【3DS】STELLA GLOW(ステラ グロウ) レビュー
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ソート(デフォルト:ALL)
■ 362人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 3pt | 1pt |
76pt
GOOD!
・音楽
メロディアスRPGと謳っているだけあってSRPGにも関わらず非常に多くの楽曲が存在。特に魔女の合奏曲や星の歌といった反撃感溢れる曲はクオリティが高いと思います。
ステージBGMもそれぞれのステージや展開に合った良曲揃いだと感じました。
・ストーリー、キャラクター
ストーリーや世界観は完全な王道ファンタジーでした。
もう散々言われていますが王道で読みやすい展開ですが期待は裏切らず、またその中でも印象に残るシーンも数多くあるため決して陳腐ではないとは思いました。個人的には4章と8章と最終面から真エンディングの最終調律は非常に良かった。
キャラクターについてはキャラ数は少ない方ですが主人公や魔女のような重要ポジションだけではなくそれ以外のユニットにも同じくらいしっかりとしたキャラ付けがされていて個別エンディングも主要キャラだと思われていた魔女以外の全男女ユニットに存在しています。ただこのゲームで一番格好いいのはおそらく敵でも味方ユニットでさえない一人のおっさんであったりします。
・進めやすさ・コンプリートのしやすさ
難易度は簡単すぎではないですが他の3DSのSRPGに比べたら緩い方です。またフリーマップも沢山存在しているためレベリングもそこまで難しくは無いです。
また2週目以降では1週目より経験値が稼ぎやすくなり、仲間との会話イベントも沢山こなせるようになるため2週目で全員好感度最大+真エンドも楽に行けます。
BAD/REQUEST
・キャラ(敏捷)格差
敏捷というキャラクターにターンが回る回りやすさの数値が非常に重要になっており、これが高いだけで強キャラになってまた低いとそれだけで使いづらいという烙印を押さざるを得ないと思います。他のステータスは店売りのアクセサリで補強できるのですがこれだけはレアなアクセサリが無いと少しもいじれなかったりするのでこの格差が大きい。
・サウンドテスト、CG観賞モード未実装
冒頭のようにBGMはべた褒めしましたが残念なことに自由に聞けるサウンドテストがありません。中断セーブを利用して魔女の合奏曲は楽に聞ける方法がありますがステージのBGM曲は特定のストーリーのステージでしか流れないというのが多いため聴くのが非常に面倒くさいです。
・BGM以外に特に秀でた部分が無い
全体的に高くまとまっている王道SRPGですが王道だけに良くも悪くも独自性はあまりないです。王道が駄目な人は正直お勧めできません。
・続編が期待できない
買って楽しんだ後に知ったのですが、まあいろいろあったみたいでこの流れを汲む作品が今後期待できないそうです。むしろ出ただけ奇跡らしい。
COMMENT
Feifの繋ぎとして適当にSRPGを購入したのですが危くFEの発売までに間に合わなかったくらいまでは熱中しました。キャラクターの掛け声や帰還時の一枚絵、またユニットですらない町の人々にも見せ場が沢山あったりと製作者のこのゲームに対する愛情がよく伝わってきたのもあり非常に楽しめました。
個人的には後のFE、少し前に発売されたマーセナリーズサーガ2などもありSRPGファンにとっては非常に充実した春夏になるんではないのでしょうかと思います。
あとありきたりな要望ですがサントラ、無理ならせめて藍桜のカラオケ配信だけはお願いします。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
76pt
GOOD!
