ソーマブリンガー
中央値: 67 Amazon点数: 3.7
スコアーボード
標準偏差 15.96 難易度 1.77 mk2レビュー数 77ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
72pt
GOOD!
戦闘システムは単純ながら爽快感があり、飽きない。
職業や育成、スキルの組み合わせの方向によって全然違う戦い方ができて面白いですね。
スキルのポイントを後からでも自由に振りなおせるのも良い。
(さすがに腕力や魔力などは振りなおせませんが)
ストーリーは特別良くも悪くもありませんが、
キャラクターは魅力的なので安心して見られます。
音楽もさすが光田氏と言うか、雰囲気に合った良い曲が揃っています。
BAD/REQUEST
ボスクラスの敵の攻撃性能がいくらなんでも高すぎる。
攻撃力が高く、範囲が見た目以上に広く、動作も一瞬なのでどうしようもない。
中型以下の敵との戦いは面白いのですが…
ストーリーがやや短い。
キャラクターが魅力的と書きましたが、主人公のヴェルトだけはどうも好きになれない。
というか、操作キャラを選べるこのゲームで
誰か一人を特別に主人公として設定する必要はなかったのでは。
仲間の装備を変更できず、他のデータに装備を引き継ぐこともできないので
(マルチプレイを利用すれば可能ですが)
無駄になるアイテムが多い。
強敵を倒してやっと入手した宝箱の中身が自分に縁のない装備ばかりだと悲しくなる。
「オーブ」というアイテムを装着して装備を強化できるが、
オーブを外すのにも「分離オーブ」が必要なのは少し面倒でした。
どうせすぐ近くのショップで売っているのだから、
普通にお金を払ってオーブを外す仕様で良かったと思う。
エクストラダンジョンがいくつか登場するが、
地形や背景が多少異なるだけで全て同じ構成。
これにはかなりガッカリしました。
内容は変わり映えしないのに階層だけは多くなっていくため
探索するのがダルくなったほど。
COMMENT
不満もあるもののとても楽しんでプレイできました。
ストーリーよりシステムを重視する方にはオススメの作品です。
Amazonレビュー
レビュー者: 2KR レビュー日: 2008-03-01また初ARPGということで戦闘面で不安があったのですが仲間CPU2人がなかなか強く(敵が弱い?)ストレスなく戦闘を楽しむことができます。
最後に注意点として言うと、このソフトは初心者やあまり時間のない方にはオススメですがコアなゲーマーの方はヌルいと思われるかもしれません
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GOOD!
2000年に発売されたPCの洋ゲーRPG、『DIABLO II』にほぼ忠実なクローンゲーム。ストーリー・世界観とブレイクシステム以外はほとんど同じ。秀逸なシステムが模倣されるのは良いことだし、単にコピーしただけで良いゲームになるとは限らない(じっさいPCではDIABLOのクローンゲーがたくさん出ているが評価されているのは1,2作くらいしかない)が、携帯機で良くここまでがんばったと思える程にはきちんと作り込まれている。本当はオリジナリティはゼロなのだが、携帯ゲー、家庭用ゲーでDIABLOスタイルを全面的に取り入れたゲームは他にない。
●装備品の付加効果が一つ一つ異なるので、より良い性能の装備を探す楽しみがある。
●アクション面はかなり良くできている。敵も味方もキャラのアニメーションはしっかりしているし、駒落ちもほとんど無い。
●中ボスが適度に登場する。多すぎれば鬱陶しいし、少なければザコ戦が単調になるが、ちょうどいいバランス。(ただしビジターという憑依能力を持った敵はキーポイントのはずだが存在感が薄い)
●スキルポイントを上手く振り分けることによって同じ職業でも異なるタイプのキャラにすることができる。(ただし職業によっては育成幅が少ないものもある。特に武器にこだわる場合には)
●スキル上昇の効果や武器に付く効果がしっかり数値で確認出来るので育成計画が立てやすい。効果がわからないままポイント振り分けや装備の選択をしなくても済むのは精神衛生的にも良い。
●フィールド一つ一つは広めだがロードやラグもほとんど無い。イベントシーンの開始時にも待たされないのは素晴らしい。
BAD/REQUEST
▲マップは「章全体の配置」と「現在いるフィールドの形状」しか見られない。最も重要な、フィールド同士のつながりが全くわからないうえに拠点といちいち往復させられるので、どこに行けば話が進むのかわからずに右往左往することがある。またフィールドマップは最初から全て表示されているため、探索した場所としていない場所(これから行かなければならない場所)の区別ができない。
▲ストーリーの演出が長すぎる。最初はオープニングがスキップ不可。劇中用語がやたら多い。アニメならストーリーについて行くのが視聴者の役目なので問題ないと思うが、ゲームプレイに水を差すような入り組んだストーリーは必要だろうか。
▲ スキルは数は多いのだがちょっと練り不足を感じるものもある。ほとんど効果の違いがわからないものや、完全上位のスキルが存在するため後半にはお呼びでなくなってしまうものがある。ポイントの振り直しが全くペナルティやコスト無しでできるのは気楽で良いが、その分ありがたみが少ない。ポイント振り直しは金が掛かるとか、店では買えないアイテムが必要とか、何かコストが掛かった方が良かったと思う。
▲序盤は味方が強いうえ力押しで何とかなるためスキルの重要さ、スキルの効果が実感しにくく単調になりがち。序盤は一人で戦わせても良かったのではないだろうか。
▲店ではろくな装備が売りに出されない。店では拾った装備を売る一方なので金があまり、序盤からオーブを合成しまくり。金の使い道とオーブの扱いにもう少しひねりがあっても良かった。
▲自キャラが得意でない装備はせっかく拾っても売るしかない。味方に装備させられるとか、他のセーブデータとやりとり出来たほうが良かった。
COMMENT
プレイしていたら久々にDIABLO IIを引っ張り出してプレイしたくなってしまった。
携帯ゲームとしてはよく頑張っていると思う。特にキャラの動きが作り込まれているのが気に入った。
戦闘スタイルは「かわしつつ殴る」よりも「殴り合い」に傾きがち。回復や回避上昇スキルなど、殴り合いに対抗的なスキルもあって重要なのだが種類が少ないため、ダメージ量を減らすためにも攻撃力を上げざるを得なくなる。その辺は好みが分かれそう。
バランス調整、マップデザインなどにやや疑問があるが、破綻しているわけではないし、アクションRPGの平均から見ても悪くはない。
将来性もあると思う。次回作が出たらたぶん買います。