せ方、楽しませ方が驚くほど洗練されている。
各地フィールド上のイベントで盛り上げておき
ムービーで最高潮にもっていく手法や、
序盤から徐々に印象づけておいて、終盤でさらに思わぬ衝撃をあたえる流れ、
さらにどんなプレイスタイルでも受け止めて
どのプレイスタイルにもやりがいを与えるよう作られたバランスは
ユーザーの鼻につかない部分で、確実にのめりこむように計算されている。
ユーザーに面倒を与えないDSの2画面はうまく使われており、
人によって好みのわかれるタッチペンは、使っても使わなくても
プレイできるようになっている。
豪華さよりも、目に付くところからつかないところまで
しっかりと作られているので、携帯機との相性が抜群だと思う。
とってつけたような新システムを強要されたり、
ムービー・イベントを見るために間の戦闘を強要される
最近のRPGに疲れた人にぜひプレイしてもらいたい。
Amazonレビュー
レビュー者: @poor work レビュー日: 2008-07-01見下ろし型のマップにコマンド入力式の戦闘と、基本はドラクエが開拓したコンシューマ機型RPGの文法上にある作品でしたが、
当時のゲームクオリティを遥かに凌駕する圧倒的な演出で、ゲーマー達の度肝を抜いたものでした。
単にインパクトがあっただけでなく、ゲームとしても細部まで配慮が行き届き、極めて高い完成度を誇っていました。
まさに最先端を行く大作だったと言ってよいでしょう。
PS2でもリメイク版が発売されていますが、そちらはややゲームバランスの調整を欠き、
オリジナルの良さを封印してしまっていた感がありました。
このDS版は同じ失敗は繰り返さなかったようです。
新鮮さこそないものの、忠実に再現された天外魔境'2の世界は、現在でも十分楽しめる素材の良さを見せつけています。
分かりやすい勧善懲悪のストーリーやかなり濃い目のキャラクターの数々は、
洗練されたセンスを好むイマドキの子には受けないかもしれません。
しかし昭和期のヒーローアニメの凝縮版のような本作が、かえって新鮮に映ることもあるでしょう。
私どもの世代にとって、発売当時CD-ROM2は高価で、なかなか手の出るものではありませんでした。
これまで遊ぶ機会のなかった大人にも是非とお勧めしたいです。
高嶺の花だった天外が、手のひらで遊べるとは時代は変わったものですね。隔世の感です。
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天外魔境II MANJI MARU
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GOOD!
・長い、そしてマンネリ感の無いストーリー
長いですね。
これが14年前の作品だというのなら当時は凄いことになってたんじゃないでしょうか。
長いにもかかわらず展開は地方ごとの起承転結がはっきりしていて飽きません。
・キャラクターのボイス
味方は勿論、敵ボスごとに喋ったり、決め台詞を言うので敵ながら愛着が湧きます。
個人的にドラゴンボールのナレーションの八奈見乗児さんに感動しました。
・戦闘バランス
全滅してもデメリットが無いので気軽に再戦できますが、後半なんか油断してると
すぐやられてしまいます。
しかし戦い方次第でレベルにも関わらずボスを撃破できたりと絶妙な仕上がりになってます。
・自由度の高さ
本編ーフルボイスのイベントがはっきりしていながら
色んなジパングの住人との会話から必要な情報を収集していける、
これはDQとFFの長所を重ね合わせたような衝撃です。
BAD/REQUEST
・斜め移動が無い
タッチペンでの入力は結構いい感じだっただけに残念です。
・特殊効果が付いている道具、武具の説明不足。
これは戦闘で使ってみないことにはわかりません。
自分も調べてみてはじめて知ったクチなので、もうちょっと付いていないものとの
差が欲しかったです。
COMMENT
5040円出す価値は十二分にあります。
結構RPGはやってきましたが自分の中でNo.2です。(No.1は伏せますが)
92年に出来たものとは思えないクオリティの高さに驚かされるばかりです。