【音楽】(5点を付けた理由について)
10曲以上あるボーカル曲がどれも完成度が高い。
加えて、戦闘中の大技として『合奏』なるコマンド。これはマップ全域を対象にした効果、加えて数ターン強力な継続効果が続くというものですが、この効果時間中、そのキャラのボーカル曲が流れます。クサイ演出と思う人もいるでしょうが、一発逆転、一転攻勢のチャンスにかかるボーカル曲の後押しは非常に熱い。自分のコマンド入力でそれを行えるのは、掛け値なしにこのゲームのウリと言っていいと思います。
ボーカル曲以外もストーリー上での使い方が良く、状況をよく引き立ててくれます。
楽曲の良さに加え、上記『合奏』システムとの相性の素晴らしさを含めて5点としました。
【グラフィックス】
キャラデザインも可愛らしく、カッコよく描かれています。特にゲーム中の立ち絵とも表情がしっかり描き分けられているのでストーリーを楽しむ一助となっています。
戦闘アニメは三頭身の3Dモデルのキャラクターが派手に細かく動きます。アニメOFFやスキップもできますが、短くまとまっているのでそう煩わしさは無いです。
ただ、二つ以上のスキル間でモーションの使い回しがあり、それは残念な点。
【ストーリー】
ストーリーはよくあるタイプ。ただし演出に手抜きが無く、上記の優れた楽曲とキャラグラ等と相まってのめり込みやすいです。良くあるタイプのシナリオと言うのが、逆に万人向けとなっておりプラスに働いているようです。
演出については特に、ストーリー終盤でキャラクターたちの戦闘ボイスが一新されます。キャラクターたちの心境の変化をよく表現した演出です。
BAD/REQUEST
【戦闘のテンポ】
結構大きな欠点として、誰もが挙げる所でしょう。
例えば範囲攻撃の場合、ダメージ、状態異常、撃破時のエフェクトをすべて一体毎に行うのでどうしても時間が掛ります。また敵が行動するときのボイスも、ボイスが終わってから行動を開始する(思考時間が重なっているだけかもしれませんが、どちらにせよ長い)のでどうしても一拍止まります。味方の場合はボイス開始とともにコマンド表示、操作可能なので、敵のもっさり感が余計目立ちます。
【キャラ格差】
好きなキャラを使ってクリアできる難易度とバランスに収まってはいますが、それでも無視できない格差があります。ステータスのうち敏捷の重要度が極めて高く、これが高いキャラはそれだけで強くなります。同時に敏捷が高いキャラは機動力も高く設定され、攻撃機会はより多くなります。逆に低いキャラクターはどうしても厳しい事になりがちです。
COMMENT
私個人としては上記の通り音楽関係が突出してよく感じられましたが、それ以外のストーリー、システム共に目新しいものは何もありません。
パッケージ、公式サイトのストーリー、体験版に触れた人が期待する楽しさが、そのままちゃんと製品となって提供されていると思います。良い意味で予想通りとでも言いましょうか。
期待したものが期待通り出てくるというのは、存外珍しいものですが、このゲームはそれを成し遂げていると言えます。
なお、プレイ時間100時間は全キャラクターのレベルを揃えた上、二周してエンディングを二種類とも見たことによるものです。私にはそれだけの時間を使う価値のあるゲームでした。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 1pt |
76pt
GOOD!
タクティクス系のシミュレーションRPGです
本作最大のGood要因は細部まで手抜きを一切感じない作り込みと完成度の高さです
最初の数時間でかなり気合が入った作品だとわかり、制作費もかなりかかっているだろうなあとか考えてしまいました
シミュレーションRPGでありながら戦闘がメインというわけではなく会話パートがかなり充実しています
流れとしては
30分弱の戦闘→30弱の会話パート→
というのの繰り返しで、特に選択肢による分岐はありませんが、会話パートがかなりの部分を占めます
オーブやアクセサリーなど、装備の選択肢が広く、各キャラを自由にカスタマイズできます
例えば、武器に毒や麻痺や火や水などの属性を付与したり、最大HPを高めるアクセサリーにするか経験値がいっぱい入るアクセサリーにするか、など準備の段階で戦略の幅は広いです
とはいえ、何にしたところであまり苦戦はしないのですが・・・
とはいえ、全ての戦闘で特別条件をクリアしようとしたり、あと敵の中には稀に素晴らしいアイテムを持っていて、それを盗むのが高難易度だったりするクエストもあるため、そういうのを突破していくと、簡単だった戦闘にも高い戦略性が生まれるかもしれません
いろいろ覚えることも多いですが、チュートリアル付きで少しずつ開放されていくので、普通に進めていけば自然と覚えられます
あと、タッチパネルが意外に良く出来ていて、なんだかよくわからないアイコンや名前はタッチすれば説明が出ます
本作最大の売りと思われる歌は非常にいいです
歌そのものも良いですが、初登場の歌はイベントと絡んでいるため盛り上がります
歌っているのは各キャラの声優さんです
特にリゼットの歌を初めて聞いた時は、ぶっとんだ能力に笑いながらも歌の良さに感動するという変な気持ちになりました
味方キャラの数も多く、個性豊かで、嫌味なキャラもおらず、戦闘面でも各キャラに個性的な得意分野があるためどのキャラを使っても楽しいです
またそれぞれのキャラにエンディングが用意されているようです
ただ、1周目では全部を見るのは不可能です
全ての要素を見ようと思えば2周目が必須です
トゥルーエンドみたいなものもありそうな雰囲気ですがそれも1周目では見れません
BAD/REQUEST
気になったのは、まず、戦闘が簡単すぎるかなあというところです
その分、投げ出さずに爽快に進められるとも言えますが
他のタクティクス系のゲームでいうと難易度イージーでやっているような感覚があります(ちなみにこのゲームは難易度設定が無いはずです)
最終盤まで来てようやく他のゲームでいうノーマルかなと
おそらく、他のプレーヤーも含め、ゲームオーバーになるシーンはほとんど無かったのではないかと思います
フリーバトルによるレベル上げも一切必要なく、むしろレベルが上がると取得できる経験値が減るため、メインシナリオでのバトルでレベルアップしなくなり不利になります(レベルアップで全回復するため)
会話パートが長いのはGoodでも上げましたが、これが逆にBadにもなります
特に外でプレイする場合、セーブがなかなかできません
3DSの蓋を閉じて中断しておけばいいだけなのですが、過去にカバンの中に入れておいてソフトが排出されていたことが何度もあるため、気になってしまいます
特に長い戦闘が終わってから会話が20分とか続いた時は早くセーブしたいという気持ちになります
あと、ここのレビューでもほぼ必ず言われている戦闘のテンポの悪さですが
最初のうちは気になりません
ただ、終盤になると気になってきました
最後のほうは、
味方キャラを1人動かす→待機している敵のターンが10秒くらい(しかも動かない)→ようやく別の味方キャラを動かす→待機している敵のターンが10秒くらい(しかも動かない)→
という感じになります
また全体に効果がある技(特に歌)は個々の対象キャラに順番にエフェクトが発生するため、少し時間がかかります
確かにテンポが悪いとは言えるのかなあといったところです
あと他には、強いて言うなら、歌はいっぱいあるのですが、リゼットの歌が強すぎて、途中からそれしか聴かなくなるというところでしょうか
COMMENT
総評としては3DSのゲームの中で屈指の作品だと思っています
内容を簡単に言えば、歌の力を使ってアルト(主人公)達を支援するという、しかも一般人だったアルトが試験を受けて部隊に入隊するというところから始まる、某アニメを想像してしまいそうなゲームです
立ち絵は特にクセのない一般受けの良い絵で、キャラゲーとしても楽しめるし、女性にも向いているゲームかなと思います
味方キャラは多いですが、それぞれのキャラに強制参加するイベントもあるため、まんべんなく育てたほうがいいかもしれません
某シミュレーションゲームの歌にあるように「強い男に 入れこみすぎて まわりの戦士は ヘナチョコばかり」となると、特に魔女(歌い手)は全員を育てておかないと、最後のほうがきついかもしれません
味方キャラの他にも、戦闘をしない街の人達も個性豊かで、声があてられており、イベントにも関係してきます
背景画も数多くあり、一枚絵も多くあり、アニメもあります
そのあたりの作り込みはすごいなあと思うゲームでした
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 5pt | 4pt | 5pt | 3pt | 2pt |
82pt
GOOD!
・ストーリー
体験版はあまり懐かしい展開で笑ってしまいましたが、先に進めるにつれてどんどん面白くなっていきました。なんというか王道の面白さを再確認させてくれます。王道一直線は逆にユニークかもしれないです。
・音楽
魔女が使う歌魔法のクオリティがどれも高くてゲームを盛り上げてくれます。またBGMも良曲ばかりです。何でサントラが出ないのか不思議なレベルです。
・キャラ
萌えゲーだとヒロインばかり目立って男キャラは影が薄かったりするけれど、今作はどのキャラも魅力があってキャラゲーとしてはかなりの出来です。
・難易度
割と簡単でシュミレーションゲーム初心者でも十分攻略できます。かといって何も考えずゴリ押しでクリアできるほど甘くない丁度いい難易度だと思います。
BAD/REQUEST
・戦闘テンポ
敵の思考時間が1秒ほどあるのでテンポが悪く感じます。(だんだん慣れてきますが…)戦闘自体は面白いのに残念。
・ギャラリーモードがない
CGやBGMはどれも素晴らしいのにギャラリーモードがないのは勿体無いです。
COMMENT
知名度が高くないのであまり話題にはなってないですが、丁寧に作られた良ゲーだと思います。もっと多くの人にプレイしてもらいたいです。
発売スケジュール
- 2017/07/20
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レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀
- 2017/07/29
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ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて
- 2017/08/03
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大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-
サイト情報
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
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NARUTO -ナルト- 忍列伝
- 2020/08/31更新 (2020/08/30投稿分まで掲載)
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チャリ走 DX
- 2020/08/24更新 (2020/08/23投稿分まで掲載)
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星のカービィ ロボボプラネット
- 2020/08/21更新 (2020/08/20投稿分まで掲載)
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PROJECT X ZONE
- 2020/08/09更新 (2020/08/08投稿分まで掲載)
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ハイキュー!! Cross team match!
偽りの輪舞曲
遊戯王 ナイトメアトラバドール
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初音ミク and Future Stars Project mirai
電波人間のRPG
ハココロ
トモダチコレクション
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3次元エアホッケー
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メタルマックス4 月光のディーヴァ
世界樹と不思議のダンジョン
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いきものづくり クリエイトーイ
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スローンとマクヘールの謎の物語
GOOD!
音楽:
本作のテーマとして歌を掲げてるだけあって、15曲近くがほぼフルコーラスで入ってます。どの曲も歌に定評のある声優陣を起用していることもあっていい曲ですが、作中での使われ方・演出が特に素晴らしい。BGMもそれに負けてなく、音楽面は全体的に自信を持ってオススメできるレベル。
グラフィックス:
戦闘時は二頭身の3Dモデルで、さすがに静止絵で見るとちと厳しい物があるが、動いてるところはなかなか可愛い。また、合間の一枚絵やムービーは、演出のよさも相まって中々のもの。
ゲームバランス:
単体で突っ込んで無双なんてのは全然無理、かと言って詰むほどのマップがあるかというと、ちゃんとレベリングをしておけばなんとかなるレベル。総じて、難しすぎず、簡単すぎず、ゲーム全体的に見れば中々の良バランス。
BAD/REQUEST
ゲームバランス:
ゲーム全体のバランスはいいが、キャラ間の格差はちょっと大きい。というか、そもそもメンバー数に対して出撃可能数が少なすぎる。
メインヒロイン級(システム的にもちょっと優遇)が5人と主人公(ほぼ強制出撃)が1人、味方は総勢で最大15人。それに対して出撃枠が6~8枠なので、サブキャラが出れる機会そのものが少ない。戦力差自体はレベル上げればなんとかなるレベルなので(少なくとも全く戦えなくはない)、枠さえあれば愛で使うこともできるんだが……。
快適さ:
全キャラに個別EDが用意されており、周回プレイも想定されていて、シーンやムービースキップもできる。が、そのスキップの使い勝手がいまいち良くない。一発で次の選択肢まで飛んでくれればいいのに、背景が変わる度イチイチ止まる。またムービーも飛ばせないのがちらほらあり、EDのスタッフロールも飛ばせないので、直前でセーブして個別EDコンプするのも若干手間。
戦闘のテンポも良くない。他の人が言ってる点に加えて気になったのが、行動せずに待機すると次にターンが回ってくるのが早いシステムなので、こちらにまだ反応してない敵にターンが回って待機→すぐその敵のターン→待機……と、余分にターンが回って時間を食うので若干うざい。
その他:
一枚絵やムービー、キャラごとの個別EDやイベント、歌やBGMなど、後から見返したいものがいっぱいあるのに、ギャラリーやサウンドテストがない。そしてセーブスロットが2つ+中断セーブしかないので、ろくに見たいシーンの保存もできない。ああもったいない……。
COMMENT
2周クリア+直前セーブから全キャラのEDを見た上での評価です。
イメージエポックの実質遺作となってしまった本作。色々と騒がせたこともあった会社だが、最後に良作を出してくれた。
全体的に、特筆するほどのオリジナリティはなくキャラデザと声優で釣ったよくあるSRPGだが、演出・歌・BGMの良さ、悪く言えば月並みだが良く言えば王道でやってて安心できるストーリー、キャラ造形についても嫌味で不快になるようなキャラもいないしちゃんとキャラも立っている、と全体的にそつがない出来となっている。
ストーリーにもシステムにも特に凝った仕掛けはないし、技術力をアピールするような内容でもないので、そういう最先端みたいなのを追い求める人には全く向かないと思うが、いわゆるJRPGの延長としては安心してオススメできる。